この物語は、まだ誰も知らない“聖剣の乙女”を巡る、恋と運命の物語。 天然で少しぽやっとした貴族令嬢アリア。 これは、とある王国で囁かれる “皆既日食の乙女” の伝承から始まる物語。 日が月に隠れ、世界が闇に包まれた瞬間に生を受けた少女、アリア。 その存在は聖剣の加護を授かりし者として、国の象徴と讃えられるはずだった—— ……のだが、本人にその自覚は一切なし。 「結婚？ 面倒だし、ずっと実家で紅茶飲んでたいなぁ」 「お世話はセドリックがしてくれるし、これで充分よね？」 そんなアリアの前に現れたのは、強引で少々（かなり？）怖い伯爵、キース。 何故か彼は、アリアに妙に執着し、ときには脅迫状（!?）まで送りつけてくる始末。 ——聖剣の加護と伯爵の執着が交錯する、少し不思議で、かなり甘くて、 時々ハラハラするラブストーリー。

【前編終了】主人公ロゼはなんとしてもお城が欲しい。野望を胸に入学したロゼの元に、なんと脅迫状が届く！　地位も名誉も力も無い少女が、美しい城を手に入れる話。【超簡単！読めばわかる国の傾け方！】

　苦無白紗月は同級生の鈴原詩織に想いを寄せている。 　その詩織が友達の片桐麗華を殺した。意図的にじゃない。事故だ。それでも人を殺してしまったという事実は変わらない。詩織と離れたくない紗月は許されない提案をする。 　　 　紗月の家はかつて特殊な薬を使って殺しをしていた。そして薬の中には死体を溶かす薬がある。紗月は死体を消す事を提案し、詩織は受け入れた。 　死体は無くなり、それで全てが終わった、はずだった。麗華は幽霊となり紗月の前に現れる。そして届く詩織から離れろという脅迫状。詩織の身の周りに起きている異変の正体を探す為、紗月は麗華と手を組み行動を始める。 　詩織との日々、麗華との交流、事件の謎、日々の中でそれぞれの想いの行きつく先は… 　現実世界と殆ど同じ世界設定ですが、同性婚が認められていたり、幽霊がいるなど完全に同じではありません。 旧題「世界一愚かな選択をあなたと」

ダンジョンで発見された一通の脅迫状――『このダンジョンの秘密を知られたくなければ、金を用意しろ　ケネス』。これを拾った人物が後日、姿を消した。魔法学校新聞部に所属するアルスはひょんなことからこの謎の調査をすることになった。一体、この脅迫状は誰に向けられたものなのか。このダンジョンの秘密とは、何なのか。文の末尾に書かれたケネスとは何者なのだろうか。 真相を追った先にこの社会の闇にまるわる、恐ろしい結末が待っているのだった。

【完結済み】【七章修正中】 競馬の騎手岡部綱一郎 落馬した岡部が飛ばされた先は、恐竜が競走する競竜が盛んな世界だった 競竜の調教師戸川と出会い、競竜に魅入られていく物語 おじさんと、おじさんと、おじさんたちと恐竜たちの愉快なコメディ 恐らく初の競竜の調教師を主人公とした本格的な物語 ～以下ネタバレ注意～ 【第一章　師弟　厩務員編】 岡部綱一郎は騎乗馬の故障で派手に落馬 目が覚めると競竜の盛んな別の世界にいた 身元引受人になった呂級調教師の戸川は、岡部を厩務員として雇い入れる事になった ある日サケセキランという竜が入厩してきた 【第二章　友情　調教師候補編】 岡部は次期会長の勧めで調教師を目指す事になった 何とか試験に合格した岡部は競竜学校に通う事になり、同期と切磋琢磨する事になる だが送られてきた竜はサケエイリという餌もろくに食べないガリガリの竜だった 【第三章　汚職　仁級調教師編】 奇しくも岡部の配属先はサケエイリを送ってきた及川調教師のいる久留米競竜場だった 赴任した岡部へ及川たちは恫喝を繰り返す だが岡部は徐々に彼らの犯罪行為の証拠をつかむことになる 及川たちを排除した久留米競竜場で今度は大量尾切れ事件が起きた 【第四章　家族　八級調教師編】 防府競竜場へ赴任した岡部は戸川の娘梨奈と結婚 さらに長女の奈菜も生まれた 八級は岡部にとって得意な分野で順調に勝ち星を挙げていく そんな幸せを謳歌する岡部の後ろで、闇の組織がついに手を伸ばして来たのだった 【第五章　課題　呂級調教師編（前編）】 最悪の事態を招き、ついに裏組織との全面抗争に突入した岡部 一方厩舎は服部が全く呂級に適応できず大苦戦 さらに紅花会も期待の名竜を乗せた竜運車で輸送事故を起こしてしまった 【第六章　出藍　呂級調教師編（後編）】 圧倒的な成績で早々に伊級昇級を決めた岡部 初の呂級調教師による海王賞制覇を目論む だがそんな折、調教師を辞めろという脅迫状が届いたのだった 【第七章　難渋　伊級調教師編】 瑞穂の竜は世界の竜に勝てない その原因を探っていた岡部は調教方針に問題があるのではと考えた 試行錯誤の結果ついに「飛燕」の育成に成功したのだった 【最終章　差別　海外遠征編】 国内で海外勢を打ち破った岡部は、いよいよ海外遠征に乗り出すことになった ※カクヨムにも転載しています

