「次の神子を探し求めよ。さらば、力は主のもとへ」 遥か彼方、その世界はアークメイアとエルドリアという二つの国に分かれていた。 太陽の国・アークメイアは神子が統べる国。 神子の力によって国の安寧が保たれていた。 アークメイアで生まれ育ったエリスは、十五歳の女の子。 男勝りな性格で、アークメイアの伝統競技「風弓」に夢中だ。 今年、エリスは国中から優れた弓使いが集まる「風弓の大会」本選への出場資格を手に入れた。 そこで、エリスは不思議な青年・レオと出会う。 他の人とは違う雰囲気に戸惑いながらも、エリスはレオに好奇心を抱いた。 一方、レオはエリス自身も知らない彼女の重大な秘密を掴んでいたのだ。 今、金色の少女と青年の数奇な運命が始まる。

別離から二年。男の子のふりをした少女と少年の旅から、少女と青年の旅として、お互いがお互いを解き放つ新たな旅が、いま始る。 ※本作は『解放者たち』の続編になりますので、ぜひそちらからお読みいただけると幸いです。

「あなたが私を呼んだのですね…」 海に沈んだ一万年前の古代遺跡。そこから発見されたカプセルの中で眠っていた、機械の体を持つ銀髪の少女・カーラ。 彼女は遺跡調査団の考古学者ノーマンのことをなぜか知っていた。 これは、一万年の時を超えて滅びた楽園の記憶を巡る、一人の少女と青年の物語。

遥か昔より続く「神を生む」家系・晴鶴家。 その権威の象徴である風浪宮が焼け落ちた日、町を覆う青い半球――"ブルー"が現れた。 五年後、かつて神であった少女・月寧（つきね）は、失われた人との再会を願い、禁忌の地・風浪宮を訪れる。 そこで出会ったのは、深い闇を宿す青年・涙（るい）。彼は語る――「この町は、神に喰われる」と。 「願いを叶える神」ではなく、「絶望を糧とする神」。 神に縛られた町で、少女と青年は運命を翻弄し、"終わり"を迎えるために動き出す。 これは、人と神の狭間に生きる者たちが織りなす、哀切と祈りの物語。 あなたの願いは、本当に叶うべきものですか？

バスの乗員乗客全員事故死からの丸ごと異世界転移。 前向きに異世界へ旅立っていく少年少女達とは別に、人生の終わりに安堵する者が四人。 異世界？　いいや、きっとここは天国。終わりの前のひとときの夢。 老人達と少女と青年は、自由に、好き勝手に、遊ぶことにした。 ――そうだ、理想のお屋敷を作ろう。 異世界に特に夢も希望もない爺さん婆さん（と若者二人）が、もらったスキルで楽しく遊ぶ話。短編のつもりが長くなってしまったので分割。

中学三年生の露草は部活の帰り道、桜並木を歩いているところで不思議な声を聞いた。声の主は桜の木だと言う。 桜の主は露草が選ばれたと告げ、彼を『雲世界』なるところに飛ばしてしまう。 『雲世界』なる場所は現在とある問題を抱えているようだったが、露草は自分に何ができるのか全く見当もつかないまま、自分を見つけてくれた少女と青年にお世話になることになる…。 （※こちらの作品は「カクヨム」でも掲載しております）

人間と魔人が相争う動乱の時代。魔人の国のある街に6人の傑物が集う。 世界を揺るがす大事件が、彼らによって引き起こされた。 嵐の中心にいる者の名はアイリーン・ベルンシュタイン。彼女と共にある眷族の名はアカツキ。 少女と青年。魔人の王女と人間の剣士。二人の運命が交わる時、物語は綴られる。 太陽、宿痾、密告、天雷、逆臣騙るは蛆の神。天上人よ御覧じろ。鏡の前で目を見張れ。 宿痾を剣が破るとき『太陽魔王』が眼を開く。

　心に傷を負った少女と青年の旅。

【ただいま、改稿中】現在改稿を進めています。改稿が終わったものは題名の後に表示されます。 機械文明が進み滅びかけた世界で。少女と青年が世界を巡り旅をする。バイクで走るのは荒れた大地。行く先で出会う人々に、少女は何を思うのか。 カクヨムでも公開しています。 不定期更新です。よろしくお願いいたします。 転載、盗作はお断りします。

　数年に一度発表される「長期的中高等生活設計指導要項」に世間が騒ぐ中、指導要項の対象者になり卒業した玲麗（れいら）と仁（じん）たちは社会人となり久しぶりに同窓会をする。そしてそのタイミングで元担任だった教官から呼び出され少女と青年を紹介される。 　転移するのはこの物語の主人公たちではありません。 ※ただいま見事に迷走中です。あらすじも変更の予感。

