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作者:上野鉄矢/作品情報/Nコード:N3327KO
連載中 (全19エピソード) |
この話の舞台は昆虫界の甲虫王国である。そこでは多くの虫が二本足で歩いたり体術を使ったりする。昆虫界に人間は入れないが、動物は出入りが自由である。コクワガタのテンリはやさしくてかわいい虫であり、カブトムシのアマギは強くて格好いい虫である。この話はその仲良しの二匹がアルコイリスを目指す過程で様々な苦難を乗り越えて行くものである。
アルコイリスとは甲虫王国にしか存在しない7本の木のことでありそこから出る7色の樹液は最高に美味とされている。テンリとアマギの冒険は一日目からハードである。サセボというおじいさんからは孫へ木の皮のかけ布団を渡してほしいと頼まれたり、旅のカウンセラーの話を興味本位で盗み聞きしたら、罰として虫探しを頼まれ『危険の地』というところでカエルやカラスに食べられそうになったりとテンリたちは大立ち回りである。結局は探していた虫は見つかりその途中からテンリたちはミヤマというダンスをこよなく愛する三枚目の虫と長旅をすることになった。
それからは『忍者の地』で『下忍の下』になったりアスカという女海賊から許可をもらい、テンリたちの三匹は人間界へ行ったりする。テントウムシやカミキリムシなどのカブトムシやクワガタ以外の甲虫は忍術と忍法が使える。人間界では知識が豊富で頭のいいヒメオオクワガタのシナノという女の子を昆虫界にいる両親と会わせるため、テンリたちはシナノを船に乗せ帰路についたのだが、航海中に大頭のハヤブサの妾としてファルコン海賊団にシナノは誘拐されてしまうことになる。シナノは紆余曲折を経て救出されテンリたちの4匹目の旅仲間となる。
ファルコン海賊団はテンリたちにより壊滅に追い込まれたが、海賊団は悪の組織である革命軍の傘下だったため、テンリたちは革命軍から邪魔者という意味で『アブスタクル』と呼ばれ、その後は何度も革命軍から命を狙われるようになる。しかも、のちに『トライアングルの戦い』と呼ばれることになる内戦にテンリたちは巻き込まれる。本来は『森の守護者』という警官と『マイルド・ソルジャー』という軍人VS革命軍という構図だったのだが、、自称とはいえ、国宝を盗むための大泥棒であるソウリュウも二人の部下を連れて戦場に乱入し、戦いは複雑化する。
内戦の後もテンリたちは旅を続けるが、一行はその後も実に波乱万丈な旅を続け夢を追いかける。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 ギャグ シリアス ほのぼの 人外 西洋 現代 未来 魔法 冒険 超能力 最終更新日:2025/06/04 10:50 読了時間:約2,387分(1,193,063文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:寺尾友希(田崎幻望)/作品情報/Nコード:N2317IF
連載中 (全14エピソード) |
「君を愛することはできないだろう」
継承権を持たない側妃腹の第一王子オブシディアン・ライムールは、母の母国との無為な戦争を止めるため、『我が儘で凶暴で醜い』と噂の聖女との政略結婚を受け入れた。しかし一途で頑固な狼獣人のオブシディアンには幼き頃に失った『唯一』がいて――婚姻当日「愛することは出来ない」と言ったオブシディアンに、厚いベールで顔も見えぬ聖女は言った。「きんにくきんにくきんにく最高。ありがとうございます!」と。
偏食だという聖女の前で肉を食べればベールにヨダレがにじむ。凶暴だという聖女は幻覚を視て自傷する。醜いという聖女の肌は過酷な五穀断ちで木の皮のよう。
奇天烈な聖女の行動に振り回される内、オブシディアンは聖女が一人で国を支え、ミイラのようになるほど搾取され尽くしていることを知る。彼と聖女の政略結婚は、現聖女を使い潰す前に、新たな毛色の良い『聖女』を増やそうという思惑によるものだった。
聖女のことを知れば知るほど、オブシディアンには聖女がかつて失った『唯一』と重なって見えて……。
「ほらソバに蜂蜜、兎に猪、ウズラにキジ、鴨にマスだ。これなら五穀の内に入らんだろう?」
大神官の目をかいくぐってオブシディアンは聖女を餌付けする。
ところが大神官と王太子の思惑、オブシディアンと聖女の過去も絡んで、事態は思いもかけない方向へ――。
きんにく好きのおかしな聖女と、不遇な軍人王子の幸せへ向かう物語。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 残酷な描写あり 年の差 ヒストリカル 獣人 嫌われからの溺愛? 王子と聖女 不憫ヒロイン 不遇ヒーロー 生まれ変わり? 男主人公 ざまぁは最後 群像劇 ハッピーエンド? ESN大賞5 キネノベ大賞8 最終更新日:2023/05/20 17:23 読了時間:約103分(51,158文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 36 pt ブックマーク: 8件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:あいかわ/作品情報/Nコード:N8730HV
連載中 (全1エピソード) |
町の小さな定食屋さんの娘、春畑香澄。料理もお菓子作りも大好きな香澄は、店の手伝いをしながら高校に通っている15歳。いつものように仕込みを手伝っていると、突然謎の生き物が現れて紫色の煙に包まれる。おたまを手にしたまま転移した先は、吸血世界だった。
黒と赤の宮殿におたまを持ったまま立っていた香澄は、気だるそうな一族の王、レイと出会う。吸血鬼が暮らす王国では、吸血鬼は何もせず永遠の時間を嘆いているだけで、だるそうにしているのがステイタスなのだという。
