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作者:秋暁秋季/作品情報/Nコード:N9006IJ
短編 |
街を歩くと、沢山の揚羽が私の周りを飛び回る。
今日も昨日も一昨日も。
その内の、青い羽根した綺麗な一頭が私に口吸いを施す。
嫌な予感がした。
だから水の張ったバスタブに体を沈めた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最期の最期で悲恋な恋愛です。
恋愛だと思ってます。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 服を着たまま入浴 水風呂 バスタブ 沢山の揚羽蝶 よくある話 青い羽根 口吸い 何かの暗示 吸われたんだ 死の知らせ 貴方の兄、私の恋人 最終更新日:2023/08/30 20:21 読了時間:約2分(872文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:はにょ/作品情報/Nコード:N2722FW
連載中 (全10エピソード) |
吸血鬼、幼児化(5歳位)発狂 欠損 嘔吐 失禁 虚無
上記の描写があるため苦手な方はご注意ください。
あらすじ:元バンドマン、元人間は事故で左腕を欠損後無職に。
アカはコンビニへ買い物の途中、おれと遭遇したらしい。
なんでも、子供に食らいつこうとしていた間に割って入ったらしい。少し吸われたら大人しくなったところを殴って気絶させたそうな。
血に飢えていた。
理性では死ぬ気だったのに、本能が勝手に血をの止めたのか。こりゃ飢え死するには拘束されなきゃ無理そうだ……。
考え事から現実へ戻り、子供を助けてくれた男を上から下へ初めてきちんとみる。するとどうしたことだろう、男の二の腕から下が無かったのだ。
「おまえ……片腕……。おれが食った?」
「いやいやちげぇよ。こりゃ元からだ」
「そ、そうか……よかった……」
カナタは、安心感からそっと息を吐いた。
「どんだけ安心してんだよ。吸血鬼って血を吸うだけじゃねえの?」
カナタの様子を見て少し笑いつつ、疑問を投げてきた。
「その認識で間違いねぇ」
「じゃあなんて自分が食ったなんて思ったんだ?」
「…………」
このままの足れ死ぬと思ったあの時、あの瞬間――。
カニバリズム(人肉嗜食)衝動が芽生えたからだ。『人間を食べたい』と確かにそう思った。
アカが割り込まなかったら、おれは子供を食っていたんじゃないか――。
「オレァもともとバンドマンだったんだ。んで片腕失った時にやめた」
アカは一向に喋らないカナタにしびれを切らしたのか、沈黙を破った。
「そ、そうなのか……」
片腕を失ったからやめざる負えなかったのか……。
「んでその時稼いだ貯金で食ってる。いま無職」
あっさり身の内を話すアカの口調は、過去をまるで引きずっていないように感じた。
「つーか普段は義手つけるぜ。カッケーやつ」
続いてアカが言った。
スムーズに装着する場面まで見せてくれたそれは、能動義手というものらしい。腕にピッタリとフィットした義手はオーダーメイドで作られたようで、確かにカナタが遭遇したよりも前からそうであったことをうかがわせた。
「そえばおれ、おまえに血、吸われたんだけど。たしか……吸血鬼って人間も同族にするだっけ? え、俺、人間じゃなくなった?」
「……いや、人間だ。吸血鬼は同族を作れる。自分の血を分けたらな」
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 残酷な描写あり ボーイズラブ ハードボイルド 近未来 VRMMO シリアス ダーク 吸血鬼 幼児化 精神退行 発狂 欠損 嘔吐 義手 義足 失禁 虚無 最終更新日:2019/11/15 23:14 読了時間:約36分(17,762文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 13 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
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