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作者:歌池 聡/作品情報/Nコード:N8179JJ
短編 |
※武頼庵(藤谷K介)様主催『24夏のエッセイ祭り企画』参加作品です。
これからの季節、よく見聞きする『ブドウ狩り』『梨狩り』。
フルーツの収穫なのに、ケモノ偏の『狩』の字が使われるのはどうしてなんでしょうか。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 24夏のエッセイ祭り 24自主企画 平安時代 貴族 ブドウ狩り 梨狩り キノコ狩り 松茸狩り 紅葉狩り 最終更新日:2024/08/10 07:44 読了時間:約4分(1,635文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 204 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 22 人 評価ポイント: 202 pt |
作者:尾妻 和宥/作品情報/Nコード:N4506EV
連載中 (全47エピソード) |
信州の田舎に住む長田 治彦は、祖父、丁次と松茸狩りに出かけた。
先祖より代々受け継いできた、松茸が異様に採れる秘密の猟場を教えてくれるというのだ。
そこは女人禁制として知られる霊山のなかにあった。深く分け入り、次元を越えた先には『行者転ばし』と呼ばれる窪地があり、たしかに立派な松茸が所せましと生えていた。こんな光景はお目にかかれるものではない。
しかし窪地には、いつの時代のものかすら定かではない人骨の山が築かれていた。足の踏み場もないほど、松茸に負けず散乱していた。
丁次いわく、『行者転ばし』には身の毛もよだつ歴史があるのだという。松茸は殺された人々の怨みと呪詛、人骨の栄養素まで吸い取って生長しているかのようだった。
たしかに星の数ほどの松茸を摘み取ることができた。これだけあればかなりの稼ぎになるはずだ。
丁次はさらに言うのだった。
じつは松茸以上のお宝が、ここから先にある『入らず山』の神域に眠っているという。
「いまからそこに潜入する。この獲物さえ採ることができたら、おまえは一生安泰だ。多少危険がつきまとうが、それに見合うどころか、ありあまる財産を築くことができるはずだ。それは――不老不死の秘薬となるモノだ」
とはいえそこは恐るべき魔所だった。しかも禁断の山には山姫がうろついていたのだ……。
※参考文献
『図解雑学こんなに面白い民俗学』八木 透・政岡 伸洋 ナツメ社
『知れば恐ろしい日本人の風習』千葉 公慈 河出文庫
『本当は怖い 日本の風習としきたり』日本の風習としきたり研究会 イースト・プレス
『山の人生』柳田 国男 岩波文庫
『魔の系譜』谷川 健一 講談社学術文庫
『神隠し 異界からのいざない』小松 和彦 弘文堂
『山怪 山人が語る不思議な話』田中 康弘 山と渓谷社
『山怪・弐 山人が語る不思議な話』田中 康弘 山と渓谷社
『ラスト・マタギ 志田 忠儀・98歳の生活と意見』志田 忠儀 角川書店
『邂逅の森』熊谷 達也 文春文庫
『日本人の異界観』小松 和彦 せりか書房
『異人論序説』赤坂 憲雄 ちくま学芸文庫
『日本伝説名彙』柳田 国男監修 日本放送協会編
『タイガーフォース』マイケル・サラ/ミッチ・ウェイス(著)伊藤 延司(翻訳) WAVE出版
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり ボーイズラブ ガールズラブ 日常 ハードボイルド サスペンス 怪談 民俗学 男主人公 現代 職業もの シリアス じじい無双 飯テロ 最終更新日:2019/06/10 15:00 読了時間:約303分(151,346文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 118 pt ブックマーク: 25件 評価人数: 8 人 評価ポイント: 68 pt |
作者:砂たこ/作品情報/Nコード:N9073FD
完結済 (全3エピソード) |
経理部の外村《とむら》と営業部の前島《まえじま》は、同期入社だ。
所属先が違っても、外村が1人で残業していると、ひょっこり前島が現れて、食事や飲みに誘いに来る――そんな仲だった。
あの日、2人で松茸狩りに行くまでは――。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 松茸狩り 同期 残業 空 最終更新日:2018/12/06 01:00 読了時間:約16分(7,895文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 12 pt |
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