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作者:jh/作品情報/Nコード:N7291HE
完結済 (全3エピソード) |
四谷悟志は、社会学を教える准教授。興味があるのは女だけ、男なんて研究する価値がないと思っている。
昨夜、学生の露木恵那からのLINEで事務的な質問が来た。それに気づいた妻から、どういう関係かと問い詰められ、数時間を無駄に過ごした。露木恵那との間にやましいことは何もない。しかも彼女はキャンパスでさえない男と一緒にいる。誰のせいでこんなことになったんだと考えているうちに、自分は妻と結婚したこと時点で道を誤っていたと納得する。
貧乏な研究者時代に、食わせてもらおうと妻と結婚したが、研究に理解のない妻と一緒ではここから先へは進めない。妻とは別れたいが、納得はしないだろう。だったら別居をしようか…、そんなことを考えると、突然研究室に女が現れる。
彼女は、岩崎菜々子と名乗った。
岩崎菜々子は四谷の初恋の相手で、今思えば研究者への道を開いてくれた恩人でもある。それなのに、小学校五年生の時、彼は後悔してもしきれない過ちを犯し、その後彼女は転校してしまう。四谷は幸せな思い出も苦い思い出も、彼女に関わる記憶はすべて封印していた。
菜々子は四谷に「次は二人きりになれる場所で会いたい」と言う。
翌週ホテルで密会し、菜々子は今は一人だと言う。
四谷は菜々子に思いを打ち明け、菜々子も「私も悟志君だけ」と答える。
「でも不倫だけは嫌」と菜々子に言われた四谷は妻と別れる決意をするが…
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ラブコメ 三角関係 初恋 殺人 不倫 ホラー 研究者 社会学 再会 秘書問題 コメディー 最終更新日:2021/09/28 00:23 読了時間:約32分(15,581文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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