【書籍発売中(2025年4月発売 アルファポリス文庫)それに伴い、本編部分を掲載取り下げました】☆詳細を活動報告に記載しています☆完結済み番外編掲載。続編掲載予定☆ 　本サイトはアルファポリス様、ホラー・ミステリー大賞受賞作を受賞し、同社より書籍化された『桜子さんと書生探偵　明治令嬢謎奇譚』の番外編を掲載しております。 　また、今後、執筆予定の続編も掲載予定です。 【本編（書籍部分）のあらすじ】 こんな夜更けにいいとこのお嬢さんが何してるんですか？ ―――時は明治。胡条財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう　さくらこ)は、ある晩、謎の青年と出会った。 その邂逅の翌日、桜子は父から三人の縁談候補者を紹介される。婚約者選びに悩む桜子の下に、謎の脅迫状が！？ その事件のために胡条家に呼ばれた人物こそが、あの晩に出会った帝国大学の書生、五島新伍だった。事件を解き明かすために奔走するうちに、候補者の一人が命を落とし……桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約は？（是非、書籍でお楽しみください） 【本サイトに掲載されているもの】 ※いずれも書籍版（本編）終了後の時系列ですが、単体でもお読みいただけます。 ・番外編１　牧栄進の憂鬱※完結 ・番外編２　少尉と書生探偵（ショートストーリー）※完結 ※SS完結後、続編（長編）掲載予定 ★レビュー、評価、感想、いいね等々ありがとうございます★ ☆誤字報告、いつもありがとうございます☆ ※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。 ※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。 ※アルファポリスにも掲載しています。

剣と魔法のファンタジー世界で、ジールは王国騎士団の騎士として働いていた。理想の騎士像とはかけ離れた騎士団のやり方に、団を離れる事を考えていたジールだったが、これが最後と決めた任務で密室殺人事件の犯人に仕立てあげられてしまう。自らの冤罪を晴らすため、ジールは難解な事件へと挑む。 2025/02/20　第二章始めました。 2025/03/23　第二章完結しました。

「お初にお目にかかります、俺はクインチェル様の……犬です」 大国アーヴルメスは世界を統一して日が浅く、支配下に置いた国々の小競り合いが絶えない。そんな各国の関係を維持し、アーヴルメスの平和を守っているのは才女として名高い歴代最年少大使、女爵令嬢クインチェルだ。 各国の元首からプティタンジュ（小さな天使）と愛されているクインチェルのもとにある日、脅迫状が届く。そんなアーヴルメスの天使を守るべく、アーヴルメスの支配下にある帝国から護衛役が献上されてきた！？ 「お初にお目にかかります、俺はクインチェル様の……犬です」 「血眼の狂犬（ブラッド・ドッグ）」の異名を持つユベールは、綺麗な顔で恭しく跪き、クインチェルの手の甲にキスをした。 過保護でクインチェルにあだ名す者に容赦ない。初対面のはずなのに、ユベールはなぜかクインチェルには甘く、四六時中片時もそばを離れない溺愛っぷりで……？

《スペシャルゲストとして、あのゴーストシンガーがやってくる……！！》一枚のチラシをきっかけに、クラブ『パープルズ』のシンガーであるイチカは、見知らぬところで進んでいたスクールフェスティバルのコラボライブ企画を知る。イチカはすぐに参加辞退を示したが、今度は脅迫状が届き……。

