☆読みやすさを考慮して行間を広げてリニューアルしました！☆ ──────なぜ、貴様は最期に笑った？ 　 　今から500年前の戦国時代。 　大名家の五男として生まれた鷹明と、隣国の大名家の長男として生まれた真澄。 　2人は才能も能力も互角なライバル同士であり、誰よりもお互いのことを知り尽くす互いにとっての唯一無二。そして憎いのにどうしても互いに惹かれずにはいられなかった運命の宿敵だった。 　しかし。 　真澄は突如として現れた雛菊姫と婚約。 　鷹明を見ていた真澄の目は雛菊姫に奪われてしまった。 　そんな宿敵の首を、鷹明は一騎打ちの末に刀で斬り落とした。 　 　しかし鷹明に殺される寸前、真澄は幸福そうに笑ったのだ。 　その理由が知りたいのに全てが後の祭り。 　どんなに後悔したところで時は戻らない。 　その、筈だったのに。 『私のことは姉とでも思ってくれ』 　現代に転生したら、真澄は全てを忘れて鷹明のお隣さん且つ幼馴染の超絶美少女なお姉さん♡になっていて─────！？ 　戦乱の因縁渦巻く、激重両片思いのドタバタ学園ラブ♡コメディ！

世界の支配を目論む悪逆非道の魔王を倒し、世界に平和をもたらした勇者ユウト。 そんな彼の幼馴染である主人公、ナナは八面六腑の活躍を見せる彼とは対照的に、森の奥地に引きこもって自堕落なぐうたら生活を送っていた。 しかしそんなナナは彼が魔王を倒したという吉報を知り、勇者の凱旋パレードを一目だけでも見ようと重い腰を上げ王都に駆けつける。 そこで目にしたのはもれなく美少女揃いのパーティメンバーに囲まれる彼の姿だった。 ショックを受けたナナの元に現れた彼は、しかも追い打ちをかけるが如く「お前に恋人は居るのか」と尋ねてくる。 そうなると自分の心を守るため彼に張り合う他なく、ナナは「自分には完璧で最高の恋人が居る」と盛大に見栄を張ってしまう。 しかしその実、ユウトは幼少期からナナへの恋愛感情を拗らせに拗らせ続けた激重勇者だった！ 果たしてナナは勇者の正妻（ヒロイン）になることができるのか！？ 地味で引きこもりで貧乳で面倒臭がりでも大丈夫なのか！？本当にいいのか！？ という話です。 ラブコメ時々不穏でお送りしていきます。

　原初の吸血鬼VS不死の魔女失楽園の悪魔VS「魔女の女王」サキュバス 「原初の吸血鬼」アドラステイア・アンブロージアこと月永　永遠（つきなが　とわ）は、聖女の血を飲み、呪いにかかる。それは、人間を襲えないこと。悠久の時を生きる吸血鬼にとって死刑宣告に等しい呪。 「不死の魔女」モルガディア・ノクスこと白雪　澪（しらゆき　みお）は、狂気の実験により不死の肉体を得る。しかしそれは、忘却の欠如をもたらす最悪の結果となった。 ２人は、謎の力を持つ、家成　一人（いえなり　かずと）に惹かれる。 「モラルなし」学年一の美少女　吸血鬼VS「メンヘラ、ヤンデレ」クールビューティーの先輩　魔女 これは２人の死ねない人外が、一人の男を巡って繰り広げる闘い。 月永　永遠 「一人は、私だけのものだから。強力な所有紋に上書きしておいた。魂の奥底で、もう彼は私に逆らえない。あんたの思い通りになんかさせない」 白雪　澪　 「でもね、私の所有紋はもっと深い場所に刻んであるの。来世でも、一人は私のもの。しかも――服従の制約付きで、ね」 　第3の「失楽園の悪魔」リリス・セレスティア・ノクティス　 　愛川　りり　！！小学生が… 「お前たちがお兄ちゃんに出会う前に、すでに契約書を交わしている。悪魔との契約は絶対だ！！」 「この男は――私のものだ！　私だけのもの！　お前たちの所有など、無効！！！絶対に認めない！！」 「あの〜ほら、みんな仲良く…」 　ほぼ同時に三人の声が重なる。 永遠 「一人はうるさい」 澪 「ここは任せろ」 りり「お兄ちゃんは黙ってて」 一人は小さく、ただ「はい…」 　第４のヒロイン　アグラット・バット・マハラトこと「馬原亜紀」が登場 「私の名前は、アグラット・バット・マハラト　サキュバス　『魔女の女王』にして　サマエルの妻」とドヤ顔を決める。 「いい、私は゛今も゛の嫁なの！！あなた達゛自称　嫁゛と違うの！！身の程を知りなさい！！」 りりは冷めた視線で一言。 「そう言っても、前世だよね。」 永遠と澪も、同意するように短く返す。 「だよね」　「そうだ　昔の話　だ。」

