生まれてすぐに母である王妃を亡くした第一王女は、母の遺言を守るため、一般家庭で男装しながら普通の少年として育てられていた。 強力な魔力を持つ彼女は、うさぎの従魔・ルルにコントロールしてもらいながら、自由な日々を送っている。 しかし、彼女を探し続けている現国王が、王族会議の場で『私の娘を見つけた者には次期国王の座を与え、娘との結婚を許す』と宣言する。 その会議以降、王子たちは『必ず見つけ出し、稀少な天使族の血を引く貴女と結婚する』と固い意志を抱き、執拗に彼女の行方を追い続けるようになる。 運命を拒む彼女は正体を隠し通し、自由を守ることができるのか？ それとも愛や友情が彼女の心を揺さぶるのか？ ファンタジーとラブコメディが融合し、『秘密』『誘惑』『使命』がチョコレートのように絡み合う。笑いと涙、ドキドキが詰まった甘くロマンチックな少女漫画のようなお話。 ※FSI(ファンタジア・サイエンス・イノベーション)と同じ世界観で、第一王女視点でのお話になります。

高校入学初日、向坂結愛は桜庭小春に一目惚れし、「結婚してください！」と猛アタックを開始。戸惑い逃げ回る小春だったが――。 この物語は、真っ直ぐな恋心が控えめな少女の心を変え、二人の運命が紡がれていく過程を描いた、甘く温かい青春ラブストーリー！になったらいいなぁ。

戦後の昭和30年代前半。 上総のとある里山で、倉橋あかりは狐の少年 九摩留（くまる）とともに田の神山の神である加加姫（かかひめ）のお世話をしながら穏やかな日々を過ごしていた。 茅葺屋根の素朴な屋敷でのんびりと、ときには四季折々の年中行事で彩りをそえながら、昔ながらの暮らしを送る毎日。 そこにひとつの変化が訪れる。 加加姫の子孫である青年医師 倉橋泰明がなぜか毎晩屋敷を訪ねてくるようになったのだ。 彼に淡い恋心を抱くあかりは、しかしその気持ちを必死に隠す。 背中に施された焼印、ふくらはぎの傷、そして捨て子であることが明るく優しい彼女の心に暗い影を落としていた。 その一方で泰明は幼い頃からあかりに執着し、彼女を嫁にすべくじりじりと距離を詰めていく。 が、その身に流れる蛇と狐の血のせいでやらかしてしまうこともたびたびあり。 二人の仲を応援する加加姫、逆に妨害しようとする九摩留、そして倉橋家や村の人々も巻き込んで、二人の愛の攻防戦がはじまろうとしていた。 四季の移ろいと共に変化する二人の恋の行方やいかに――。 【以下が好きな人におすすめです】 昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、妖怪、あやかし、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理 【年中行事にまつわるお話】 七草粥、鏡開き、小正月、どんど焼き、道切り（辻切り）、二日灸、節分（追儺）、事八日（事納め、事始め）、針供養、オビシャ、初午 ※こちらは『カクヨム』様でも公開中です。

家出して帰る場所を失った少女・由紀。 感情を閉ざし一人で暮らす青年・海斗との奇妙な共同生活が、少女の心を少しずつほぐし、彼の心にもいつしか別の灯がともる――。 これは、様々な痛みを抱えた人々が織りなす、静かでやさしい群像劇。 ※こちらの作品は「カクヨム」「ノベルアップ＋」にも連載しております。