改稿版 主人公『椎名翔一』の世界で社会現象を巻き起こしたラブコメ漫画「中学ハーレム」略して「中ハ―」。シンプルかつド直球なタイトルが話題を呼び男女問わず幅広い世代で流行した漫画だ。しかし、その漫画は最悪の終わり方で完結。さらに、火に油を注ぐかのような作者のSNSでの発言により、漫画は大炎上。作者への脅迫状や爆破予告などが届いて警察沙汰に…。「中ハー」は最高のラブコメから最悪のラブコメにまで転落した。 そんな世間が批判しても翔一はその漫画のファンだ。なぜならその作品に登場する負けヒロイン『天羽 玲羅』が大好きだからだ。でも、作品内で酷い扱いを受けてしまう天羽玲羅を見た時、さすがの翔一も「ウゾダドンドコドーン!」と思いながら単行本を床に叩きつけた。結構余裕だ。 そんな翔一は完結後も玲羅への思いが引きずりながら生きていると突然死んでしまう。目覚めるとそこは「中ハー」のその後の世界。こんなありきたりな展開に一切の躊躇なく玲羅に接触する翔一。 翔一は、「中ハー」の作者が一切望まなかった結末へ歩み始める。

幼い頃両親を殺害された松本は警官になる。 そんなある日平和な家庭が崩壊する事件が起き、松本を事件を担当することになった。 調べていくうちに、自分の親が殺害された事件と共通点があることに気づく。 そのうち、闇のブロッコリーと名乗る男から警察に脅迫状が... 野菜サスペンス。

大昔、戦争で失われた『黄金のレシピ』があった。 『黄金のレシピ』を手に入れたお菓子工場は、大成功し地元の経済は、この工場によってもたらされた貢献により大いに潤ったと、噂されていた。 しかし、『黄金のレシピ』は、人間に対して不幸をもたらすものと信じる者たちがいた。 そして、『黄金のレシピ』に反感を抱く者たちの中には、工場に脅迫状を送りつけた。 脅迫状を重く見た工場主は、問題の解決を探偵会社に依頼した。 しかし、『黄金のレシピ』が悪かったのか世界は壊滅する。 しかし、輝元という男は、世界を蘇らせる。 輝元は、誤植の欠陥『黄金のレシピ』に代わり本物の『黄金のレシピ』を人間にもたらし、世界は元の通りに蘇る。

タメシス市長選挙日でもある聖ミカエル祭の一週間前－－ 警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所を、毛織物商人組合の長にして現市長のリヴィングストン氏が訪れた。 市長がエレンに秘密厳守で打ち明けるには、エレンと同い年の長女シビル・リヴィングストンの結婚問題に関して脅迫状が届いたのだという。 シビルには八年前、社交界にデビューしたばかりの十八歳のころに、父親に結婚を認めてもらえなかった魔術師の恋人がいたのだという。 脅迫はその恋人アントニオからではないか―― アントニオはもしかして魔術で姿を晦ませて使用人のなかに紛れているかもしれない。 そう訴えられたエレンは、タメシス郊外のリヴィングストン家の別邸「ローレル荘」へと向かいます。

【ファンタジー×ミステリー　天才道具師が難事件に挑む】 　ある日、騎士団の新人エリナの元に変った事件が舞い込んだ。「透明薬」を使い、国宝を奪うという脅迫状が届いたのだ。 　準備を整え犯人を待ち受けるエリナたち。ところが、現れたのは姿どころか形さえもない――“幽霊”のような存在だった。用意していたトラップは次々とすり抜けられ、皆の目の前で国宝は盗まれてしまう。 　打つ手を失ったエリナは、先輩騎士の紹介で、不愛想で変わり者の道具屋・オーランドを訪ねることに。事件に興味のなさそうな態度を見せるオーランドだったが、使われた"透明薬"の話を聞くや否や、彼の目が鋭く光った。 　透明人間の正体は何者なのか？　何故トラップにかからなかったのか？　その真の目的は！？ 　天才道具師オーランドと新人騎士エリナ。奇妙なコンビがファンタジー世界の難事件に挑む！

　一人暮らしをする男子高校生のアパートへ、大きな荷物を持った少女が現れた。これから24時間体制で、行動を共にすると言う。それは、母親が雇ったボディーガードだった。 　命を脅かす脅迫状が届いたことを切っ掛けに、少年は自ら犯人を探し出そうと行動を開始する。父親を亡くしたことで孤立していた少年が、少女と共に新たな絆を築いて行く。

