元は影皇帝の皇族姫から始まりましたが、そこから色々な時代の皇族姫を中心の話に広げてしまいました。 影皇帝の皇族姫 貧乏伯爵の唯一の後継者であるラスティは、貴族の中に発現した皇族と発覚し、皇族としての立場となって、様々な困難に巻き込まれていくシンデレラストーリー？　みたいな話です。 妖精男爵の皇族姫 影皇帝の皇族姫ラスティの子孫ラキスの話。ラキスはラスティの子孫だからか、皇族といえども、酷い扱いを受けていました。それを悪い妖精の仕業だと見破った王国側の貴族・妖精男爵の養子アランが、悪い妖精からラキスを救う話です。 魔法使いの皇族姫 大昔、帝国で愛のために生きた伝説の皇族姫アリエッタの話です。魔法使いの皇族姫、となっていますが、中心はどちらかというと、皇族姫の将来の夫である、貴族の中に発現した皇族ハルトの話となっています。本当は、魔法使いの皇族が正しいタイトルですね。 教皇長の皇族姫 元は孤児リオネットは、幼い頃、皇位簒奪により、失格紋を受け、皇族失格となった教皇長カイサルの側仕えに選ばれ、シスター見習いとなるも、皇族の政争に巻き込まれる話です。 時代は、魔法使いの皇族姫より後の話。この時代では、貴重な資料は焚書されてしまっています。 契約紋の皇族姫 遥か昔、帝国がまだ、小国群だった時代の話です。ここでは、契約紋の元となっている皇族姫リーシャを中心に話が進んでいきます。辺境にある妖精憑きの小国で誕生したリーシャは、帝国の統一戦争に巻き込まれ、戦争に駆り出されてしまうも、蛮族に発現した皇族であったことが筆頭魔法使いによって証明され、捕虜ではなく、帝国に保護され、帝国統一される様を見ることとなります。 賢者の皇族姫 伯爵令嬢サツキは、親族からも血族からも悪女と罵られるも、貴族の学校で表舞台に立ち、皇族、貴族、騎士を味方につけ、伯爵家だけでなく、領地民、サツキを見捨てた亡くなった母の友達知り合いに復讐する話です。 王国の皇族姫 皇族姫最終譚となります。皇帝の子である双子の姉妹の一人は誘拐されるも、妖精によって救われ、だけど、帝国は危険だからと王国の孤児院で身分を隠したまま保護されました。聖女の代行者に選ばれ、エリカ様として生きていくも、滅びの危機にある帝国を救うため、その身をささげて救いました。その帝国を救う過程から、救った後の話を書きました。

高校2年生、普通の女子高生だった私は、ある日、振り返ったら、見知らぬ暗い森にいた。 そこで、見たこともない化け物に襲われそうになるが、偶然に出会った魔族のアヴィに助けられる。大人な見かけなのに子供のようなアヴィ。そのアヴィに頼み込み、原因となった次元の渦まで案内してもらいながら、20日間の旅を経てどうにか元の世界へ帰ってくることが出来た。 それで終わりかと思っわれたが、数ヶ月後、再びその異世界へと戻ることになる。今度は人間達の帝国に召喚されるという形で。

結婚式の日に殺された、新婦のアイヴィー。　 殺されたことを思い出すのは、いつも十四歳の婚約式の日。将来の夫となるレイナールを見た時…　 死に戻りを繰り返す花嫁の物語。　 　 淡々と殺されまくります。　 前半、1話が短いです。　 後半、1話が長いです。　 本編ラストの1話　一番長いです。 　 そしてミステリーファンの人には許されない展開で終わり…？　 だったのですが、　 蛇足大好きついでに、巻き戻りが起きなかった最初の世界のその後の話。3話追加。　　 ハッピーエンドじゃなかった後日談になりますので、　 ハッピーエンド好きは本編まで、をお勧めします。　 話は本編だけで片付いています。　 本編だけでご評価いただけました皆様。　 ただの勢いの蛇足です。　 どうか、お許しください。　 　 全9話＋ 異次元の3話

幼少の時から婚約し、将来の夫となるはずだった相手から裏切られて婚約破棄された子爵令嬢、エルミー。 悲しみに暮れていた彼女に、そっと語りかける者の姿。それは、エルミーの騎士であるダンだった。 「エルミー様、お慕いいたしております」 ※秋月忍様主催、『男女主従祭』参加作品です。

　これは、数多ある家族の中の一つのお話……。 　夫婦にはよくある、いぬも食わない喧嘩が起きていました。 「あなた！　また娘に変な昔話を聞かせて！　余計な事を吹き込むなって、どうしたら分かるのよ！？」 「うーん、おかしいなぁ？　今回の昔話は市一番だったと思うんだけどなぁ？」 　夫は個人的に面白いと思う話を娘に聞かせますが、妻は情操教育に悪いと懸命に否定します。 「市一番って何よ！？　ややこしいわね！　大体何でいつもおかしな事を口走るの！？　そのせいで娘が変な言葉を覚えたらどうするの！？」 「変な事ってなんだよ。別に変な言葉何か教えて無いだろ？」 　面倒くさい性格の夫に、気苦労の絶えない妻……。 　これから語られるのは、そんなふたりが３人家族になる前……DVDや、携帯電話が一般普及していない頃のお話です……。 この小説は、短編集【３人家族のある日常】の学生時代の話となります。 基本１話完結で、更新は不定期です。

「ティティー！　エルティティスー！！　来たぞー！！」 「わぁっ！？」 　ここは日本（？）。魔力というものが生活の一部になり、法整備もされている国。一定以上の魔力を持つ少年少女は、その制御を学ぶための高等学校へ進学し寮生活をすることとなる。 　エルティティスは『技師』と呼ばれる、魔力保持者の犯罪の捜査・検挙を行う組織の高官を代々勤める一家の娘。 　家庭の事情で大好きな幼なじみと距離を取らなければならなくなったエルティティスは、将来の夫を見つけて家を継いでもらうべく、花嫁修業のためお嬢様の通う学園へ入学したのだが、そこである事件に巻き込まれて――

高校二年、友達一人の風紀委員、江川美子。彼女は活動実績が信用できない部活、「放送部」の監視を担当されることに。 キャラの強い部員たちに疲れながら帰宅すると、将来の夫と名乗る人からメールが届いていた。 放送部を立ち上げながらも、未来の旦那を探す美子のお話。