「曲→小説」を証明する必要十分条件を求める旅路。「AIのべりすと」の力をお借りして歌詞の終わりから歌詞続きを書いてもらったら…2人の少女と青年が主役の恋愛ものが爆誕した‼︎派手で奇抜な青年と、ツンと棘のある文学少女とのテーゼ・アンチテーゼな関係が織りなす、奇妙でちょっぴり暖かいストーリーをどうぞご堪能ください。

科学×魔法の物語 ある恒星系で戦闘を行っていた連邦軍第8主力艦隊所属第12突撃艦隊は、着々と敵である「タナトス帝国」を撃破していた。しかし、突如として現れた正体不明の船により、艦隊もろとも世界から消え去ってしまった。 そんな彼らが気づくとそこは、THE・ファンタジーの世界が広がる惑星であった。 昔のおとぎ話のような世界に混乱する軍人たちだが、初めて見る世界に興奮もしていた。 そして彼らは、4人のメンバーを厳選し、惑星の調査に出発した。 そしてある一人の少女は、筆頭宮廷魔術師の母を超えようと奮起していた。 そして一人の青年は、新たな刺激を求めていた。 これは、異世界に迷い込んだ軍人たちと、魔法少女と青年が世界を大きく動かす物語である。 小説内に挿絵がございます。 お知らせ(2024/8/14) 現在筆者多忙のため、投稿が長らく休止しております。 お楽しみにしていただいている方々、大変申し訳ございません。 現在、再開に向け空いた時間を使い執筆しております。 早い段階での再開を目指しておりますので、もうしばらくお待ちください。

乙苗は、変わった容姿をしていることを罪とされ、島流しの刑を言い渡される。そんな乙苗に、十郎太は一緒に島に行くと告げる。

少女と青年は出会う、星のない夜空の下で

発症すると、人を食べだしてしまうという大きなリスクがある代わりに、特殊な能力を得ることができる未知のウイルス「襲人病ウイルス」に感染してしまった青年、只見 春乃は、研究所に通院しながらアルバイトをして日々を生き抜くギリギリな生活を送っていた。 そんなある日の夜、その襲人病ウイルスを発症してしまった人間「襲人」が彼の目の前に現れ、襲われてしまう。 しかし、そんな彼は突如現れた赤髪の少女、式日原 麻火恵に助けられる。 超人的な身体能力を持つ彼女に驚いた春乃だったが、そんな彼に麻火恵は言う。 「アナタ、私の襲人退治に協力してくれない？」 それは、夜の町で徘徊する襲人を倒し、町を救う英雄になる誘いだった。 そんな彼女の誘いに、春乃の出した答えは…… これは、呪い（ウイルス）に翻弄された少女と青年による愛と勇気と希望の物語である。 《こんな人におすすめ》 シリアスな展開が好き。重い設定が好き。ボロボロになる主人公が好き。厨二病能力が好き。 《注意点》 展開が遅め。文章が下手くそ。ギャグ少なめ。

特殊能力学園に集められたとある三人のお話。高校時代の部誌から。

第一王子に対し、婚約者たる公爵令嬢の『悪行』を訴える少女と青年たち。ただ、彼女は知らなかった。 ※カクヨムにも掲載しています。

2022.5.4.完結しました。ハッピーエンドです。 自分が死に向かうことを当たり前とする少女、佐藤梨々(15)は、異世界のオークション会場に召喚され、黒髪の青年の姿をした精霊武器、シェルに競り落とされる。 シェルの主となることを求められた梨々は、死ぬべき自分を右腕を切り落とすことで助けたシェルに葛藤を覚えつつ、彼の主として役目を果たすことを決めた。 ……これは、早く死なねばと思いこむよう育てられてきた少女が、親の"期待"に応えようとする刷込みの中でもがきながら、初めて得た"自分だけの望み"を伝えるまでの物語。

幼馴染の少女に連れられて花火大会に来た大学生の達也は、まるで万華鏡のような不思議な現象を見せられる。それは隠されたこの世界の真実へつながるカギだった。 この『世界の真実』を応用して水を純金へと変えられるようになった達也は、大金を稼ぎ、タワマンの最上階を買い、南太平洋のサンゴ礁にコテージを建て、豪遊をする。 しかし、そんな浮かれた達也の裏で幼馴染は事件に巻き込まれていた。 世界の真実を巡って少女と青年の心の交流を描く物語、お楽しみください。

教会の孤児院で暮らす七歳のエトは、おおみそかの夜、たったひとりで町を歩いていました。 年が明けるまえに、星を手に入れなければならないのです。 そんなとき、天の星を司る神さまと同じ『ヴォワラクテ』と名乗る青年と出会いました。 「僕の名前がどこにあるか、知らないかい？」 「ごめんなさい、わからないわ」 「ならば、いまから降ってくるのかもしれないなあ」 「降ってくる？」 今日は十年にいちど、たくさんの星が流れる日。 エトは、半人前のヴォワラクテと一緒に、星を捕まえることにしました。