私は明日、宰相の地位を降りる。 そんな宰相最後の夜、珍客が私の元に訪れた。 それは待ち望んだ邂逅だった。

俺は親友からの告白をずっと聞こえないふりをしていた。だって酒を飲んでの告白だし。あいつも俺の反応なんて望んでないんだと思ってたんだ。 それがあんなことになるなんて。

七夕の夜に私は星に願う。 少し前に飛ばされた異世界の安寧を。 私は高校生の時に、異世界に飛び、魔女と呼ばれ、そして日本に戻ってきた。

二十世紀初頭、東京。 『魔能』と呼ばれる異能力を持つ怪盗たちが跋扈する世界。 荒廃した二十二世紀末から、魔能を消し去るべく時空転移した遠藤透也は、「怪人ジューク」と名乗り賞金稼ぎをしていた。 そんな彼が指名手配され、高額の賞金首に……。 怪盗を追う『東京特務警察』に協力する探偵・明智香子は、腑に落ちない思いを抱えつつも、怪人ジュークの正体を探る。 魔能怪盗を束ねる『怪盗同盟《ユニオン》』 魔能を得ようと策略を巡らせる『大西洋結社《クラン》』 両者を思惑を負わされた子・ニコラを保護したことから、透也も入り乱れる争奪戦に巻き込まれ……。 大正～昭和初期のイメージしたパラレルワールドを舞台に、SFや異能バトル要素を含んだ、謎や陰謀が絡む壮大な物語。 《金曜・土曜19時更新》 ※カクヨムでも公開しております。 ※バトルに伴う暴力、残酷表現がございます。これらの行為を助長する目的はございません。フィクションとしてご理解ください。 ※公開中の内容について、大幅な変更のある場合は、活動報告及びXアカウント(＠inugami1921)にてご報告いたします。

どこに行けば良いのか どこに行きたいのか AIの導入、プロティアン・キャリア、メンタルヘルス、多様性…。 変化の波が押し寄せる現代社会 日々移ろう環境の中で 主人公達は居場所を探し求める。 主人公、艶島明（つやしまあきら）は38歳。3年前に外資系コンサルティングファームから独立し、『Fulfill Consulting』というブティックファームを立ち上げた敏腕コンサルタント。明は日々、クライアントの「想い」に寄り添い、企業の価値向上に尽力している。明の右腕として活躍するのは、相棒のワトソン 玲央（ワトソン レオ）35歳。アメリカ人の父と日本人の母をもつハーフ。ワトソンも日本語と英語とタイ語を使いこなすトリリンガルでMBAも取得している優秀なコンサルタント。英語が苦手な明はワトソンを頼りにしている。 　明はかつて恋人の青木智香（あおきともか）34歳と同棲していた過去があった。智香は明と同じ外資系ファームのコンサルタントだったが、燃え尽き症候群に陥り、会社に行けなくなってしまう。明は智香を自分の家に住まわせ看病をする。しかし、回復してからも腫物扱いをやめない明と一緒いることに息苦しさを感じた智香は明の元を去る。 ある日、智香からワトソンにコンサルティングの依頼が舞い込む。明は智香ともう一度向き合う為にワトソンと一緒に智香が暮らすタイへ向かう。 １か月後、智香の会社での仕事を終えたワトソンが日本へ戻り、明との新たなプロジェクトが始まる。智香との過去を乗り越え、新しい出会いを求めることを明がワトソンに宣言したとき、ワトソンが長年秘めていた自身の感情を吐露し、ワトソンも明の元を去る。 一人取り残された明は…。 　

高校の体育の長距離走で、俺はあいつから勝負を持ちかけられた。でも肝心の勝負の報酬に心当たりがない。

ちょっと後輩と飲みに行っただけで、「お仕置きだよ」と言われて切れた俺とあいつが仲直りするまで。全2話です。予約投稿済み。

仕事が押しまくり体調が悪い中、真夏の外に出た俺は、案の定というか具合が悪くなってしまった。それを助けてくれたのは、俺よりずいぶん若い人物で……？

相手の都合で呼び出される関係に疲れたナギは、ある日なにも言わず連絡をたった。その後、相手が必死に自分のことを探すなんて予想もしなかった。そんな二人が再び出会うまで。

