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作者:羽生 しゅん/作品情報/Nコード:N4765HP
連載中 (全181エピソード) |
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたわね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
ジャンル:コメディー〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり ギャグ ほのぼの 男主人公 魔法 日常 筋肉 暇があれば筋トレ 飯テロ 恋愛なし スローライフ ゆかいな仲間たち アニキ チートなし 周りが優秀 最終更新日:2025/07/08 01:00 読了時間:約1,392分(695,852文字) 週別ユニークユーザ: 101人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 494 pt ブックマーク: 144件 評価人数: 24 人 評価ポイント: 206 pt |
作者:うかびぃ/作品情報/Nコード:N8522FB
完結済 (全208エピソード) |
ヒロインである姉に倒される魔女な私が先代達の残した遺品でストーリーをぶち壊します。ご都合主義?チート?それは先代達のお陰です。フル活用して何が悪い。私は死にたくありません。
R15は保険です。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 異世界転生 チート ご都合主義 周りが優秀 引きこもり(たい) 123大賞4 キネノベ大賞10 アイリスIF4大賞 最終更新日:2023/06/27 12:00 読了時間:約518分(258,725文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 550 pt ブックマーク: 141件 評価人数: 35 人 評価ポイント: 268 pt |
作者:癒波綿樽/作品情報/Nコード:N7671HY
短編 |
the普通の俺と、主人公気質の幼馴染や科学にパラ全振りした姉との物語。
『カクヨム』様にも掲載しています。
『小説家になろう』様初掲載です。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 青春 ギャグ要素あり ほのぼの 男主人公 現代 BL要素なし? 姉最恐 幼馴染最強 最終更新日:2022/12/04 17:00 読了時間:約38分(18,570文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 370 pt ブックマーク: 19件 評価人数: 39 人 評価ポイント: 332 pt |
作者:乙夜 覧/作品情報/Nコード:N4154HE
連載中 (全9エピソード) |
ふと気が付いたら以前ハマっていた恋愛ゲーム~君の瞳を~に転生していた!?しかもよりにもよってヒロインに陰湿な嫌がらせばかりするような悪役令嬢に!
幼馴染で婚約している王子様に恋焦がれているけど、私よりもヒロインの方が断然可愛い!ということで涙を呑んで、私は身を引き、王子様とヒロインをくっつける作戦を始動することに。私は脇役として影からお二人の姿を眺めています。
悪役令嬢として、ヒロインに嫌がらせを……駄目だ、推しにそんなこと出来ない……!しょうがない、無能アピールをして王子様に見限って貰って、婚約破棄してもらうしかない!
いや待って!私って公爵家じゃん!お父様とお母様に迷惑をかけるわけにはいかない!どうしよう……!
そうだ、政治社会から身を引こう!政治に興味がない妃なんて要らないはずだもんね!大好きな我が家を守ることだけに力を入れて後は壁になります!
……の筈が、優秀過ぎるメイドやら執事やらがいつの間にか私を持ち上げようとする!?
止めて、私の脇役道を邪魔しないで!!
私は尊い推し二人を見守りたいだけなんです!!!
※作者は恋愛ゲームをしたことがありません。
尚、この話は投稿頻度がとても遅いです、ご了承ください。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 異世界転生 乙女ゲーム 悪役令嬢 推しが尊い 全員美形なのなんなん 女主人公 学園ゲーム ほのぼの 勘違い 中世ヨーロッパ? ハッピーエンド 青春ラブコメ 周りが優秀過ぎる 貴族 剣と魔法 令嬢 最終更新日:2022/04/30 20:14 読了時間:約38分(18,653文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 100 pt ブックマーク: 25件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 50 pt |
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