私を殺したのは、夫でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 結婚後、あなたは私に触れようとしなかった。 間違っていると分かっていながらもその提案を受け入れたのは、 妻としてあなたの隣に立ち、いつまでもそばにいたかったから。 結局、約束は果たされなかった。 あなたからの愛を諦めた私に残されたのは、あの子だけ。 それすら取り上げて、私の命をも奪おうとしたあなたの狂気に触れた時、 私が願ったのは――。 舞台は世界地図の中心に描かれた、歴史ある王国、エルダーニア。 公爵家に嫁いだクレマンスは、すべてを失って死を目前に迎えていた。 命のともしびが消えゆく中で聞いた不思議な声に導かれ、クレマンスは 人生をやり直すことになる。 死に戻り前の記憶を少しずつ辿りながら、自らの運命を変えるべく奔走する 彼女が求めたのは、たった一つ。 新たに手に入れた未来の幸福をかけて、クレマンスは”やり直しの物語”の 一ページを綴り始める。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●マイペース更新になります。 ●タロットの大アルカナを各章タイトルにしています。つまり０章で始まって２１章で終わる予定です。 ●基本楽しく進めたい所存。が、0章激重展開です。がんばって読んでくれたらうれしい。 ●のんびりお付き合いしていただけるともっとうれしい。

「知らなかったのかしら？　大魔王と幼馴染からは逃げられないわよ」 主人公の黒崎春人は美少女な幼馴染である伊吹紗奈から日々傍若無人な振る舞いを受けていた。だから幼馴染に対して夢も希望もない春人だったが、ある日突然紗奈の態度が突然一変する。自分に対する好感度が異様なほど上がり、激重感情を向けられるようになった春人の運命はいかに……？

魔力も記憶も失ったエルフの少女・アンジー。 森で助けられ、平穏に暮らしていた――はずが、突然の魔力暴走で街の青年に目をつけられる。 「魔力も制御できないエルフが、貴族の街を歩くな。次は罰を与える」 冷酷無慈悲の若き貴族、シュネ・シュトゥルム。 法と魔術を操る名家の屋敷で、アンジーはメイドとして働き始める。 誰にも心を開かない彼が、なぜかアンジーだけには特別な視線を向ける――憧れか、執着か、それとも愛か？ 眠れる“金色の魔力”が目覚めたとき、少女の正体も少しずつ明らかに。 平穏な日常と、迫りくる運命の狭間で揺れる、冷酷貴族×記憶喪失エルフの主従ファンタジー、開幕！

　突然の事故で両親を亡くしたばかりの社畜OL、真中縁花（まなかえにか）が両親の葬儀帰りに謎の現象に巻き込まれ、転移した先は異世界人と番えば優秀な子どもが生まれやすいからと百年に一度異世界人を召喚する儀がまかり通っている人外種が圧倒多数、人間種がごく少数の世界。しかも出会う人外種も魔物も精霊も下手すれば神様も激重感情持ってんのがデフォなの…？な世界で、主に縁花への愛と忠誠に生きる腹黒紳士人工スライムを始めとした、年下狂犬属性持ちゴーレムやヤンデレ男装の麗人ウンディーネなど、家族となる従魔たちの激重感情をあやしながら逞しく生きる主人公の話です。 ※注意※同性愛やハーレム表現ありです。

逆ハー×異能×1920sアメリカ！ 闇鍋ロマンス開幕！ 転生悪役令嬢が蘇らせたのは、 戦死したはずの最推しヒロインの父・海神勝。 託された使命はただひとつ。 「娘を、攻略対象全員と幸せにしてやってください！」 舞台は1923年ニューヨーク。 銃声と差別、そして海から来る怪異〈海魔〉。 元極道の父と軍人ヒロインの【W主人公】が挑むのは―― 激重感情のイケメン婚約者たちとの逆ハーレム！ 攻略対象の一例： ・反骨の若きマフィアボス ・堕ちた美貌の海軍将校 ・狂信的な神父兼異端審問官　…and more 恋と銃火と祈りが交錯する、全員救済ラブストーリー！ （R15：戦争・差別描写あり／史実改変／ハッピーエンド予定）