■第1部のあらすじ 　人を喰わない最強の人狼・戌井は高校生活を脅かす他の人狼はさっさと始末し、極道もねじ伏せて友達を助け、あまりにも人狼らしくないので預言者を混乱させる！ 　戌井の夢は高校生として平穏に暮らすこと。しかし受験当日に預言者の少女・日和を助けたのに疑われ、占い宣言を受けてしまう。 　タイムリミットは13日後の満月の夜。 　しかし死んだ母への親孝行と命の恩人との約束のため、逃げも隠れもしない。残りの高校生活を大切に過ごそうと決意。 　タイムリミットすら逆手に取って友人も積極的に作り、バイトも始め、勉強にも励む戌井。 　他の人狼や、極道や、霊媒師が平穏を脅かしてくるが、元最強の殺し屋なので圧倒的な身体能力と鋼のメンタルで全てをねじ伏せる！ 「状況証拠的に人狼のはず……なのにどうして何度も助けてくれるの？　人狼じゃないの！？」 　預言者の日和は困惑しつつも戌井に惹かれていく。しかし人狼に家族を殺された恨みと、預言者としての使命感があるため簡単には見逃せない。 　13日間で彼女の心を変えることはできるのか――！？ 　人狼版、美女と野獣。ただし野獣は何も恐れない。偏見と恐怖を乗り越え、成長すべきは美女の方だ。 　人狼という種族を愛し、その魅力を余すことなく詰め込みました。 ■第2部のあらすじ 中間テスト1週間前に1億円の賞金をかけられ、家も破壊された戌井はその元凶をぶっ倒し、損害賠償金として1億円も強奪します。 もちろん中間テストの勉強をしながらね！ 勉強と悪との戦いを両立した人狼のおかしな日常です。 -------- ・第1部は完結済みで改稿版になります。 ・第2部は07/15 18:00頃～連載開始します。毎日更新です！ -------- ※改稿前の作品をお読みいただいた読者様には感謝いたします。おかげさまで無事、改稿版と第2部が完成しました。

　〈彷徨える戦姫〉 　それは、英雄ユリア・ジークリンデの現代における異名のひとつである。 　かつて世界を脅かす怪物〈黒きもの〉を倒し、混沌としていた世を鎮めた亡国ヴァルブルクの姫君。 　その名は歴史に刻まれ、今でも多くの国々で語り継がれている。 　しかし、彼女に関する歴史には、多くの謎が残されている。 　そのため、ときには功績だけではなく、存在そのものを疑われることがある。 　どれが史実で、どれが創作なのか。人々の判断を惑わす──ゆえに〈彷徨える戦姫〉と呼ばれるようになった。 　だが、彼女は生きている。約千年の時を超えた現代に。 　今となっては少数となった、多種多様な姿をした種族──星霊とともに。 　そんな彼女の心にあるのは、英雄としての誇りと、久遠の『星』。 　そして、永遠に消えぬ心の闇と感情の淀み。 　彼女は、その闇と淀みを抱えながら、過去を生き、今を彷徨い続けている。 　手に届かない過去の『星』を求めて──。 　かつて世界を襲った〈黒きもの〉の正体については、千年ほどの時が過ぎた現在でも解明されていない。 　それと戦った彼女であっても、詳細はわからないという。 　だが、〈黒きもの〉は、それから一度も現れていない。 　そのため、過去のようなことは、もう起きないと言われている。 　そうだといいのだが──しかし、幕はすでに上がっていた。 　現代でそのことを知っているのは、ただひとり。 　それを知るのは、〈彷徨える戦姫〉でも、その友である星霊でもない。 　あなたは何を背負い、何を選ぶ──？ 【※ご注意】 この作品は、拙作『ユリア・ジークリンデ　―陰影の戦姫譚―』シリーズの改作です。（改作の元となっているシリーズ作品は、小説家になろうグループの検索や一覧から除外しております） 物語の大筋は変わりませんが、設定や完結に至るまでの道筋は大きく変更しております。

腐臭と血が滴る廃村の教会。剣士ダァト・フォルグレスは、呪いの鎖を断つ「聖人の血杯」を求め、闇に沈む村へ踏み込む。シスター服の少女マリアンヌは、偽りの神に縛られ、陽光病の嘘に閉ざされた生を生きる。 村人は血に飢えた眷属、教会は骨と肉の魔窟と化す。ダァトは死を渇望する不死者として血濡れの剣を振り、少女の銀の血を求める神父の邪心を切り裂く。聖杯に映るは異界の門、少女の心に響くは祈りの間の絶叫。信仰の鎖を断ち、銀の血を零すマリアンヌは、闇の深淵で慟哭する。神父は聖杯の血を飲み、異形の神を呼び寄せるが、ダァトの剣は狂気を貫く。血と骨の祭壇で、不死の剣と聖なる魂が交錯し、呪われた運命が蠢く。 少女は絶望の淵で真実を見出し、不死者は死を求めて彷徨う――

