幼馴染と自分のギャップに苦しむ主人公君が怪しげな道化に唆されて闇堕ち気味な展開を迎える物語り！　 　愛とか友情とかよくわかんないけど、今は強さだけあればいい！　 　頑張れチヅル（主人公）、負けるなチヅル（主人公）！　名前思いつかなくて適当に決めてごめんチヅル（主人公）！　君がこの世界の主人公だ！　 「……なにをしてる、アホピエロ」　 「なにって、見ての通り番宣だけど？」 「ならもっと真面目にしろ！」 「おっと暴力反対〜話し合お〜」 　かくして、日々ふざけたピエロに悩まされる苦労人チヅルくんの物語が、幕を開ける！ 「ねーそろそろ許してよー、下ろしてよ〜」 「しばらくそこで反省しろ」 「磔は勘弁してよー、せめて逆さはやめて、頭に血が、って水攻めもやめばばばば」 「そういうわけで、よろしく」 「き、君って、あん外きちばばば」 「黙れ」 「あばばば……」 　……開ける。 　次世代の勇者を育成するために作られた教育機関、イーストリア学園。 　未知のギフト持ちという理由から入学を果たしたチヅルだったが、そのギフトは戦闘向けとは名ばかりのハズレ能力だった。 　生産性がないので戦闘向けにされた雑魚ギフト、【空黒の卵】、効能は影を動かすだけ。 　学園内の地位は最底辺、同じ理由で入学した幼馴染は有能でトップクラスの学生に。 　あまりの待遇の差に腐りそうになるも、幼馴染に負けたくない一心で食らい続けた、が、いよいよ退学が目前までやってきた。 　理由は当然成績不振、授業をきちんと受けようがテストが良かろうが、結局は力がなければこの学園には要らないのだ。 　晴れておさらば、泣く泣く退場。 　それでも諦めきれないチヅルは、とあるピエロに願い、ギフトの真価に辿り着き── 　快進撃である。 　 　その先に待つのは、果たして希望か絶望か。 　ネタバレすると破滅エンド、でもチヅルくんは諦めない。 　こうして、万年最下位と戯言ピエロの成り上がりの、はじまり、はじまりー。 「……やればできるじゃん」 「エンターテイナーだからね、こんなの朝飯前さ」 　ちゃんちゃん。

　僕、野中浩平は、高校２年生。オタクと言われつつもちゃんと学校通ってます。 　ある日、朝のホームルーム中に教室がクラッシュ！　からの異世界の王宮に転移だったよ。 　そして、女神様からそれぞれ「恩寵」を授かったよ。異世界ものの強力なスキルが使える？ 　でも、僕の授かった「恩寵」は「トレイン」。　鉄道のない異世界で、なぜ？ 　ほら、女神様にも嘲笑される始末。しかもそんな「恩寵」で大魔王と戦えって？ 　無理無理。って、役立たずは処刑するとか、いくら何でも前時代すぎるでしょ。 　女神様にさらに転移されちゃったよ。真っ暗でしかも水攻めとか、確実に殺しに来てるよ。 　あの女神、いつか殺してやる！ 　この物語は、そんな男子高校生の復讐と、鉄道を使った地道な戦いを描いたものです。 　ジャンルは「ざまぁするする詐欺」です。

目が覚めると、俺はロリ・・・ではなく男の子の赤ん坊になっていた。 ザ・ヒキコモリだった俺が、この世界にやってきたら…？ 水攻めと縁がある主人公の冒険譚！？はたして主人公はロリっこになれるのか！！ ※あらすじはあまり本編とは関係ありません

むかしむかしのことでした。 ある国に「乙姫さま」と呼ばれる姫様がおりました。たいそう麗しく、大切に育まれておりました。 ところがこの乙姫さま。なかなかの跳ねっ返りで。 「わらわは魚は嫌いじゃ！」 こまった父君は軍を総動員し、乙姫さまのいらっしゃるお城を包囲して魚料理を食べるよう迫るのでございます。 ですが、その程度で乙姫さまは折れることはなさいません。 父君はついに水攻めを敢行するのでございます。 城の名は、竜宮城といいます。 別サイトの同タイトル企画で書き上げた旧作品です。

日頃から、お寺で修行を続けていた小僧は、和尚様から山菜採りのお使いを頼まれます。そして、念のためと云った和尚様から三枚のお札をもらったのちに、意気揚々と山菜採りに向かいました。夢中になっているうちに、周りはあっという間に真っ暗闇に。どうしたものかと悩んでいた小僧の前に、ひとりの女が現れたのでした。

　この小説家になろうではダンジョンものって結構ありますが、そういうダンジョンって大雨が降って川が氾濫したり、入り口を塞がれて水攻めにされたりしたらどうなるんだろうとか常々考えてました。水攻めでダンジョンを攻略する話を書いてみましたので、読んでみてください。

「ダンジョンなんか入らずに、ぶっ壊しちゃいなさい。それで、モンスターを引きずり出せばいいのよ。むしろ、徹底的に破壊して魔王を生き埋めにするのも面白そうね。一向に魔王を倒せない伝説の勇者一行なんか必要ないわ。あいつらは魔王とグルよ。魔王と付き合いのある商人は財産没収。兵糧攻めが基本だわ。勝つためには火攻め、水攻め何でもやればいいのよ！」 不敗の美少女将軍が魔王を討伐する。数で押す。銃を使う。爆薬を仕掛ける。それでダメなら大砲も使う。個人の武勇よりも戦略が大事。迷宮も入らなければ迷わない。ダンジョン・クラッシャー　マリーここに見参！