茂畑千尋は、母親の再婚で同級生の愛宕智香が義妹となり、一緒に暮らし始める。 義妹となった愛宕智香は、私の知る彼女とは違い、私に執着する変態だった。

普通の高校に通い、持ち前の性格の暗さからクラスメイト達にいじめを受けていた春風智香（はるかぜともか）は少しでも誰かの役に立ってみたいと思っていたが 中々上手くいかない日々を送っていた そんなある日の授業中に謎の光によってクラスメイト達と一緒に異世界へ転生してしまった 智香達を召喚した女神ラティシアによるとこの異世界ラグトリアは今魔王と魔物達によって滅びの危機に瀕していて、それを救う為に智香達を異世界より呼んだらしい やっと誰かの役に立てると思い、気合いが入っていた智香だが、女神ラティシアによって示されたステータスには最低ランクのEより下Gランクでラグトリアの中で1番弱いと言われてしまい、役に立たないからとクラスメイト達からも女神追い出されてしまった 魔物たちの住む森へ間違えて足を踏み入れてしまった智香は特殊スキルファーストエイド（始まりの治癒）で魔物たちから人を守り世界を救う！！

私、越智香苗には、社内に秘密の恋人がいる。 若手ながら将来の地位が約束されている、有能な彼の名は溝沼紘一。「香苗の純粋なところが好き」と真摯な目をして言った彼はしかし、私の知らないところで既婚者になっていた。 あまりの衝撃に、現実逃避のためにアルコールを大量に摂取した私は、泥酔して意識を失ってしまう。 次に気づいた時、目に映ったのは、秘密の恋人との関係が始まったあの日の居酒屋の風景だった。 強烈な依存心はやがて憎悪となる。騙され、転がされ、仕事も恋人も失った純粋な私の汚れた復讐が今、幕を開ける。 ※カクヨムさん、エブリスタさん、アルファポリスさんでも公開中

魔界を治める魔王はかつて人間だった。 魔王は人間だった頃の人物を殺した人物を探しており、それをエンネルーベ・紅葉・アリアロフに探させていた。 だが、それで犯人が見つかるわけがなかった。 犯人とは紅葉の妹である三女エンネルーベ・智香・シャントスだからだ。 智香は幼かったころ、次女のエンネルーベ・沙世・オンターダが作った世界ワープ装置を動かしてしまい人間だった頃の魔王を殺してしまったのである。 エンネルーベ家の三姉妹は思った。 魔王を殺してしまった過去を変えて、この罪をなかったことにしなければいつか殺されると！

ある出来事から自分を追い詰めるようになった彼女。 そんな彼女にも人生のリミットはどんどんと迫ってくる。 何もない日常、つまらない仕事、良好なのは人間関係だけ。 悩める彼女が最後に見つける「幸せ」とは、、、。

交通事故で命を落とした松野智香は、創作の神とやらにほぼ強制的に転生させられてしまう。 その世界は「創作者にアイデアを与えるために存在する世界」。 『ぼくね、あれやってみたかったんだ。偉人たちをイケメンにするやつ。それでね、画家なんてどうかなと思って！』 どこかで聞いたことのあるような設定で創られた世界で、智香はまさかの樽な体型の公爵令嬢になってしまった！ え、私も画家なの！？ しかも婚約者はレオナルド・ダ・ヴィンチ！？ 画家たちが織りなす異能バトル（恋愛？）ファンタジー。 ------ 「カクヨム」さんでも公開しています。

桜が咲く頃。 オレは夜の公園に、彼に会いにいく。 ※創作BL版深夜の60分一本勝負からお題「お花見」「夜桜」をいただきました。結局2時間ぐらいかかったので、こちらにアップします。アルファポリスさんにも投稿します。

バレンタインにチョコレートが渡せるか？ 創作BL版、深夜の60分1本勝負タグを見かけて書いてみましたが、60分で半分しか書けなかったので、こちらにこっそり投稿します。 アルファポリスさんでも別名義で投稿しています。

――【極秘】この手紙は、とある民間人が死の淵で一人の女性に宛てて綴り、とある自衛官に託したものである。しかしながら、この手紙は陸自および警視庁の特殊部隊員を核とする有志組織〇〇〇による極秘輸送中に、上級庁の△△△が回収し、宛名人自体はこれを読んでいないとされる。――

「え？なにここ樹海？初めて来た…」看護師といて働き詰めの美智香…今日も今日とて残業をどうにかこうにか終えた、と思ったらなぜか自然豊かな山の中に。異世界転移した先でどうにか生き延びたい美智香が出会ったのは？

ある日の朝礼、平凡な美智香の前に現れたのはトレーラーに乗った転入生マヤ。何と彼女は美智香の隣の席になってしまう。そしてマヤはいきなり告げる「あなた、私の恋人になりなさい」。 当然美智香は断る。何故なら女同士であるし、何よりマヤはイカれた女なのだ。だがマヤがこの程度で諦めるはずがない。 美智香を絶対に恋人にするというマヤのやり方とは！ ※「私」は「わたくし」と読んでください。 この作品はカクヨムにも掲載しています。