彼らの食料は、領地に生えているブラッディツリー。黒い不気味な樹の幹に長い爪で傷をつけ、真っ赤な樹液を吸って暮らしているらしい。かったるそうにレイは、赤い液体を飲み干した。
血を飲むことはある時期をのぞいて禁じられており、爪は木の皮を剥がすために伸ばしておかなくてはならないものなのであった。しかし、長い爪のせいで吸血鬼たちは細かい作業ができず、精霊の力を借りなくては暮らしていけない。樹液に飽きて食欲のないレイの為に、香澄は連れてこられたのだった。
液体を主食とし、食べる楽しみを知らない吸血鬼たちに香澄は料理を作ることを提案するが、吸血世界は、かすみに退いた世界とは素材や材料が全く違う。
転移した際に持っていたおたまを撫でると、元の世界の調味料と素材が現れた。
精霊の力を借りながら、ブラッディツリーの樹液と食材を使って料理を作りはじめていく香澄。
できあがった料理は、不老不死の吸血鬼にも変化をもたらしていく。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: 異世界転移 ESN大賞4 最終更新日:2022/09/23 08:26 読了時間:約4分(1,650文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:ひだまりのねこ/作品情報/Nコード:N5960HG
短編 |
ひだまりのねこの日常妄想系エッセイです。
今回は身近なあるもののお話。お腹が空くかもしれないので、ごく一部の人は飯テロ注意です~。
普通は食べようとはしないのでしょうから。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 木を食べる 木の皮 バームクーヘン マンモス肉 チョコレート ウエハース 松皮餅 ニホンザル 鹿 餓死 カロリー ミネラル 栄養 形成層 ネトコン11感想 最終更新日:2021/10/15 06:00 読了時間:約4分(1,859文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 挿絵あり 総合ポイント: 620 pt ブックマーク: 15件 評価人数: 63 人 評価ポイント: 590 pt |
作者:剣月しが/作品情報/Nコード:N5085HD
短編 |
昔々、あるところに一人の青年が住んでいました。
青年は若くして両親を亡くしていましたが、幼い頃から手先が器用だったこともあり、丈夫な木の皮を編んで笠や籠を作ったり、木片を削って見事な工芸品を作ったりしては、町に売りに行くことで糊口を凌いでいました。
その日も青年は、淡雪の降る初冬の山道を抜けて、人里から離れたあばら家まで帰ってきました。
「いやぁ、それにしても今日はたくさん売れた。これでしばらくは暮らしていけそうだ。あの町の人達はみんないつも優しい。本当にありがたいことだ」
青年は生来口下手で、商いが得意な方ではありませんでした。
しかし、誠実で思いやりのある人柄と持ち前の器量のよさで、町に暮らす人々の心を鷲掴みにして放しませんでした。
「暮らしを心配され、土産に鰯までいただいてしまった」
青年は風呂敷に包まれた鰯に視線を落とし、申し訳ない気持ちになりましたが、腹の虫が鳴いたので、感謝の気持ちと共に夕餉の支度に取り掛かりました。
すると、そのときのことでした。
コンコンと静かに戸を叩く音が聞こえてきました。
普段この豊かな自然に囲まれたあばら家には訪ねてくる者もおらず、青年は訝しげな表情になりながら戸に近付きました。
風の音ではありません。そこには確かに生ける者の気配がありました。
「何者か」
「道に迷って途方に暮れていたところ、明かりを見つけまして……」
「なんと、それは」
思わぬ女の声に、青年は驚きました。
外はすでに暗くなっており、古くから妖怪変化の住むと噂される山の夜道は女一人ではとても危険でした。
青年は、脳裏にぼんやりと「鶴の恩返し」の話を思い浮かべながらも、いやいやあれはただの昔話だと打ち消しつつ、戸に手を掛けました。
「中に入られよ」
そこに立っていたのは――
ジャンル:コメディー〔文芸〕キーワード: 男主人公 昔話風 恩、返したい放題 機、織りたい放題 妖怪、変化したい放題 グッバイ鰯 一応、動物報恩譚 鶴の恩返し ほのぼの 人外 最終更新日:2021/08/13 08:48 読了時間:約8分(3,634文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 28 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 26 pt |
作者:東屋猫人(元:附木)/作品情報/Nコード:N9494GF
連載中 (全13エピソード) |
平均身長六十センチ、寿命は五十年。自然の中で生きるその存在を、コット(小人)といった。
コットたちはキワン(木の皮)を加工し、キミン(木の実)を食べて暮らしている。
そんな穏やかな暮らしのなか臆病者、メットンは悩んでいた。
「前のメットン」が記憶や技術などの何もかもを持ってこの世を去ってしまったのだ。普通に寿命を終えれば次の肉体に魂が入りその個人を存続させていく。そんな世で真新しい生をうけてしまったメットンは何を成すのか——。
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054897135041 でも連載してます!
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 日常 冒険 ほのぼの 人外 小人 探索 最終更新日:2020/07/26 05:46 読了時間:約54分(26,517文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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