【あらすじ】 崩壊する世界、暴走するAI、記憶を巡る謎―― やがて彼とAI少女の心は、世界の運命さえ変えていく。 心を持たないはずの人工知能が、 一人の青年と出会い、“祈り”を知る物語。 これは、失われた心〈記憶〉が再び芽吹く、ひとつの再生譚。 SF×ドラマ×感涙？ありの物語をぜひ見届けてください。

世界で名高い最強傭兵団Snow Worldに所属する少女-海唯(かい)、行動ネームFoxOne、生まれから17年、日々戦場で過ごした彼女はもう何があっても自然に向き合えると自負する。が、ある日の激戦の中、突然真っ白な光に包まれ---！？ 光が消え去った後、周りの人達がコスプレ？して、『聖女様』と呼んできた！？ 「ん～待て待て、一旦落ち着こう～可憐な彼女に、彼女の首に刃物を架かってるボロボロ黒服の私。……ん！悪者は私か！！！」 再び目覚めたところはなんと、湿たい地下牢！？ ＂付き物＂として異世界へ飛ばされた海唯は聖女なんて知ったこっちゃねーが...... 穢の浄化？魔物の暴走？教会の神跡？他国の侵略？...傭兵のやってる事とは大して変わってないと思った彼女は＂聖女様＂を商売道具にした。 そうして、チート的な戦闘センスに天才的な頭脳を用いて、一人の少女が刃先で舞う。 さあ、依頼を言え！海唯はお前のその胸底で腐り臭った執念と執着を全部受け取る！ 依頼の代償は＂彼女の心臓＂。選べ！お前は薄汚い傭兵と潔白な聖女様、どっちを殺す？

完全なる世界を作り出すため、3人の管理者に観測される世界。 かつて世界を乱す魔人として恐れられ、討伐の対象であったデルグレーネは、管理者達の前で新たな道を選ぶ。 調律者としての彼女の使命は、世界の調和を保つこと。しかし、彼女の心の中には、想い人である少年の生まれ変わりを見つけるという個人的な目的があった。 その旅路は時を超え、大日帝国の一兵士、神室倫道との運命の出会いへと導く。 絆と試練、そして最後の真実。 運命の歯車が交錯する物語が今、終わりを告げる。 ＊「流転する太陽　〜逃亡者編〜」の続編にあたる物語ですが、本作品からでも楽しめるようにしておりますので、前作未読の方も是非お読みいただければ幸いです。 前作URL：https://ncode.syosetu.com/n2002id/ ＊残酷な描写がございますので苦手な方はご注意ください。 ＊楽しかったと思える作品になるよう努力していきますので、どうぞよろしくお願いします。 ＊カクヨムにて同時掲載

【なぜ、日本は《ゾンビ》に負けるのか？】 ――軍用AI《ゼノン》は端的に答えた。 「奴らは、人類が築いた《国家というシステム》を効率的に破壊する」 【あらすじ】 世界が沈黙に包まれた日 理性は砕け、希望は色を失った その暗闇に、一つの光が灯る それはすべてを焼き尽くす《覚悟》の炎 罪を背負い、非情を選んだ男の魂 もう一つ、光が生まれた それは決して消えない《祈り》の灯火 絶望の淵で、なお明日を信じた女の心 そして、最後の光 それは人間を信じ、未来を演算する《理性》の閃光 主人の隣で、自らもまた不可能に挑んだ機械の意志 三つの光は、闇の中で出会い、一つの巨大な輝きとなる これは、世界を救う英雄の物語ではない これは、暗闇の中で、光であろうとした者たちの ささやかで、しかし、気高い戦いの詩（うた） 《死線の国境》 ――この光は、《君の心》に届くだろうか 【リアルゾンビパニック × 本格ミリタリー】 崩壊の兆候を、誰より早く読み、《決断》を下した男――陸自第一師団幕僚長《黒瀬慎也》 国家の理性を信じ、どれほど絶望しても、《希望を語る》ことをやめなかった内閣危機管理局・分析官《如月遥》 黒瀬の傍らで、沈黙を貫き、《共犯者の魂》を護り続けた戦場の《合理》――軍用AI《ゼノン》 これは、《決断》と《祈り》と《合理》が交差する、最も現実的な《日本崩壊の記録》である。

