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作者:神尾宥人/作品情報/Nコード:N3534IE
完結済 (全99エピソード) |
天正十三年、日の本を突如襲った巨大地震によって、飛州白川帰雲城は山津波に呑まれ、大名内ヶ島家は一夜にして滅びた。家老山下時慶の子・半三郎氏勝は荻町城にあり難を逃れたが、主家金森家の裏切りによって父を殺され、自身も雪の中に姿を消す。
そして時は流れて天正十八年、半三郎の身は伊豆国・山中城、太閤秀吉による北条征伐の陣中にあった。心に乾いた風の吹き抜ける荒野を抱えたまま。おのれが何のために生きているのかもわからぬまま。その道行きの先に運命の出会いと、波乱に満ちた生涯が待ち受けていることなど露とも知らずに。
家康の九男・義直の傅役(もりやく)として辣腕を揮い、尾張徳川家二百六十年の礎を築いた男、山下大和守氏勝。歴史に埋もれた哀しき才人、その煌めくばかりに幸福な生涯とは。
(アルファポリスにて公開したものを、加筆修正しています)
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 史実 時代小説 戦国 戦国時代 徳川家康 徳川義直 大坂の陣 最終更新日:2024/01/14 20:29 読了時間:約438分(218,574文字) 週別ユニークユーザ: 119人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 200 pt ブックマーク: 41件 評価人数: 13 人 評価ポイント: 118 pt |
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