学園の夏休み、久しぶりに故郷の冴夜村に帰ってきた夜々。今暮らしている新都との違いにうんざりしつつ、幼なじみが失踪したことを知る。そして夏休みで暇な私は、幼なじみを探すことにしたのだ。

いつの日か誰かを思っていた。しかし、想いに応えたのは昨日の冷蔵庫に入れたコーヒーだった。 明日の分を入れれば、今日は安心して寝ることができる。そうして冷やしておいたコーヒが、冷蔵庫の中で進化してしまっていた。コーヒーに願った愛情と色彩は、私に何をもたらすのか。 誰かを信じる最後の希望の物語

十九歳の雪村しおりは博士号取得済の天才としてメディアに注目される存在だったが、度重なるアカハラを受けて自宅に引きこもっていた。ある日、彼女は一通のメールを受け取る。差出人は日本有数の製薬メーカー、西園寺グループのトップである西園寺宗一郎からであり、その内容は当家で住み込みの家庭教師をしてほしいという理解不能の招待だった。 イタズラを疑いつつ、今の生活を変えたいと願うしおりは招待に応じ、西園寺家を取り巻く人々に出会うことになる。西園寺家の女使用人、柊は常に完璧だがどこかミステリアスであり、家庭教師の相手である高校生、西園寺拓人は水彩画を趣味とする一方で宗一郎との確執を抱えていた。 やがてしおりは、西園寺家の庭園でカンパニュラという花と出会うことになる。この花が自分の運命を握る存在だとは知らずに―― 本作はジュブナイル×ミステリー小説です。様々な謎が散りばめられた二部構成の作品となっています。 カクヨムでも公開中です。 https://kakuyomu.jp/works/16818792435629454515

　創作のこと、日常のこと、考えていること、奈良のこと、そんな色々なことに関するエッセイをまとめました。 　※カクヨム、のいちご、ｐｉｘｉｖのファンボックスで投稿しているページがあります。

知らないうちに、私は森の中にいました。そして森の中で、ある存在と出会うのです。

異世界へ行く魔法を試してみた私と弟、成功するはずが無いのになぜか魔法は成功してしまいます。そして異世界で私たちは魔王を戦う羽目になってしまうのです・・・・・・。 ※pixivにも投稿しています。

婚約破棄された私は、親に遠い国での留学を命じられます。そして遠い国で学校生活を送ることになるのでした。

喫茶店でアルバイトをしている定時制高校生の十津川うづきは、ある日常連客に自分とよく似た人の話を聞く。その後別のお客さんに告白され、平穏な日常が少しずつ変わっていく。※ｐｉｘｉｖにも投稿しています。

幼なじみの友達との穏やかだけど、何かモヤモヤする日々をわたしは送っています。そんなときに旅をしている人と出会い、わたしの日常は少し変わっていくのです。※ＰＩＸＩＶにも投稿しています。

舞う桜の花びら、蒼く澄んだ湖、そんな水彩画のような世界。平凡な主人公エルと可憐な少女サクラの愛の物語。そんな優しい物語なら、ずっと笑っていられたのに。。

　——カミサマなんているわけない。 　高校生のリクは高校進学を機に、三柱の神を信仰する三柱村へ引っ越した。 　ある日、神を信じていなかったリクは、山中で見つけた祠を事故で壊してしまう。 　そこで出会った関西弁糸目狐耳の三狐神(サグジ)という神に脅され、村を守るため同級生のライカや他の神たちと解き放たれた妖異を祓っていく。 ※この作品はカクヨムにも投稿しています。

花売り娘として売春もしつつ生活していた私はひょんなことから貴族の養女として聖女候補になります。そして実は自分が異世界転生者であることに気づいてしまったのです。※ＰＩＸＩＶでも投稿しています。

親戚の家に下宿することになった中学生が、多種多様な周りの環境にうまくなじめずに、孤立します。 ※プチ小説中で連載した小説をまとめました。

ベランダに出た、吸血鬼さん。

　ヒーロー事業を行う社員として思うような結果を残せていない主人公・塩尻は子どもを助けられなかったことを悔やみ、自死を決意する。そんな中、最期に謝ろうと塩尻が自身の母へかけたはずの電話は、なぜか退職代行に繋がってしまっていた。

★登場人物紹介 １、西木　多（南郎詩郡七峰村冬宴４番地の家主・職業：若き村長。） ２、西木浅見（多の妻。同居。職業：商店のパート。） ３、西木ともる（多の娘。同居。職業：フリーの校正職。） ４、兵藤薫（七峰町冬宴１丁目２−５の家主。一人暮らし。職業、水彩画家。） ５、犬飼晶太（冬宴１丁目３−２の家主。職業：商店のバイト。） ６、犬飼修児（本名、玉田修児。晶太のパートナー。専業主夫。） ７、木村浩志（都会からの移住者。冬宴２丁目５−１に在住。職業、投資家。） ８、木村唯理（浩志の妻。職業、ブロガー。） ９、木村嶺亜（浩志と唯理の娘。中１。） １０、木村龍登（浩志と唯理の息子で嶺亜の弟。小２。） １１、森岡諒造（冬宴２１番地在住。職業：商店の店長・経営主。） １２、森岡峰子（諒造の妻。職業：商店の経営・事務） ★はじめに。 この１２人には一つの共通点があるということ。それは日記を書いているということ。 別にこの集落の古いしきたりではないし、強要される訳でもない。だが、自然と日記をこよなく愛する連中が この集落に集まってくるのだ。・・・・・・・・・これは、七冬山の麓にある七峰麓集落の住人たちの日記を 拾い拾いした日記集である。彼らには無断で写したから内緒にしておいてくれ。それでは、物語の始まり、始まり。 彼らの日記を集めた人こと、「１３、西木祐太朗（ともるの弟で浅見と多の息子・同居。職業：小説家。）」 ※本作品はフィクションです。実在する地域、人物とは一切無関係です。

『琥珀糖が大量に余った謎を解いてほしい』とお願いされた私は、同じ部活のかうくんと一緒に、謎について調べます。

神の妹の生まれ変わりであるクリョシタが花街出身のアンドロイドであるチェネレントラと一緒にボーク・スネールチへ行きます。その様子を神が眺めているのです。

　死後の世界。彼岸省厚生課に所属することになったメガネをかけた好青年・冷月は、生死を彷徨う魂を更生させ、現世に返す仕事をしている——のだが、そんな彼や、彼の周りにいる友人知人元上司、その他大勢の人間が、本編では見せない一面を見せるこぼれ話集である。

元気溌剌な部下とラーメン屋でばったりあった男性会社員。 彼は自由な彼女を羨ましく思っていたが、そんな彼女にも意外な過去があった。