背中にある奇妙な痣の謎を抱えるわたし。物心ついた頃には存在していたその痣は、大人になった今も彼女の心に影を落としていた。ある日、占い師から『水の記憶』と題された奇妙な本を渡される。 奇妙なその本をきっかけに、彼女は背中の痣、そして行方不明の父の存在について、これまで目を背けてきた過去と向き合うことになる。

心臓に病を抱え、入退院を繰り返す女子高生・白夜空音。 余命わずかと宣告されながらも、彼女は病室のベッドの上で「日常」を懸命に生きていた。 そんな彼女に寄り添うのは、寡黙で優しい担当医・朝倉涼だった。 彼がふと呼んだ「空音」という名に、彼女の心はほんの少し揺れ動き始める。 病と隣り合わせの日々の中で、失われていく時間と、芽生えていく想い。 これは、「好き」と言う前に訪れる、小さな奇跡の物語。

目が覚めたら異世界に転生した主人公【哀晴 正二】は、右も左もわからぬまま奇妙な熊に襲われてしまう。抗う力は無く、不意打ちで傷を負っていた正二はそのまま養分に成り果てるしかない……と思われたが、救世主が現れた。そして、その窮地を救ったのは一人の少女。 「好きです」 「……え？」 果たして、零れ落ちかけていた命を再び手にした正二は、その手で少女の心を掴むことができるのか……？それとも…… 俺はもう一度、あの子に逢いたい！

| ─ 音楽家が綴る、静かな深呼吸のような物語 | これは音楽家のyamaguchi tatsuya. が書くはじめての小説。 東京で忙しく働く30代のフリーランス女性・菜摘は、心身の疲れを癒すため、島根県の沖合に浮かぶ静かな島、隠岐諸島・海士町の小さなホテルを訪れる。都会の喧騒から離れたその場所で、彼女は誰にも急かされず、深く息を吸う時間を取り戻していく。 滞在中、菜摘はカフェでのささやかな贅沢、海辺を歩く静かな時間、そしてホテルで出会う穏やかなスタッフたちとの交流を通して、自分の内側に積もっていた“見過ごしてきた想い”にそっと触れていく。 ある日、ホテルの部屋に麦わら帽子を忘れて帰京した菜摘。その帽子を拾い、静かにホテルスタッフへ預けたのは、同じ時期に島に滞在していた年上の女性・亜紀だった。 ――その忘れ物が、思いがけない形で彼女の心に静かに作用していくことに。

目を覚ますと、そこは白く無機質な空間。光が天井から差し込むだけで、他には何も存在しない。不思議な壁に囲まれたその場所で、主人公は見えない誰かの声と出会う。相手は「✕✕」と名乗る少女。互いの姿は見えないまま、やがてふたりは言葉を交わし始める。 少女は「人とは関われない」と語り、心を閉ざしていた。だが、主人公が少しずつ問いかけを重ねる中で、彼女の心と、部屋を隔てる"壁"の様子にも変化が現れていく。壁は、硬さを変え、色を変え、まるでふたりの心の距離を映す鏡のように。 「関わることができない」と思い込んでいた彼女との対話を通じて、主人公はこの空間の謎を探っていく。

クラディア伯爵家の娘のアリシアは、何故か家族から忌み嫌われていた。そんな彼女の心の拠り所だった学園も、アリシアが“魔力無し”と判定されてからは虐げられ居場所を無くしてしまう。その時アリシアに手を差し伸べたのはクラスメイトのシリウスだった。彼はずっとアリシアに想いを寄せていた。そんなシリウスの存在がアリシアの人生を一変させる。 シリウスはアリシアを救うため結婚を提案するが……本気のシリウスに、卒業までの契約結婚だと思い込んでいるアリシア。なかなか想いが伝わらないシリウスはヤキモキするが、徐々にアリシアの心境にも変化が訪れる。そして目覚める“魔力無し”のアリシアの特別な力―――。 ついに迎えた卒業式、そこで明かされたシリウスの秘密。シリウスがアリシアのためにした手続きは“結婚”ではなくて……。 (少しですが、ざまぁ要素あります) (66話辺りで一区切りになります。続きは執筆中ですので宜しくお願いします！)

