平民出身のリデルは、ローレン伯爵の一人息子、カイリに見初められ婚約者として迎えられる。 しかしある日、カイリによって女性殺害未遂の疑いをかけられたリデルは婚約破棄を宣告される。 自分の命を守るため、身一つで城から走り出す。 逃げ込んだ先は通称魔王の森。 木の根元に隠れて追手をやり過ごしていた時、目の前に現れたのは魔王の従者だった。 孤独になってしまった自分を救ってくれた婚約者から婚約破棄を宣告された齢12歳のリデルは、歌姫と称される程の歌声で、病に倒れた魔王を目覚めさせる。 魔王の従者であるルカ。 魔王と呼ばれる病弱な青年ユリウス。 そして若齢の歌姫リデル。 この3人を中心に回る物語。 進捗等はこちらのTwitterに載せてます。 よろしければ→https://twitter.com/mhr_sousaku

高校二年生の栞は、ある日一冊の本を見つける。古ぼけた本の題名は『聖女の書』。その本を手に取ったことで、意図せず栞は異世界への扉を開いてしまう。召喚された世界で聖女として扱われる。だけど、聖女だからと言って特別な力がある訳ではなかった。ただこの世界で、一年間だけ充実した生活を送ってくれればいいと言われる。変わり映えしない生活で自分を持て余していた栞は、充実した生活ってなんなのだろう？　そう戸惑う。だけど、聖女をサポートしてくれる人々に出会って段々と気持ちに変化が表れる。栞と一緒に行動を共にしてくれる神経質な男の子。住む所をくれた魔女。いつも話を聞いてくれる病弱な青年。やる気をくれるモフモフの獣人。そんな人々に囲まれて、なんとか異世界での生活を始めた。地味で消極的な栞は、自分に自信がなく「どうしよう」が口癖の女の子。異世界で沢山の人と出会い経験を重ね成長していく物語。

異世界にポンと飛ばされ、その地の知識も学もコネもない病弱な青年が、しかたなく軍に入隊するお話です

病弱な青年ビャクヤは点滴を受けに病院にいたはず……だった。 突然、砂浜に転移した彼は混乱するものの、自分が健康体になっていることが分かる。 ここは絶海の孤島で、小屋と井戸があったが他には三冊の本と竹竿、寝そべるカピバラしかいなかった。 喰うに困らぬ採集と釣りの特性、ささやかな道具が手に入るデイリーガチャ、ちょっとしたものが自作できるクラフトの力を使い島で生活をしていくビャクヤ。 強烈なチートもなく、たった一人であるが、ビャクヤは無人島生活を満喫していた。 そんな折、釣りをしていると貝殻に紐を通した人工物を発見する。 自分だけじゃなく、他にも人間がいるかもしれない！ と喜んだ彼だったが、貝殻は人魚のブラジャーだった。 地味ながらも着々と島での生活を整えていくのんびりとした物語。実は島に秘密があり――。 ※ざまあ展開、ストレス展開はありません。

孤児院で育ったリアは、幼い少年が受けた呪いに触れたことをきっかけに、前世の記憶を取り戻した。 前世では病弱な青年として早世したが、現世ではなぜか人一倍の健康体。しかも、性別が変わって少女（男勝り）になってしまっている。 小さい頃から感じていた違和感の原因はこれか！と納得するものの、前世とはまるで違うファンタジーな世界で、今更アイデンティティに悩む暇もない。 呪いから救った少年トーイが実は前国王陛下の庶子で、長じては何者かに命を狙われる運命にあることを知ったリアは、大切な家族の未来を守るため、騎士として王宮に乗り込む決意をする。 少女だけれど中身は元青年という主人公が、男装して騎士を目指すという、ややこしいながらもちょっと真面目な青春ストーリー。

病弱な青年、楓は自身の妖精であるルウとともに湯治の為に「天使湯」へと赴いた。 そして、そこで出会った元大天使のリリーや優しい兄貴肌の若草、真面目な悠に寡黙な時雨と織り成す、本当の家族の様に愛を育んでいく物語です。

　二十世紀末。 　第三帝国と名乗る某国が戦火をくゆらせる中、【魔女】の姉妹は暮らしていた。 　ワガママな姉のリリ、献身的な医者のルル。 　ひょんなことから出会った病弱な青年と、世界そのものを巻き込む大きな戦いが迫っていた。 　姉妹の長い生涯の、ほんの一時。 　はたして彼女たちはどこへ向かい、そして世界はどうなるというのか。 　歴史の影、魔が這いまわる。

一冬の、狐面の付喪神と病弱な青年の交流の日々。

一人、家族と離れて離れに暮らす病弱な青年ツネハルと、不器用な人たちの若干噛み合わない会話が織り成す勘違いから生まれる物語。基本主人公のほほん、周囲シリアスです。

　何度死のうが、次の生が待つ。 　病弱な青年は、何も得られなかった生涯の最期に、『何か』を欲して生き絶えた。 　神の気まぐれか、青年は前世の記憶を持ったまま転生する。生き甲斐を見つけ、やり遂げた末にその人生でも彼は生き絶える。 　けれども青年は、またも記憶を保持して転生する。 　それを幾度も幾度も。やがて終わらぬ人生に限界を感じ始めた彼。そうして繰り返され続けた転生。数えるのも嫌気がさしたその果てで、彼は一人の少女に出会った。 　真には死ねない男と、無邪気に彼を慕う少女の、温かで満ち足りた生のお話。

昔お題で書いたもの 異世界ファンタジー 病弱な青年トネルが願うのは、雪に触れてみたいこと。 冷たい外は、彼の体には悪くて…… お題元：「Pentas」様　http://starcluster.turukusa.com/ アルファポリス・カクヨムにも投稿

絶世の美女で誰からも好かれ何でも完璧にこなしてしまうが腹黒なトラマジパミュウ国の第一王女のメヒカは、継母達の悪質ないじめを返り討ちにする日々を送っていた。そんなある日、トラマジパミュウ国は隣国のエンタントリニテ国に制圧されてしまった。これを機に国と家族を捨て隣国の市政で一人暮らすことにしたメヒカ。市政での生活を楽しんでいたメヒカは、病弱な青年イキトと出会う。彼から頼まれた依頼を叶えるため、メヒカはイキトの家族を相手に奮闘するラブコメディ。

病弱な青年は二人の親友と病室の窓から見える風景だけをよすがに生きていた。何れくる終わりの日を感じながら。ただ祈る。二人の幸福を。望みは今だ秘められて叶うことすら望まずに…。

静岡で暮らすマイペースで素直なはると、温厚で病弱な青年、俊。二人は海に行った後、文通をするようになる。そして、清水を走る電車に乗ろうと約束をした。その翌年、日本では戦争が始まった。例外なく静岡も戦火に巻き込まれていく。

病弱な青年と黒髪の少女との逢瀬。 *自サイトでも連載中

　人工授精が主流になった近未来。人工授精で生まれて１６歳になった紅は、ある日突然貧血で倒れて入院する。そこで出会った病弱な青年、蓮と出会い、お互い惹かれあう。しかし二人には悲しい運命が待ち受けていた。 　少子化、男女間による結婚の減少。人類滅亡を防ぐ為に人工授精が一般化した世界で、新たな問題に直面する子供達の悲劇的な末路。 　若く、未成熟な二人が初めて知った、恋心と愛情。 　ある意味で運命的な出逢いを果たした二人の結末を、どうか見届けてください。