現役恋愛小説家の勇利愛華は、万年ネタ切れで頭を抱えている。 いつも通っている馴染の海の見えるおしゃれカフェ。 ……の一番奥の日の当たらない端の席が彼女の指定席。 勇利愛華はいつもそこに腰を掛けて、執筆に励むが、気がつけばやって来るお客さんの会話に聞き耳を立ててネタになるような話はないか邪推を繰り返す。 ひょんな事から、自身も通っていた腰越高校の文化祭実行委員に送りつけられた脅迫状の犯人を探す事になってしまう。 しまいには親友である奏汐音によって何でも屋『スギウラ』で探偵の真似事の様な事を始めさせられてしまう。 人は死なないミステリー。日常の謎ヲテーマにした作品です。 カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ＋様でも連載させていただいております。

事件ご解決しても、変わらず送りつけられてくる脅迫状

Ripper事件の解決後、任務に復帰した空は今までのように支局で働き始めた。そこに届けられた1通の手紙は空を孫娘の恩人だと言うヤクザのご隠居からのものだった。老人の屋敷を訪れた空は、届けられた脅迫状に対応する策を提案するが、お家騒動の余波で拉致される。何とか暴行は未遂に終わり1つの事件は終わった。 その後ファッションショーに招待された博と空、そしてジーナは殺人事件に巻き込まれるが、百合花粉の証拠で犯人は自白し事件は解決する。 夏になり、捜査官たちは交代で休暇を取り海に行くことになったが、空とジーナは遺体発見現場に遭遇する。殺意を持った犯行では無かったが、その詳細を知った空は捜査に協力した。 その後、以前身辺警護をした第4王妃が再び来日し、空は警護の任に着く。1日だけの任務の筈だったが、何故か空は王妃にＨ島の別荘に連れて行かれてしまう。王妃の狂気に晒された空は、心身ともに痛めつけられる。救出された後も、その心は崩壊し幼児のようになってしまった。博の献身的な介護で、半年と言う時間は掛かったが、何とか回復し、空は支局の仕事に戻った。 そんな日々の中、博は手術を受け20時間の視力を得ることを決める。彼の入院中、王妃の事件で世話になったルース捜査官の訃報が伝わり、空は単独でその任務を引き継いだ。 博に与えられた20時間の視覚に、捜査官たちは最高のプレゼントを贈る。それは空との結婚式と入籍だった。夫婦となった２人だが、捜査官としての日常は続いてゆく。 新婚生活の中で、博と空は警視庁で橋本警部補から相談を受け、ダイイング・メッセージの解読に協力する。けれど、その帰りに空はエレベーター内で大量出血をする。子宮外妊娠だった。緊急手術後、博は彼女を癒す話を、愛をこめて伝える。けれど空の身体は寿命を迎えようとしていた。 地下街で爆発事件が起こり、博と空はそのカギを握るマランタ王国のレジスタンス、ウィルマの最後に立ち会う。彼女の伝言を抱え、港に停泊するマランタの船に捜査官たちは向かった。 そして王国のクーデターが成功したことを知るが、空とジーナはマランタの船「アンタレス号」に軟禁され船は領海外にでてしまう。第４王妃が乗る船の中で、2人は出来ることやりたい事を全て行い、船はＧ島で拿捕され救出された。 空は博に、FOI日本支局を退職することを伝える。 彼女の捜査官としての生活は終わりを迎えた。

中学２年生の代田弾（だいただん）の下駄箱に脅迫状が入っていた。 親友の園山雪人（そのやまゆきと）が学校内で事故に巻き込まれそうになり、もしかして下駄箱の投函間違いではと調査を開始する。 弾の幼馴染の茜も加わり、調べて行くうちに、図書委員と美術部の中に怪しい人物がいることがわかり、脅迫状を作成した人物までたどり着くが、その人物は違う人物に送ったと言う……。 そしてユキに執着する意外な人物が明らかになり……。 お互いを親しみをこめて、ＤＤ、ユキと呼び合う中２男子の名簿連番親友コンビの会話を中心に、弾の視点から事件の謎を追っていきます。

一家の主・杉山耕平が家族に重要な話があると告げ、家族が揃った中で、窓ガラスに投げ込まれた脅迫状を紹介する。犯人は五百円を稲荷神社の鳥居に埋めるよう要求しており、家族は自力で解決を試みる。 脅迫状に込められた真意とはなにか？ その事実は祖母によって明かされる。 家族五人と猫一匹の、ほっこりミステリーです。