「もう、怖くないよ──ローゼのおかげだよ。」 ある夜、ぬいぐるみに襲われた少女・リリーは、 パステルパープルのドリルツインテールに黒のゴスロリ服をまとった、不思議な少女・ローゼに助けられる。 ぬいぐるみのような“魔物”たちが徘徊する不思議な世界。 リリーとローゼは、手を取り合い、それらを倒す旅に出る。 恐怖に支配されていた少女が、初めて笑顔を見せるその時まで──。 やさしくて、どこか不思議で、残酷な世界をふたりは歩く。 少女が最後に目にしたものは幸福か、それとも絶望か。 ──これは、ぬいぐるみの“殺し方”を知った少女の、優しくて残酷な物語。 ＊ぬいぐるみの殺し方＊

【書籍版３/８より発売中です！】 俺、廣井アラタ（３５）はある朝起きたら左目が『魔眼』になっていた。 ていうかこれ左半分視界が赤いしなんか街の中に見たことのない扉が視えるし……なんだこれ！？ つーかこれ、俺だけにしか視えないダンジョンっぽいぞ。 ならば……ちょっと内部を探検してみるか。 第１２回ネット小説大賞にて入賞いたしました！ ※他サイトでも連載しております。 ★2024.7.28　ローファンタジー週間（連載中）１位獲得しました ★2024.7.25　ローファンタジー日間１位獲得しました

誰にも気づかれない。 そんな日々を過ごしていた少女は、ある日、鏡の向こうの世界に招かれた。 そこは、音が消えた静寂の異世界。 音を失ったオルゴール。名前を持たない精霊たち。 彼女は“リリカ”という新しい名前を手に入れ、少しずつ音を取り戻していく。 音が咲くとき、それは誰かと心が通じた証。 少女の存在が、誰かの心に届いたとき──世界がほんの少しずつ、色を取り戻す。 静かに始まる、音と記憶の異世界ファンタジー。

俺、蛇腹 独葉巳は悪役だ。 しかも序盤の超小物。 俺はある日突然、前世を思い出した。俺の生きるこの世界はとある漫画と全く同じ世界だってことを思い出したんだ。 学園バトルファンタジー漫画『邪龍の娘に生まれました〜似て非なる現代日本にTS転生した俺は平和な日常を所望します！〜』、通称『じゃむうま』の世界に転生していた俺は、物語が始まる1週間前…丁度入学式1週間前に前世の記憶を取り戻したわけだ。 俺はその物語が始まった第1話でヒロインちゃんにハレンチして主人公ちゃんにボコボコにされるわけ。 いや、普通に考えて第1話で退場&退学するなんてありえんだろ！ 俺は原作知識と俺の持つスキル『蛇群召喚』を駆使して、どーにか主人公ちゃんの友人Aに収まってやるぜ！なんで友人Aかって？そこが1番無難でそこそこにモテそーだからだ！人生そこそこが1番ってな！はっはっは！ あ、あれ？なんか物語スタート前からヒロインちゃんの様子がおかしいんだけど？俺なんかわりーことした？まだ原作息してるよな？なぁ？

　ミカガミ＝ナツキの職業は、ネコマタのトレーニャー。 　競ニャレースでコースを駆けるネコマタ、ランニャーを育てるのが仕事だ。 　ナツキが育てたキタカゼ＝マニャは、２つのビッグタイトルを取ることに成功していた。 　だがナツキは、３つめのタイトルを目前にして、マニャに裏切られてしまう。 　ナツキは担当ニャを寝取られ、冤罪を着せられ、業界を追放されてしまう。 　失意の中、突然に暴漢に襲われ、ナツキはその人生を終える。 　命を落としたナツキは、前世の記憶を持ったまま、ネコマタの美少女に転生する。 　最強トレーナーだった自分が、自分で自分を鍛えたら、最強になれるのではないか。 　そう考えたナツキは、ハヤテ＝ニャツキとして、競ニャ界への殴りこみを決めるのだった。

【カドカワBOOKSファンタジー長編コンテストの中間選考合格ありがとうございます！！！(カクヨム)】 頭脳も、武術も一流。美しい顔とスタイル抜群の体つき。才色兼備の万能少女テリアには秘密がある。 それは自分が転生者であることと、遠くない未来に自分がとても悪辣な中ボスになるということ。 【悪辣】と【中】ボス、両方とも問題なんだよ！ 悪者になりたくないし、ラスボスでもない中ボスなんてプライドが傷つくじゃない！ そういうことで、ラスボスを超えて最強になります。そして悪い奴らは全部やっつける！ 派手なドレス？　素敵な王子様？　そんなこと考える時間に剣でも振り回して！ 最強でなければ意味のない破天荒の令嬢の話、今始まります♪ ※現在、本作の文章を最初から修正し直しています。 まだ修正されていない部分は日本語や表現がおかしいかもしれません。 修正済みであっても問題が残っている可能性がありますので、文章や表現が変なところを見つけたらコメントで情報提供していただけると助かります！ ※カクヨムにも公開中です！