「ボク、君がいないと、生きていけない……」 自分に全然自信の持てないボクっ子ちゃんを肯定してたら、いつの間にか激重感情を持たれていた。これは、独りぼっちだった女の子が、ようやく救われる話。 【ネオページさんにて先行連載中！】 ネオページさんでは5話以上先まで読めます！ リンク先↓ https://m.neopage.com/book/31459328829328500 15話までは毎日投稿、それ以降は週二投稿です。

　今生きている世界が乙女ゲームの世界で、自分がどんなエンディングでも死に至る悪役令嬢だと気づいたベルローズ。 　ベルローズは死を回避するために彼女の死の元凶となる『幼馴染』であり、乙女ゲームにおいて『黒幕』であるルシウスから離れようと決意する。しかし、ベルローズに興味感心がなかったはずのルシウスがなぜか段々とベルローズに執着するようになって………… 「僕から離れるなんて許さないよ？」「君は僕のモノだ。可愛い僕のベルローズ」「君は僕から離れようと必死だけれど……僕から離れることは許さないよ？」 　過激になっていくルシウスの執着にベルローズはどんどん身動きが取れなくなってしまって＿＿？ 　ベルローズに酷く執着するルシウスと、ルシウスとの関係を断ち切り乙女ゲーム終了後も生き延びたいベルローズの未来は一体どうなるのか？ 　前世を思い出しておとなしくなった悪役令嬢×そんな悪役令嬢に激重で執着する黒幕令息の話です。

何度巻き戻っても、何度助けようとしても、君ばかりが死んでいく --- 妹を生き返らせるために、一つだけなんでも願いを叶えてくれる女神を探す旅に出たクロノは、仲間が死ぬたびに同じ時間に戻るようになった。 だから仲間が死なないルートを探すために何度も時間を繰り返すようになった、のだが……。 何故かクロノが助け出したヒロイン、リトラの性格属性が、たまに変わるようになった。 最初の性格は真面目で臆病な性格、2回目はヤンデレ、3回目はクーデレ、4回目はデレデレ、そして5回目の今回は……。 「べ、別にあんたのためじゃないんだからね！」 ツンデレになっていた。 そんなツンデレヒロインのリトラ、そして他2人の仲間と一緒に、女神の伝説の謎に迫る物語。 ※ハッピーエンドです ※主人公は過去に謎の実験に巻き込まれ、最強闇魔法を手に入れています。また、記憶力お化けです。 ※ヒロインは激重感情を抱えていますが、わかるのは中盤以降になります。（ツンデレ特有の匂わせはあり） ※ツンデレ以外の属性も、主人公の回想で少し出てきます ※鬱展開は基本的に主人公の回想です ※主人公はたまに自己犠牲します ※主人公、ヒロイン共に一途な純愛で、負けヒロインもいません --- カクヨムでも連載中 火曜日と土曜日に更新中（更新時間20:30）

【第一章完結】人気乙女ゲームの三流悪役令嬢に転生したアルメリアは、それなりに楽しい毎日を過ごしていたがヒロインのパラメーターがマックスになったことで、お供の二人に見捨てられてしまう。 もともと、ヒロインに惹かれていたお供たちは彼女の側にいるようになり、ぼっちになったことで今後の身の振り方を考えようとしていた時に攻略キャラの一人であるクライスに声を掛けられる。 彼はヒロインに激重感情を抱えていた厄介な人物で、悪役令嬢であるアルメリアとしては当然関わりたくはなかった。 それなのに、異常に絡んでくるクライスに辟易していたアルメリア。 そんな中でヒロインに起こるはずだったイベントが、どういうわけかアルメリアに降りかかる。しかも美しく煌めきに溢れているはずのイベントは、何故か真逆の酷く残念な仕様となっていて⋯⋯。 だが、三流悪役令嬢のアルメリアは諦めない。どんなことがあろうと己の力で切り抜けようと不屈の精神で立ち向かうのだった。 第一章完結いたしました。第二章からは、ゆっくりと投稿して行く予定です。 ※短編で投稿していたものを加筆修正して長編にした作品です。 元のタイトル→『「お〜ほっほ！貴方達！やっておしまいなさ〜い！」ザコ悪役令嬢のおもしろお嬢様はお供に見捨てられたが何故かヒロインの激重執着キャラに付きまとわれています』

