桜が咲き始め、景色を薄紅色に染めゆくとき、夜空には真珠星が煌めいて。夢見草が咲きゆく春の、淡い宙へと想いを馳せて。

フリージアが咲く丘に、春風は早花咲く月の訪れを告げるように。見つめる空と、夢見草の木洩れ日は、アクアマリンの色をして。

春、晴るる夜空の青い星。風光る大地には、真珠の花と夢見草が咲いて。そよめく春風に、聴こえてくるのは、アダージョの響き。

寿賀子さんは、とある街で家族と暮らしているのんびり屋のおばあちゃんです。 そんな彼女のもとに、一本の電話が。 電話の主は、「大事なクルマをぶつけてしまった」と言います。 さて、彼女はどんな行動をとるのでしょう？ ノベルアッププラス様のエイプリルフールイベントでアバター欲しさに書いたお話です。人を傷つけない嘘、かつ1000文字縛りの制約下で書きました。 これほど文字数を気にしながら書いたことなかったです。

第一章　暗殺編 　28歳のアラサー警察官(独身)の私は、捜査中に撃たれ死んでしまった。 　目が覚めると、なんと異世界の14歳の公爵令嬢に転生していた。さらに驚いたことに、この国の王子殿下の婚約者だった。 　私は元警察官のスキルを活かし、王子殿下を狙う悪者から王子殿下を守ることにしたのだが…。 　事件を解決しつつ、王子殿下と私(中身は28歳)の仲が深まっていく……のかな？ 第二章　夢見草編 　次の年の4月、私は学園に入学した。しかし入学したばかりの学園で、またまた事件が発生し、王子殿下と私は、仲間とともに事件を解決するべく動くのだが……。 敵の本当の狙いは？　はたまた真の黒幕は誰なのか？ 　シルフィの自称ライバルが現れたり、意外な人物が仲間になったり、物理的に距離を縮めてこようとする王子殿下に右往左往したり。 　事件を解決しながら、２人の距離は縮まっていく……予定です。 第三章　　留学生編 　夢見草事件も解決し、夏休みも終わろうとしていたある日、生徒会役員に呼び出しがかかった。 　呼び出したのは国王陛下で、夏休み明けからイシュランダ王国の第一王子とその婚約者が、我が学園の一学年に留学生として来るので、私達に世話役を頼みたいと言う。 　この第一王子、俺様気質のヤンチャ系？　それとは正反対の影の薄い婚約者。二人はあまり仲が良くないようだが……。 　留学生の二人とエディと私、四人の友情と恋模様はどうなっていくのか？ 　また事件が起きたり、いろいろな問題を解決しつつ、2人の仲はさらに深まっていく……はずです。 ※今回はわりと糖度高めです(当社比)

耳を澄まして、心を澄まして。巡りゆく季節が教えてくれる、一瞬一瞬の大切さに。

※本編「これは君のパラミシア」のサイドストーリーとなっています。 ――ある時、偽りだった平和は終わりを告げた。 厄災の贈物が狂わせた歯車は、哀しい運命を紡ぎ始める。 神話から魔の軍勢を呼び起こした運命は告げる。"諦めろ、これが変える事のできない世界の顛末だ" 神話が生んだ英雄を救世主へと至らせる為に宿命は告げる。"思い出せ、魂に刻まれた記憶の奥底を" それぞれの人生、それぞれの物語、されど世界という一つの物語において主人公は只一人。 愛を貫く為に少女達は刀を握り、男への誓いの為に少女達は運命を破壊する。 終焉の時を刻む歯車に破滅の音色を奏でる中、世界は誰を復讐者と定め、誰を後継者へと至らせるのか。 ――これはすでに終わったはずの物語。 故にこれは意志と想いがぶつかり合う、涙と悲嘆の逆襲劇。 欺瞞と狂信が歌う嘆きの詩が響き渡る時、狼火が灯り叛逆の旗は翻る。 『儚桜が散逝けど、見えぬ心は今此処に』 物語の最後を綴れる者はただ一人。 悪徳に偽装した美徳を被り、欺瞞に満ちた不義を振るう。 「今度こそ、キミを救ってみせる」　物語の終始――それは救世か、深淵か。 ※本編「これは君のパラミシア」のネタバレを含みますので、本作各話の投稿日までの本編をご一読されていない方はご注意ください※ 【旧題：ReGOD～新月の夢見草～】（MAGNET!様でも細々と連載中）

