放蕩者の王子が遺跡から発掘した一機の戦闘用ガイノイドは、危機的状況にあった戦争に数多の勝利をもたらした。戦局が小康状態となって、半年。英雄となったガイノイドは、宮中の政治的思惑によって婚姻を命じられる。その相手は剣聖の誉れ高い壮年の公爵。ガイノイドにとっては、共に戦場を駆けた戦友だった。 （カクヨム様にも掲載）

貧民街出身のスミレは、巨大な戦闘用機械人形のパイロットで、英雄と呼ばれるミズキの部下だ。 二人で今日も今日とて敵対している組織の機体を撃墜。 回収できるものを回収しよう、とコックピットを開けると、中にいたのは幼い着物姿の少女。 ただ人間ではなく機械仕掛けの自動人形だ。 その自動人形は目を開けると、スミレを「ママ」と呼んで抱き着いて来る。 身に覚えのないスミレだったが、少女が離れようとしないので、なし崩しに面倒を見る事になってしまった。 ※ロボット同士の戦闘シーン等が出て来ますが、だいぶふんわりとしています。 　ガッツリとしたものではありませんので、予めご了承ください。 ※ノベルアップ＋様にも投稿しています。