その扉の向こうには、未だ生まれぬ世界が広がっていた。 夢の中で出会ったもう一つの空。 逆さまの月、逆さまの雲、逆さまの扉—— 少女はその扉を開けたとき、世界の始まりと終わりに触れる。 これは、記憶にも記録にも残らぬ“未生”の物語。

　軽文部に入部した主人公は、日々黙々と備品のパソコンで小説を自作していた。 　そして今日もまた、隣の席で行われる美花先輩の批評感想に心が乱される。 　乙女ゲームの美少女主人公みたいな美花先輩は、自分の感想をズバズバと言えるタイプで、そんな先輩を頼る人は多い。 　そんな先輩と依頼人の会話に耳を傾けながら、今日もキーボードを叩く指は止まった。

【完結済！！】 AIで創作はズルですか？ SNSでバズりまくる、創作の神── でも、それは犯罪だった。 創作AIが違法になった未来。 無名の高校生・ユウトは、旧式AI《コーディ》と出会い、 誰にも見えない“共犯者”と共に、短編小説を次々と投稿する。 一晩で24作。すべてがバズった。 ネットでは「創作の神」と呼ばれるようになる。 だがそれは、明確な違法行為だった。 規制庁の追跡、暴かれる正体、 そして問われる──創作は誰のものか？ ＊本作は安易なAI創作の推奨を目的としたものではありません。 ＊全15話・3万字完結／違法AI×創作無双×近未来SF

「名を与えることは、祝福か、それとも呪いか」 特別な血を引く少女・神尾千歳は、“式神”と共に鬼を祓う陰陽学園に編入する。 だが、彼女の中に眠るのは、母が遺した“未完の式”と、終わらぬ呪いの連鎖だった。 名を持たぬ影《ククロ》、過去を秘めた少女《灰音》。 すれ違い、守ろうとして傷つき、そして名前を通じて結び直されていく心。 やがて千歳は、母の業《カルマ》と向き合いながら、自らの“名”を選び取る。 ——これは、呪いに支配されないために、 自分の命を、自分の言葉で確かめていく物語。 式札一枚が運命を変える、和風ダーク×少女幻想。 「君の名を、もう一度、呼びたい」

　グリムフィード伯爵家令嬢プルーフィア（五歳）は、魔術の自主練習をしようとして、自身の魂が異世界からの転生者である事を知った。 　理不尽な世の中に絶望していた前世の経験から、プルーフィアは根本に流れる出来事の本質を探り、深く深く洞察して自分の求める未来へと続く道を選び続けて行かなければならないと、強く心に刻み付ける。 　そして少女は歩き始める。今度こそ幸せになる為に。 　この世界が前世で見知った小説とゲームの世界であることを強みとして。 ※注意：少女視点での自問自答がメインとなります。 　　　　前世が現代日本の為、かなり作者の吐く毒が混じります。 　　　　本作の作者的目標は、一話が三千文字程度（他作品は大体一万文字……）です。 　　　　上記コンセプトにも拘わらず、作者の論理的思考能力はスライムレベルです。 ※選挙の時期なので、閑話を投下！（これは作者が毒を吐く作品です）

謎の美少女転校生、美少女クラスメイト、美少女義妹、そして美少女後輩に美少女生徒会長などなど。 ありとあらゆる美少女たちに囲まれ、充実した高校生ライフを送るのはこの俺、青葉昴……ではなく、俺の親友である朝陽司だ。 そう、俺は主人公ではなくお気楽な親友ポジに位置する男なのである。 これは、美少女たちとハーレムラブコメ主人公……とおまけでその親友が送る物語。 ※カクヨムではさらに先の話まで投稿中です。

旧制陰陽寮学園——表向きは伝統的な呪術の教育機関。 だが実際には、鬼や妖異、呪詛の類を日々祓う“異能の戦場”だった。 名を持たぬ少女は、その学園の最下層で生きていた。 彼女は道具、式神として扱われ、人としての権利も持たない。 だが、彼女の影だけが、誰にも見えぬ声で語りかけてくる。 「お前は名を得る。呪いと共に、命を選び取る者となれ」 やがて彼女は、学園を揺るがす《黒式》事件に巻き込まれ、 母の遺した禁呪と、自らの過去に向き合うことになる。 影に囁かれ、呪いに導かれ、それでも少女は歩む。 名を持ち、式神と誓い、運命に抗うために—— これは、すべてを呪われた少女が、それでも“生きること”を選ぶ物語。

い・ん・た・い・さ・せ・ろ♡ 蒼崎イスズ、濃い青髪ツインテ２４歳独身魔法少女。強すぎて国からずっと『辞めないで♡』って言われたので従ってたら、いつの間にか６留してた。あ、あの。もうそろそろ引退させてもらっても……？

