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作者:あまなす/作品情報/Nコード:N8381IY
短編 |
春はお線香の香り
春はお線香の香り
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 日常 青春 最終更新日:2024/04/30 00:26 読了時間:約1分(327文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 16 pt |
作者:なと/作品情報/Nコード:N0540IG
短編 |
雨は呼ぶ
闇の生き物を
そっと法螺貝に耳を澄ませると
過去が囁きかける
夢を見ているのだ
低い男の声が腹から
雨が降っているからでしょうか
お腹の子は随分野太い声
それでなくても
仏間は線香の香りで
亡くなった人達の遺影が
笑ってゐる
雨の中
美しいかんばせの着物の男が
神社へ向かっていく
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 伝奇 ミステリー 怪談 お地蔵様 夏 入道雲 雨 隧道 幽霊 お坊様 線香 カキ氷 最終更新日:2023/05/27 15:02 読了時間:約9分(4,017文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:瀬川なつこ/作品情報/Nコード:N2115HH
短編 |
古い通りを、お坊様が一列になって、歩いていく。錫の音軽やかに。夏の巡業。風物詩。
秋のお彼岸、ナスの馬。キュウリの馬。綺麗ですね。子供達の、不思議そうな顔。
芒野原、柳行李に、呪いの藁人形を詰めて、呪い師は、ぶつぶつと謎の呪文を唱えつつ、草野を行く。
カキ氷に、お冷で、さっと冷たくなって。夏の呪いを、洗い流す作業。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 伝奇 ミステリー 怪談 童話 怪談詩 暗黒童話詩 秋 夏 昭和レトロ 秋のお彼岸 合わせ鏡 線香の香り 最終更新日:2021/10/28 20:02 読了時間:約3分(1,009文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 18 pt |
作者:なと/作品情報/Nコード:N9538GY
短編 |
夢のような夏がやってくる。
今年も、魂の還る季節。
町を歩いていると、線香の香りが。
仏壇の間には、祖母が、真っ黒な仏像のようになって念仏を唱えている。
真夏の盂蘭盆会で、苦しむ母を想うお坊様を想うと、
木漏れ日に強い日差しに眩暈と幻葬を想う。
少年時代には、夢の中で、鬼に魘されていたっけ。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 伝奇 ミステリー 怪談 童話 夏 幻想小説 昔話 古風 最終更新日:2021/05/15 16:27 読了時間:約2分(544文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 20 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:たくみしゃん/作品情報/Nコード:N4031BO
短編 |
冬の寒さがいまだに残るこの日、私の家には沢山の人が集まっていた。
皆、同じような黒い服を着て、家の中は線香の香りが漂っていた。
そのくせ、外は突風が雨戸を大きく揺らしている。
そのため、線香の煙が簡単に外へと逃げていく。
「本日はご愁傷様です」皆が口をそろえて、私の父に挨拶をしている。
私は何故皆悲しそうな顔をするのかわからなかった。
お母さんは私が幼いころからいつも話してくれていた。
空の彼方には神の国があるのだという。
だから、お母さんがいなくなっても神の国に行くだけだから、夕空(ゆら)が神の国に来ればまた会えるよ、と。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 少女 少年 中学生 神様 最終更新日:2013/03/17 19:40 読了時間:約15分(7,004文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
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