ある日を境に、「人間になれなかったもの」の怨念が見えてしまうようになってしまった男子高校生の、ちょっと恥ずかしい懊悩吐露譚。

人間になれなかった小猿は寂しい思いをしました。こんな気持ちは、誰もがあじわったことがないでしょうか、どんなときも、繋がりを持つことが大切なのではないかというのが、この話しのテーマです。

交通事故に遭った話。現在のことではありません。 歩行者は気をつけようがない時だってある。 車側の不注意でどつかれるこっちは、たまったもんじゃねぇですよ(´・ω・`)

「本当に良いの？　それで」 世界中の人々の命を奪っていく謎の病気『死神病』 その病気はかかると致死率100％という恐ろしき不治の病だった。 六文町に住む高校生、城内 光は死神病で唯一の肉親の祖母を失う。 たった一人になってしまった光はある夜、飛び降り自殺を図る。 そんな光を止めたのは――なんと死神の女の子だった。 これは人を殺せない死神と、人間になれなかった人の物語 (この小説はカクヨムにも投稿されています）

どうも俺は無職で三十路のしがないおっさんです。人と少し違うところがあるとすれば、子供のころから狂っていると、侮蔑の目で言われるぐらいかな。そんな普通のおっさんは本日トラックに轢かれて、今生と別れることを決定いたしました。しかし不思議とそんなにショックは受けなかった無職なだけに無ショックってね。あれ？　おかしくない？　まぁいいか。というわけで俺の人生は終了いたしました。でも不思議なもんで、死んで初めてわかる命の大事さ。少しだけ自分の人生に後悔していた。もっと胸をはって誇れる人間になれなかったのか？　とかもっと人に頼ってもらえるような人間になれなかったのか？　とか。少しづつだが後悔していた。そして次に目覚めた時には俺は赤ん坊になっていた。あー、これはいわゆる転生というものですか。しかも異世界。俺はやり直す機会を与えられたようだ。だったら少し頑張ってみよう、新しい人生を。

あるいは、人間になれなかった人形の話。 とある世界の片隅で、ワタシは生まれた。託された願いの為に、ワタシは・・・ 続くかもしれないお話第4弾。第5弾と対になった作品です。

西暦xxxx年。 世界人口の約6割が消滅した。 生き残った人類は、減りすぎた人口を補おうとし第x次ベビーブームを巻き起こした。 だが、一つ問題が起きた。 それは、産まれてきた子どもの1割ほどが“人間”ではなかったのだ。 これは、人間になれなかった1人の少年の話。