　神隠し――日本の伝承や民間信仰に語られる現象。多くは人のいない山中で起こり、前触れもなく立ち入った人が消える。それは古くは山の神、川の神による拐かし、妖怪による悪戯と考えられてきた。 　石動辰巳は中学生三年生の終わり、高校へ入学する前に神隠しにあった。これは異界へと迷い込んだ少年が十二年後に故郷へと戻った、人との縁を結び直すやり直しの物語。 　――古く歴史のある寺院。信仰する者の絶えた廃神社。二つを結ぶ過去の惨劇。神隠しにまつわる地域の伝承。信仰の聖地である月隠山。辰巳が神隠しに遭遇した理由とは。 　そして、辰巳を一途に想うカンナギ。そのヤンデレ気質の激重感情に辰巳はどうする？ ※内容的には、妖怪 × 祓い屋 × 日常と非日常 × 恋愛？ × たまに闘い、みたいな話を目指してます。 ※のんびり更新していきます。カクヨムでも公開しています。

⭐︎『月夜の恋路に想い出を』の続編ですが、こちらを読まなくてもお楽しみいただけます。 　吸血鬼の正体を暴いた夏休みが終わり、翔との仲も進展したかに思えた芽衣。しかし無意識のうちに『翔にとって自分はどういう存在なのか』という不安を抱えていた。 　 　そんな折とある発言がきっかけで喧嘩に発展してしまった2人はすれ違いで話すこともままならないまま、遂に芽衣が何者かに誘拐されてしまう。 　そして誘拐した張本人である男は自身を『人狼』だと名乗り、何故か初対面であるはずの芽衣を知っているようで……？ 　果たして男の目的を暴き、芽衣は翔と仲直りすることが出来るのだろうか。 ⭐︎本創作は三部作となっており、このお話は第二部（芽衣と人狼の出会いとその後）になります。

＜ケモ耳紳士×年の差×溺愛ファンタジー♡＞ 【毎週金曜更新予定】 幼い頃におきた戦争が原因で貴族だった両親が亡くなり、顔にも獣に引き裂かれたような傷を負ってしまったルチカ。 遠縁の親戚の世話になるも顔の傷のことで幼少期から腫れ物扱いされ、商人でもあった彼らの所有する港の倉庫で、朝から晩までタダ働きの重労働の毎日。 そして年頃になった今は、碌な縁談は来ないだろうと陰口を叩かれる日々を送っていた。 そんな折、ある辺境の騎士爵から縁談の申込みが。 先の大戦で英雄級の働きをし、王から領土を与えられた獣人の騎士だという。 そんな人物がなぜ自分を……？ 不安が募る中会ったその人は、もっふもふのお耳を生やした紳士なおじさまだった。 ケモ耳紳士なおじさまとの甘々訳アリ婚約生活がはじまる！ かと思いきや、高慢俺様幼馴染やルチカのある秘密を狙った輩も現れて……。 ケモ耳紳士なおじさま獣人騎士団長との年の差恋愛物語的なお話になります。 獣人度は人間にケモ耳と尻尾が生えてる程度と想像して下さい。 ※元々音声作品として制作した作品の小説版です。詳細は作者プロフか活動報告をご確認ください。

※BLではありません。 庇護目的の女が嫌いなのでハーレム回避してたら必然的に男が集まるし、元が女なので偶に女っぽい仕草で周りを翻弄するから結果的にBLに見えちゃう話。 強い女なら結婚したいと思ってるけどそもそもチートだから“強い”の基準が高い、自分の絶対的造形美な顔が大好きな美形を自覚してる主人公。 ※主人公の美形描写や書き方が中々にクドいので苦手な人は読まないでね。 外見と言動で盛大に勘違いされつつ、基本的に中心に居ながら蚊帳の外で無責任に日常を愉しむだけ。 「……貴族？」 「貴族じゃないですよ」 「なんで」 「え」 な、話。 ※【注意】※ 途中から執拗な友愛に大舵振り切ってます。 元の世界に戻れないと分かっているので、初めて自ら強く求めた『関係性を確定させてくれない親友』へ依存さながらの激重執着を向けるタチの悪い心理描写＆背景描写過多。 『食欲』と『友愛』と、無意識の僅かな気遣いだけで行動する「異世界に来てまで他人の顔色伺うの苦痛過ぎ。自由に生きよ」なナチュラル傲慢マイペース唯我独尊のめちゃくちゃ性格悪い猫被り主人公。 チートイケメンと世話焼きおっさんのポジティブ共依存な恐らくブロマンス系。たぶん。わからん。バディものではない。 なので、ここまで読んで無理な人は読まない方が良いです。 ※何でも許せる方向け(魔除けの詞) 『何でも許せる方向け』を理解できない方はブラウザバック推奨。 合わなかったなら潔く散ってさっさと記憶から消して無言で神作品を探す旅に出てください。 それがお互いの為です。 2025/08/30。タイトル変更。 旧題『庇護目的ハーレム作品が苦手な女オタク、異世界転移したらチートイケメンになりました。〜ハーレム回避するなら精神攻撃は基本。……だからって王族・貴族疑惑深められても困る〜』 変更理由は活動報告に。 このタイトル変更案内は年内に削除します。

