子供の頃、俺は結構視力はいい方だった。 けど、大学生になった辺りから、視力が悪くなってきて。でも、俺はメガネもコンタクトレンズもダメで。 だから俺はしばらく、ぼやけまくった世界を生きていた。 けどある日、彼女ができて。その彼女が「私が君の手や足になるよ。ずっと」って、ぼやけた俺の視界の向こうで、そう言って。 磨りガラス越しのような、ぼんやりとした日々。 だけど、君がいつも隣に居てくれるから、そんなぼやけた日々も悪くなくて。むしろ、君の温もりや声が笑顔がいつもすぐ傍にあるから、幸せで。 そんな幸せな日々がずっと続くって。 そう思ってた…けど。

「今宵、晴れた夜空に浮かぶはずの満月も、傍らに君の温もりを感じつつ共に眺めることができないのなら闇に塗りつぶされた朔と何等変わらず虚しさに襲われるだけだ。絵の中に描かれた玉兎が光を放たぬように、僕の心を明るく照らすことは決して叶わないだろう（今晩、家行ってもいい？）」

毎年この時期になると思い出す。君との別れを。 悲しみでどうにかなってしまいそうで、けれど時間だけばどんどん過ぎ去って… また１年経って思い出す。君の温もりを。 愛おしくて、温かくて、当たり前だと思っていて、幸せに過ぎていった時間… あなたも思い出して、その出逢いと別れを

君の温もりに慣れてしまった

詩です！　ネットとか仮想空間とかテクノロジーは素晴らしい。けど！　失われるものもある、かも！　しれないという詩です。ビーレピューに投稿済み

第112回フリーワンライで書いた作品です。 使用お題は、『バカだねと〇〇（〇〇の中に入るのは感情表現）』、『孤独の太陽』、『伸ばした手、掴めなかった指先』、『ゆるりとたゆたう君の温もり』。 ピクシブにも同じ作品を掲載しています。

俺の世界は君が全てで、君以外は何も要らない。それなのに 俺の隣で笑ってくれる人はもう居ない。 隣にいてほしい人は彼女だけなのに。 もう、二度と君の声、仕草を見るどころか、 君に触れて温もりを感じることさえ、 二度と会えることさえ出来ないんだ。 「20X0年　謎の病が流行る。」 その予言が俺らの運命を変えた。 「ねぇ、もし私が凍結病になったらどうする？ 　一緒に死んでくれる？」 「私のぶんまで生きて。 　そして私がいなくなった後の世界を、 　貴方が救った後の世界の話を 　私に聞かせてね？」 彼女の言葉に隠された想いを知らないまま。 遠くにいる君の声に気づかないふりをして。 「どうせなら俺も死ねばよかったのに。」 何度願ったことだろう。 「俺、愛してる人がいるんだ。ごめん。」 君が居なくなっても、忘れないでいたい。 君の声、君の表情、君の温もり。 君の全てをずっと愛していたい。 「一目惚れって言ったら、信じる？」 俺らはどこにいっても出会う運命で きっと何度でも君に一目惚れする。

とある田舎の女子高校生とノスタルジックな日常を楽しむ物語。 頭の片隅に置かれた、儚く美しい、切ない記憶の物語。 その景色を眺める時、隣にいた君の温もり。

自分が勤務する高校の女子生徒から告白された吉井。だが、もちろん教師として毅然（？）とした態度で断った。学生時代に教師に密かに憧れを抱いたりするのはままあること、そのうち興味は同世代へ移っていくだろうと。 だから、これでお互いにいつもの日常に戻るはずだった。 しかし、一週間後その女子生徒・西山あかりが男子生徒と下校しているのを見てしまった吉井は……。 特別な感情など持っていないはずなのに、なぜか心がざわついて……。 著者：ばんこ。

お金で買われた少女 ココロを閉ざしていたが少しづつ人の温もりを学んで行く それも、ココロ優しい青年のおかげ 運命だね

恋人と親友の浮気現場を見ちゃった女の子の帰り道の話

幼い頃に交わした約束。 今もまだ忘れられない。 ───小指に君の温もりが、まだ残っているから。

ずっと感じていたいのは山々ではあるが、それはできない相談だ。

「兄ちゃん、いるかい？」 あてもなくさまよった果てにたどり着いたのは、少女の姿と女の体を持つ『スィ』。貧困街の小さな部屋だけの世界で、少女は自由奔放に女を売っていた。 　『スィ』を買った俺は、短くも温かい時を彼女から貰ったのだ。 ※『スィ』は売春婦です。そういった描写が作中には出てきます。苦手な人はブラウザバックでお願いします。