高校一年生の鈴は、十年前に神隠しにあった。 そこで出会ったのは・・・。 カクヨム、エブリスタにも投稿しています。

とある街の冒険者ギルド。そこに勤めるプリム・スクェアの仕事は四角四面、まさにお役所仕事。規則と原則を破る事なく、淡々と仕事をこなしていく。 商会の長・ヤーゴが、医療に欠かせない夢見草の専売契約をギルドに迫る。契約そのものは違法ではないが、一商会が医療関係に強い影響力を持つ事になってしまう。プリムはこの事態をどう捌くのか？

　結婚？んー、別に急いでないよ？お互いに落ち着いてからにしよ？……うん。私の気持ちはずっと、変わらないんだから。そんなに不安にならないで？大丈夫だよ。貴方が私を好きでいてくれる限りは。大好きだよ。今までも、これからも。

夢見がちな青年の、青春の終わり

人と悪魔と神が存在する世界。人は神より“魔法”という力を授かり、悪魔と戦う物語。 主人公桜歌は身体が弱く魔法も使えない「非魔法師」としてこの世に誕生した。 人生をあがき、もがきながら、自分が持つ最大限の力を振り絞って歩んでいく。

VRMMOに"2人"だけ閉じ込められてしまった吸血少女と天然聖女が送る。 VR世界の生活日記！ 笑いあり！涙あり？の物語！

　桜が満開な４月のある日。僕、雪乃と鳥越は、桜の木の下に埋まっている指輪を掘り起こしてしまった。 　指輪に刻まれているのは、「K・H」という謎のイニシャルで――。 　桜の別名は、夢見草。だから僕は、こんな夢を見れたのかもしれなかった。

孤児だった高校生『蓮』がある事件をきっかけに異世界で生きることとなる。今までの幸せだった人生を閉ざされたことに対する不満と、異世界での新たな生活に興奮を覚えながら生きていく。異世界に順応していく蓮とそれにかかわる人々、そして魔王。 一人の青年を中心とした物語です。

夢見草とは桜の異名です。誰からも愛されるモテ男が好きになった幼馴染みは、別の男に恋をしていた。叶わぬ恋に命をかける、バカな男の物語。

水に溺れ、火に焼かれる。 その苦しみを抱え、生きねばならぬ。 その哀しみ無くしては、生きられぬのか。 もう自由な空気を纏う事はできないと思っていた男たちの縄を解く人物。 深更に這うのは苦しみに惑う夢見草。

玻瑠にとって、桜の季節は出会いよりも別れの方が色濃かった。 桜が咲いていたあの日々。彼はいつから変わってしまったのだろうか…。何があったのだろう…。後悔と淋しさの中、回顧する。 今年も、幸福な今となっては切ない記憶を抱きながら、あの草花が咲いている。

とある小説で、仲違いしたまま終わってしまった二人に我慢できず、無理に仲直りさせてしまいました。 二次創作ではありません。

「天女が琴を爪弾いている。」 そんな噂に尾ひれ背びれがついて綺羅は王宮の宴に招かれることとなった。 兄の歪んだ愛情により閉ざされていた世界が徐々に開き始め、凍らせた記憶が溶けていく。 煌びやかな世界で想いの糸を絡ませながら初恋の続き―ゆめ―を見る。 ＊以前HPで、現在ブログにて連載中のお話です。 ＊再投稿により一部表現が変わってたりします。