西暦2☓☓☓年、地球最大規模のＶＲゲーム異世界『ゲームワールドオンライン』の創生によって、【超次元ゲーム時代】の幕が上がった。 この時代のゲームに挑む者は皆、人並み外れた異能力を持ち、ゲームで世界を動かす時代の象徴となった。人々は彼らをこう呼ばれた。 『ゲームに挑む魂を宿す者』=【ゲーム戦士】と。 それは剣・槍・刀・銃と、人の心に形があるように、個性を形に実体化させた【プレイヤーの魂・ＰＡＳ】を武器に、幾多のゲームに挑むプレイヤーの枠を超えた超戦士の事である！ 物語の軸となるメインゲーム、《ゲーム×カード×スキル》のトリニティシステムバトル【AMAZING】で、強敵達とガチンコ勝負！ これはゲームに熱い魂を秘めたゲーム戦士達が、伝説に名を残す英雄となる物語である！！ ――――いざとなったら魂を込めろ！ 力があふれる闘志を秘めたゲーム戦士の魂を！！ ☆DADAN WEB小説コンテスト 一次選考通過 ※舞台は前作『極限遊戯戦記 ゲーム・ウォーリアー』から一年後の物語。桐山剣、河合みのりらも引き続き登場！ 前作と一緒に読めば更に面白く読めます！！

【神】【異世界転移】【チート能力】【ハーレム】【etc……】 そんな夢のような展開は、一切存在しない。 クソゲーのような人生から目を背けながら生きている白崎宗司。 学内で唯一、まだ就職活動をしていない彼は、それでも諦めきれず、初詣で訪れた神社でこう願った。 『異世界で俺TUEEEしてる主人公みたい且つ、一国の王様になれますように』 そんなある日。神を名乗る謎の女性が突然現れ、その願いが――叶った……かに思えた。 『はい。まずは今回乗っ取る予定の国で、権力を振りかざしているクズ王族共をまとめて転移させます。それから、ソウジさんが国民の前で【処刑】すれば完璧です。あとは、こちらで何とかしますので』 将来、宗司の婚約者となる王女様が、にこやかにそう言い放った瞬間――宗司は悟る。 ここは【神ゲー】なんかじゃない。 外見だけはそれっぽいが、中身はただの【鬼畜世界】だったのだと。 “ははっ、神に願ってまでなりたかった【王様】になれるかもしれないっていうのに……このザマかよ。 震えが止まらない。恐怖で視界が歪んでいく――” 『大丈夫ですか、ソウジ様？ ソウジ様⁉』 『ソウジさん⁉ ソウジさん‼』 ……この声は……王女様、たちか？ 『しっかりしてください、ソウジ様！ ソウジ様‼』 “駄目だ、動揺しすぎて上手く聞き取れん。このまま、恐怖に呑まれて気絶する……” ―――これは、願いが叶ったせいで、死ぬほど後悔することになる男の、地獄と希望の物語。 ※この作品はカクヨムにも掲載しております。

よく晴れた、暑い夏の昼下がりだった。 仕事の調査依頼で、とある山村までやって来ていた俺は、汗だくになって慣れない山道を登っていた。 そして、その日。 それから間もなくのことである。 ――俺の友人が死んだのは。 探偵事務所を運営する古屋憧理は、親友カイが死んだ怪奇事件の被疑者となった。 カイを殺したのは誰なのか。 そして、新たに巻き込まれていく黒沼優美の怪奇事件と、不死の噂。 これは、銃刀法が緩和された日本を舞台に奮闘する、３人の兄妹達の物語。 様々な思惑が絡み合う、その先にあるものとは――。 ※後半は主人公を変えて、人物ごとの様々な視点から真実を明かしていきます。 ※事件の内容が胸糞なものが御座います。苦手な方はご注意下さい。