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作者:和泉龍一郎/作品情報/Nコード:N4530HG
完結済 (全16エピソード) |
無職で引きこもりの三嶋夏樹(みしま・なつき)は母親と喧嘩し、夏の日ざかりのなかをぶらついていた。そして初恋の相手だった小田桐花江(おだぎり・はなえ)と再会する。
自分がまだ何者でもないのに対し、彼女は結婚し、子どもを産み、母親になっていた。三嶋はつい見栄を張り、彼女に「小説家になった」と嘘をついてしまう。
そんな彼に熱い視線を向けるのは、花江の娘・花(はな)だった──。
三嶋は花江と花、二人と交流を持ち、やがて花が書いた小説を読むことになる。
しかし花が書いた小説は極点の才能を感じさせはしたが、それは小説と言うにはあまりにも残虐な、真っ黒な妄想を書き連ねただけのものだった。
彼もかつては小説を書いていた。だがいつしか書けなくなり、現実の前に屈してしまった。
彼はもう小説を書くことに、辛さしか感じていなかった。
そして三嶋は、花の世界を知る。
学校でのいじめ、家庭内の不和、頼れる人間の不在──。
少女には、この世界のどこにも居場所がなかった。
嘘を見抜かれて何もかもを失った三嶋は、自分の人生を賭け、いつか小説家になる少女にこの世界の生き方を教えてあげようと、彼女をさらいに行く。
少女がその差し出された手を握ったとき、二人の『小説を書くこと』を巡る旅が始まった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 男主人公 現代 小説家になろう 無職 引きこもり 初恋の人との再会 女子小学生 才能の使い方 ドリコム大賞2 生きるということ 小説を書くということ ネトコン13感想 最終更新日:2021/10/15 22:24 読了時間:約97分(48,345文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 154 pt ブックマーク: 38件 評価人数: 9 人 評価ポイント: 78 pt |
作者:石田 五十集(いしだ いさば)/作品情報/Nコード:N8764GJ
連載中 (全1エピソード) |
アダムとイヴが去った後のエデンの園に〈冬〉の気配が漂い始める。いつになく冷え込む夏に、時を同じくして人魚の王国では未曽有の危機が迫っていた。島の地下深くで眠る〈龍〉と同じ時代を生きた古き生き物が姿を現した理由とは――
前作『天体運航韻律再現譜』の数万年前。これは、いずれ〈冬〉へと連なる物語
※この作品は新進気鋭の小説サイトScraivにも掲載します
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 妖精 ユートピア 神話 人魚 旧約聖書 エデンの園 楽園 人間の不在 最終更新日:2020/07/25 08:47 読了時間:約11分(5,428文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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