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作者:ヒサカズ ヤマザキ/作品情報/Nコード:N5944KR
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知りあいの方からここ2か月ほど掲載作を十分読みこんだので、普通に詩だけを読んでみてもまったく無理そうだけれど、私の作品のなかで詩を読んで、どれほどの詩情を味わうことができるかはやく試してみたいというお話をいただいたので、大木実の詩はやさしすぎるほどだし、考えていたよりはやくおとどけすることにしました。
ちょっと胸をはって言っておきたいのですが、詩などというものに縁のなかった方でもこの本(にはまだなっていませんけど)のなかの俳句でポエジーをほんの少しでも味わえるようになったなら、いまの段階でも(あるいは、その時点で)私の作品のなかで、ふつうの詩を読んで、とりあえずはそれなりの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるのではないかと思っています。
俳句ではポエジーがすべてですが、ふつうの詩(や短歌)では、純粋なポエジーほどではない詩情に、意味作用による人生的な感動や喜びがプラスされることになります。私の作品のなかで俳句のポエジーを味わって、詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された流れのなかで、一篇の詩を読むことの有効性は、まったく前例のないやり方ではないかと自負しております。
それにしても、そのうちいやでも両方味わえるようになるはずですけれど、俳句の純粋なポエジーと意味作用による人生的な感動や喜びや慰めが加味された詩(や短歌)の不純なポエジーと。人生の喜びとして、どちらのほうが上ということになるだろうか。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 俳句 ポエジー 夢想のメカニズム 詩へのプロローグ 大木実の詩 人生への郷愁 詩的な喜びと慰め 楽園 人生の黄金時代 幼少時代 ノスタルジー 詩的想像力 詩的感受性 詩的言語感覚 ノンジャンル 最終更新日:2025/06/28 16:47 読了時間:約16分(7,596文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:ヒサカズ ヤマザキ/作品情報/Nコード:N4378KI
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「俳句 楽園のリアリズム(パート3-その3)」をおとどけします。今回、俳句作品を前にして、ぼくたちの内部の「夢想のメカニズム」を発動させ、それを完遂させてぼくたちの心のなかにポエジーを生じさせる、詩的想像力という言葉がはじめて登場します。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 俳句 詩 詩情 ポエジー エッセイ 随筆 子供の頃 幼少時代 ノスタルジー 思い出 楽園 幸福 喜び 散文 ノンジャンル 最終更新日:2025/04/13 00:14 読了時間:約19分(9,217文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 24 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:ヒサカズ ヤマザキ/作品情報/Nコード:N1907KH
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旅の俳句作品が分断されてしまったので、「その1」のあとつづけて読んでいただけるように、旅先で作られたと思われる森澄雄の俳句のふくまれた「その2」をつづけておとどけすることにしました。映画のなかで味わった旅情だってかまわない、遠い日の旅の記憶がよみがえって、かって旅先で味わったことがあるような、そんな気のするなつかしい旅情がありありと呼びさまされますように。そうして、旅先で思わず夢想なんかして旅情にひたったときみたいに、森澄雄の句が呼びさましてくれた旅情が、俳句で旅情のように快いポエジーをいつでも味わえるようになる、そのきっかけになってくれますように。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 俳句 詩情 ポエジー 旅 旅情 旅先の風景 幼少時代 人生の黄金時代 宇宙的幸福 この世の夢の楽園 イマージュの楽園 はるか記憶の彼方 はるか時間の彼方 夢想のメカニズム ノンジャンル 最終更新日:2025/03/31 19:41 読了時間:約17分(8,228文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 48 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:ヒサカズ ヤマザキ/作品情報/Nコード:N1695KH
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「俳句 楽園のリアリズム(パート2ーその1)をおとどけします。
冒頭から旅というものに異様にこだわっているような印象をもたれるかもしれませんが、まあ、一人旅にかぎりますけど、旅というものの特性が、つまり、あわただしい日常から深層まで自分を解放して「旅の孤独」に身をまかせて知らない住宅街や商店街や田舎道をぶらぶらと歩きつづけるだけで私たちの幼少時代がしぜんとめざめて夢想するための条件を満たし、旅先の風景などが快い旅情を誘うことになるという事実に気がついたのが、この試みの私の出発点なのでした。そうして、面倒くさい詩なんかを読まなくたってだれもが比較的簡単に旅先で味わうことのできる詩よりも純度の高い詩情、それこそが旅情というものにほかならないということに気がついたことも。
「俳句パート」を独立させる前のさらに長い原稿には、ほかに「小さな旅パート」や「映画パート」や贈物のように素晴らしいこの人生そのものについて書かれた「時の流れパート」があって、ちょっと遠めの散歩を旅に変えてしまうコツとかそのなかで旅についていろいろ触れているので、旅について本稿では説明不足になっているかもしれません。
そんなわけで、ここで強調しておくと、詩情(ポエジー)も旅情も体験する「場」がちがうだけでおなじように夢想することによってもたらされる喜びの感情なので、おそらくまだ俳句のポエジーに出会えていないほとんどの読者の方にとっては、旅先で作られたと思われる俳句を読んで旅情のような詩情(ポエジー)を味わってしまうことが、この後に登場するたくさんの俳句で本格的なポエジーを味わうためのきっかけになってくれるのではないか、というのが「パート2」前半のテーマとなっています。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 俳句 詩情 ポエジー 旅 旅情 旅先の風景 人生の黄金時代 この世の夢の楽園 イマージュの楽園 幼少時代 宇宙的幸福 はるか記憶の彼方 はるか時間の彼方 夢想のメカニズム ノンジャンル 最終更新日:2025/03/31 17:16 読了時間:約23分(11,279文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 48 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
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