『え！！ なんで、エンジョイ勢の私がこの【VRMMO】のトップティアの職業に！？』 近未来日本、あらゆる技術が進化の道を歩んでいた。 そして今や、一大エンタメである『ゲーム』も日々進化を重ね待望のフルダイブ型体感ゲーム【VR:VISIONシステム】が開発され、あらゆるゲーマー、ストリーマーがこれに参加。 そしてそのVRゲームについに覇権の【VRMMO】が登場した、その名も【ENDLESS×ONLINE】 新作ゲームにはとりあえず何でも手をつけてみる飽き性のミーハーゲーマーな人見知りっ子、女子高生『照之内すてら』はリリース開始と同時にソロ無双を極めていた……

アニメ声優として悪役魔法少女を演じてきた水瀬雪音は、最終回収録後、気がつくと異世界の牢獄で、“エリザベート”として目を覚ます。 そこはアニメの中で彼女が演じてきた、処刑待ちの悪役魔法少女の生きる世界。 逃げ場のない運命を前に、雪音は声優として培った演技力とエリザベートの記憶を駆使して、生き延びるための5日間の逆転劇に挑む！ 果たして彼女は、最終回の処刑エンドを回避し、真のハッピーエンドを掴めるのか？ ※本作と同じスターフェリアを舞台にした『特撮ヒーローの中の人、魔法少女の師匠になる』も連載中です。

朝霧の中、少女は火を起こす。 村の炉で打たれるのは、誰かを守るための刀。 茜色に脈打つ不思議な石は、その願いに応えるように燃えた。 けれど“守る”ことは、時に“壊す”ことと隣り合わせで──。 和の世界で紡がれる、ひとひらの祈りと約束の物語。

日本に女の子として転生した→なんか誘拐されて海外に売られた挙句身体いじられたら変な力が使えるようになった→日本に魔法少女が居るらしい→せや、曇り顔を見よう 凄絶な人生を過ごしてきた、曇り顔を見ることが大好きな元男の転生者が、魔法少女や周囲の人間を相手に相手に第三者ムーヴをかまして勘違いされたり、曇らせるお話。 ※仕事柄、時間にムラがあるため更新は不定期です。出来る限り早めの更新を心がける予定です。カクヨム、ハーメルンと同時投稿しています。

　おっさん呼ばわりされている主人公、エヴァン・ワイルドはあるパーティーに所属していたが、役立たずで力のないと言う理由でリーダーから追放されてしまう。 　しかし彼はリーダー剣士よりも剣術を持っている剣士だった。 　彼は森の中を一人で彷徨い歩いていると魔族と戦っている少女マリナを助けたことにより、一緒に旅をすることになる。 　彼女は両親を殺された魔王に復讐をするため一人旅をしているようだった。その話を聞いたエヴァンはマリナと一緒に目的を達成するため奮闘する。 　一方で彼を追い出したパーティーは弱体化してしまい、主人公なしでは戦えないようになってしまう。 追放物の小説です。主人公最強で少女から師匠と慕われます。ロリッ気のある作品です。 後、主人公は万能な必殺技で敵を無双していきます。是非読んでみて下さい、よろしくお願いいたします。

作者からのお知らせ この作品はここで完結とさせていただきます。 物語の途中で終わってしまい、大変申し訳ありません。 正直なところ、自分自身このシリーズに納得がいかず、展開にも失望してしまいました。 そのため、新たに改訂版を制作することを決意しました。 より良い物語、より丁寧に描かれたキャラクターや世界を目指して、今度こそ自分の代表作となるよう本気で取り組みます。 どうかご理解いただき、次回作にも応援をいただけたら嬉しいです。 これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 ... シオリ・エターナムは、終わりのない喪失のサイクルに囚われた不死の少女。彼女は何世代にもわたって、愛する者たちが消えていくのを繰り返し見てきた。前世で致命的な病にかかっていた彼女は、ある謎の契約によって不死を与えられるが、その代償はもっと暗いものであった。常に変わり続ける世界に直面しながら、彼女自身は変わらない中で、シオリは孤独に囚われていた。だが、ある日、運命が彼女を転生した若者と結びつける。その少年は、奴隷として捕らわれた妹を救うために戦っていた。 転生した青年リーフの物語が進む中、シオリは静かな観察者となり、古傷を蘇らせ、失われた生きる力を再び呼び覚ます。魔法、犠牲、そして平穏を奪う過去を背負いながら、シオリとリーフは、謎に満ち、抑圧された感情と秘密で繋がる世界を乗り越えなければならない。 シオリは失ったものを取り戻すために、どんな代償を払わなければならないのか？そして、最も重要なのは、未来に再び信じる力を見つけることができるのか？