【裏副題】激重感情をぶつけてくる先輩や友人達との攻防記録。 頭を打ったと思ったら、プラネタリウムのような空間で『汝、望む世界はあるか』と神様っぽい何かに尋ねられた『俺』。てっきり、何かの番組が企画したドッキリだと思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。 そんな神様っぽい何かとのやり取りや前世のこともすっかり忘れ、俺はソシャゲのアイドル育成・音ゲームに転生していた。しかも、舞台である『白蘭高校 アイドル科』に在籍する姫城誠という美少年に生まれ変わっている始末。 しかし、自分のことを覚えていないのにゲーム内容を覚えていた俺は、最初は学生アイドルだなんてごめんだと思っていた筈なのに、知らず知らずの内に遭遇してしまった最推しに手を貸していて──。 これは語り手が学生アイドルとして同じ学生アイドル達を時に励まし、時に蹴散らし、時にツッコミを入れるハイテンションファンタジー。 そして、たまに原作を改変し、覚えている内容と違う！と狼狽えている日常系でもある。 ◆基本的には男しかいないアイドル科でほのぼのしていますが、まれに芸能界の闇に触れてぎゃっとなったり、挫折しそうな仲間を支え合ったりする青春物です。 ◆BLというよりかは、友情の種類を楽しむブロマンス要素を含む作品です（先輩後輩、クラスメイト、チームメイト等）。ですが、最終的な解釈は読者の皆様にお任せします。最近は主人公総受け傾向が高くなってきていますが、一年生編はLOVE要素を入れる予定はありません。 ◆起承転結の『起』の部分である【序章】・【第一幕】の投稿が終了し、『承』の初めの方の話にあたる【第二幕】もそろそろ完結します。 ◆『カクヨム様』・『アルファポリス様』にも掲載を開始しました。

高校二年の夏休み前日。 俺━━━氷山充斗（ひやまあつと）は校舎の屋上に来たことを後悔した。 稲葉光（いなばひかる）と学園のアイドルである藍川姫奈（あいかわひめな）がいちゃつく現場を偶然目撃してしまう。 ただの青春の一幕……のはずだった。 しかし、稲葉が屋上から姿を消すと、吐き気に襲われた姫奈が苦しげにその場に倒れ込み、充斗が思わず声をかけた。 すると、姫奈は大きく目を見開いた。そして、俺の名前を聞くと━━━ 「助けて……お願い！」 泣きながら助けを求めてきた姫奈。 意味の分からない懇願。恐怖に駆られながら逃げ出した充斗の胸に、奇妙な違和感だけが残る。 翌日以降も姫奈は稲葉の恋人のように振舞いながら、充斗にだけ救いを求める視線を送ってきて…… ━━━俺は“まだ”知らない。彼女たちが何度も死に戻りをしている真実を。 カクヨムにも投稿中

この国には、月と太陽の女神の加護を受けた二人の聖女がいる。太陽の聖女ヘレナは公爵家の三女であり、人々に愛される人気者。けれど、月の聖女ルーナは平民出身で目立った特技や特徴もなく、人気は低かった。しかし、ルーナには他人の心の声が聞こえるという能力があった。神聖力によるものでルーナ自身では制御できず苦しんでいたが、ある日、ヘレナと両想いであるはずの第一王子アルベルトの衝撃的な心の声を聞いてしまう。

能力者一家で唯一無能力者の三男、常盤台紗人（ときわだい さあど）は嘆いていた。 親の決めた将来の結婚相手であり能力者である留流綺羅子（るる きらこ）は初対面の時点で血まみれで倒れていたうえ、なぜか話が通じないイカれた激重ブラックホール女にストーキングされていたのだ。 ここは南西大東新島。 血で血を洗うバトルが日常茶飯事の、異能力者の楽園だ。 「こんな治安が終わってる島にいられるか！　僕はこの島を出るぞ！」 なら婚約者（ヒロイン）を日常へと連れ出すだけだ！ 契約結婚的ツンデレ婚約者、あの日の約束を覚えている系幼馴染、そして一歩間違えば殺されかねない敵意を抱かれているブラックホール級ストーカー。 ヤレヤレと言いつつも必死で日常に留まろうとする無能力者の、ラブでコメディな夏が始まる！