主人公はイギリスの海賊船長を務めている青年。彼の日常は略奪であり、暴力であり、また船員の統率である。 彼の頭を悩ましているのは貧窮。あとは、信頼出来る仲間が欲しいと常々思っていた。 人とあまり触れ合わなかったまま船長を継いで、自分達の上に立った彼を認める船員はいくら居るだろう？ 今日も背後に気を付けながら、彼は強気に振舞っていた。 そんなある日、彼は不思議な雰囲気を持つ少女と青年に出会って…？ 壮大な物語に巻き込まれていくことを、彼はまだ知らない。

連載物空海のアナザーストーリー。 レナートの過去をここに置いときます。 これも前に書いたやつです。

シリーズ物、空海の番外編？というかオマケ？ 死ネタをほのかに感じさせるシリアス。 前に書いていたやつを再アップ。 主人公は死なない。 登場人物というものはいつ殺されるかわからないが、主人公は殺されない。 主人公が死んだその時が、物語の終焉であるなら。 登場人物がいなくなり、誰かが主人公という役割を担えなくなったのなら。 きっとその時が物語が死ぬ時なのであろう。 だけど、誰も物語を殺す事は出来なかった。 誰もがハッピーエンドの可能性にかけて、物語ーー正確に言えば、物語と主人公ーーを元に戻した。 主人公達は、今日も始まりと終わりを繰り返す。 そんな主人公達の、ラストシーンの会話詰め。

連載物の「空のような海のような」の登場人物、ウィルフレッドの後日談。

ずっと前に書いていた連載物のバッドルート。