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作者:成橋 阿樹/作品情報/Nコード:N6751HG
完結済 (全182エピソード) |
奔放僧侶+性悪陰陽師+最弱主人公
舞台は仏教伝来から現代に至ってまでの時代融合した世界。
豊富な知識を持つ彩流 依は、国に属する正式な陰陽師の家系である、紫条 蓮と共に、蓮につく式神を求めてある山中に入った。その山は神と仏が併存する場所。険しい道を進み、頂上へと向かう中、依が足を滑らせ落下した。依の体を朽ちた木の幹が突き抜け、死を覚悟していたが、蓮の呪力で死を免れる。
依の体を突き抜けていたのは、その地に祀られた依代だった。
落ちた場所に覚えのある依は、蓮との出会いを思い出す。
『他の何よりも……誰よりも、依。お前がいい』
依と蓮が山に行ってから、少しずつも状況が変わっていく。
蓮の父親である総代が、ある仏の像を他の寺院に移していた。
仏の像を移した場所は、依と蓮と親交の深い、藤兼家の寺院だった。
蓮は自分のところから移された仏の像がなんだったかに気づくと、何が起こり始めているのかを察し、寺院の息子である藤兼 羽矢に協力を求める。
『冥府の番人、藤兼 羽矢。別名、死神。その門を開けてくれ』
死者の魂が閻王に裁かれる日、冥府に導いた魂が消えていた。羽矢は、魂が奪われている原因を察し、閻王に奈落への立ち入りの許可を得て依たちと共に河原に向かう。
河原の舟守は霊園で見掛けた神司だった。
依たちは、冥府から魂が消えたのは神司が関わっていると、神司の行方を探す。
辿り着いた神社の木には、釘を打ち込まれた人形《ひとかた》が無数にあった。
『ここは常夜……夜だけの神の場所。呪いの神社だ』
異変が起きる中、依は、自分という存在の感覚が薄れていくのを感じていた。
『眼《げん》、視覚に置き、耳《に》、聴覚に置き、鼻《び》、嗅覚に置き、舌《ぜつ》、味覚に置き、身《しん》、触覚に置き、意《い》、知覚に置く。我が器を処《しょ》とし、境界を定める』
存在を確認するような、呪文のような言葉。
全ての理由は、蓮と登った山に繋がっていた。
神仏判然令によって定められた神と仏の境界。
廃仏毀釈により、廃された寺。
『泣いていたんだ。たった一人で……そこにいたのが依なんだ』
この世の宿世。
死の果てに望むものは『神』か『仏』か。
その境界へと依たちは挑む。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: シリアス ダーク 男主人公 和風 異能力バトル 和装男子 BL要素あり 陰陽師 呪力 神と仏 和風ファンタジー 歴史 溺愛 残酷な描写あり ボーイズラブ 最終更新日:2023/01/26 12:14 読了時間:約503分(251,229文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 72 pt ブックマーク: 25件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
作者:秋山 雪舟/作品情報/Nコード:N1349GU
短編 |
当時の世界トップ日本の状況
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 私小説 徳川家康 オランダ(蘭) プロテスタント カルヴァン派 三十年戦争 ウェストファリア条約 ザビエル像 すみのどう 艦砲射撃 知恵伊豆 天草四郎 神仏判然令 国賊・非国民 最終更新日:2021/02/13 01:00 読了時間:約5分(2,378文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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