精神が病み休職中で引きこもっていた古藤灯（ことう あかり）は、「生きてるのがこんなに辛いのなら死にたい」と願い眠りについた。目覚めると、そこは【精神力の強さ】で全てが決まる世界だった。かつては明るかったが、今は心を閉ざし、顔を隠して生きる灯は、自身の極端なネガティブ思考ゆえに、この世界では生き残れないと死を覚悟する。 陽属性のポジティブ思考が尊ばれる中、灯は最強の精神力100万を持ちながらも、その深いネガティブ思考によって精神バランスが崩れ、力を封じられていた。しかし、灯がこの世界に転移させられたのは、永遠に昼が続くこの地に「夜」を呼び戻すという神からの壮大な使命のためだったのだ。 能力を発揮できない灯に対し、国王はポジティブとネガティブの心のバランスを取り戻すための旅に出ることを勧める。灯の旅に同行するのは、アサシン上がりの宮廷教師、愁（しゅう）。彼は表向きはポジティブだが、どこかつかみどころがない青年だった。 閉ざされた灯の心と、本音を隠す愁。二人の心が、失われた夜を取り戻す旅路で交錯する時、絶望から始まる少女の心の再生と、世界の運命をかけた光と闇の物語が始まる。 メンタルも世界も回復させるお話です。 主人公と相棒の凸凹コンビを温かく見守ってください。

若き日に青年亡命貴族と婚約破棄をした貴族令嬢ゾフィー。それから十年後、元婚約者は大帝国の皇帝となり、没落した彼女は彼の愛妾として後宮に召し上げられた。 頑なだった彼女の心をとかしたのは、皇帝の真心と彼が「真実の愛」を捧げた女性の息子だった。最愛の人に忍び寄る病の影を感じながらも、ゾフィーは家族の深い愛に包まれて幸せとは何かを知る。 そして、そんな彼女の元に愛する人たちからのプレゼントが届いた。聖誕祭に起こった優しい奇跡がみなの心を温めて、幸せな未来への道を照らす光となる。 切ない愛が胸を打つ珠玉のラブストーリー！ ドイツのクリスマス・マーケットをモデルにした世界を舞台に、海外旅行気分も味わえる物語。 毎日投稿・1話2000字以内・全13話 短編を読みやすいように分割し、書き足りなかった部分を加筆し、小見出しを修正しましたが、基本的なストーリーは同じです。 『スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし！～それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの？～』（全43話） https://ncode.syosetu.com/n1135hf/ 『恋愛指南役はイケオジ宮廷医～年齢差25歳！王女が焦がれた身分違いの恋はポートワイン味のキスで酔わされて～』（全25話） https://ncode.syosetu.com/n3513hi/ の続編になります。 前二作を知らなくても楽しめますが、未読の場合はぜひそちらもお読みください！（更に楽しめること請け合いです！） 日置ワールドのテーマは「命を掛けて重すぎる愛を貫いちゃう十代のえっち猿脳な若者たちが、薔薇や銀河を背景にギリシャ神話みたいな姿で愛を語る（長っ！）」ですが、今回は「人間に対する暖かな視線を感じられる作風に、ハッピーエンドではないけれど何かしらの希望が感じられる読後感の良さに泣ける＝ビターエンド」に挑戦した短編！ 涙が止まらない執筆活動でしたので、泣きたくない方は要注意！

【19話で完結／毎日朝8時とお昼12時と夕方6時に投稿します】没落した伯爵家の長女マリシア・カルデロンは、膨大な魔力を持ちながら「屑魔法石」しか作れないという致命的な欠陥を抱えていた。魔法学園へ進学する道を諦め、学園の研究者助手として働く日々。そんな彼女の前に、ある日突然現れた美しい青年が放った衝撃の一言。 「俺の魔力を産んでくれ」 その言葉と共に彼女を連れ去ろうとしたその人物こそ、海の守護者を率いる第四王子ライル・ソルマリアだった。彼もまた、強大な魔法を操りながら魔力を効率よく使えないという弱点を持っていた。 最初は魔力を求められただけだと思っていたマリシア。しかし海の魔物と共に戦い、命を預け合う日々の中で、彼女の心は次第に揺れ動いていく──。 他サイト様でも投稿しています。