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作者:岩月クロ/作品情報/Nコード:N6301DA
短編 |
あるところに、祈山という神社がありました。そこには、祈ることを得意とする神様がおりました。
それほど参拝者は多くありませんでしたが、来る人は決まって手を合わせ、自分の幸せを、他人の幸せを、そうでなければ誰かが不幸になりませんように、と祈りました。
神様はそのひとつひとつに耳を傾け、彼らの幸せを祈り、去り行く背中に微笑みを向けました。
いつも、そうしていました。
──ある日、神社にある少女が訪れました。泣き腫らした目をした少女でした。
(神様、どうか──)
これは、ある神様と少女の、一方通行にしかならない想いの物語。
ジャンル:童話〔その他〕キーワード: 神様 現代風 ハッピーエンド 冬童話2016 少女 一方通行 祈り 親愛感情は どこから生まれる? 最終更新日:2015/12/22 19:14 読了時間:約7分(3,364文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 264 pt ブックマーク: 22件 評価人数: 25 人 評価ポイント: 220 pt |
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