僕は今日家を出ていく。その決意はもう覆らない。 僕から母の視線が外れる瞬間、 僕はすべてロックを外し扉の外へと飛び出す。 真夏の灼熱の太陽が僕を差し、アスファルトの小さな突起が靴下を通し僕の足裏を刺す。 なんとしてでもあそこに辿り着かなくては。 家族関係、恋愛、成長。 一人の少年の成長を描きます。

不摂生、不健康、不衛生の、 『不の3段活用』生活を極めた男、森下。 流石にそろそろ、ちゃんとしようと思い、 休日の公園で足裏を刺激する設備、「健康の小道」を踏んだ瞬間から悲劇がはじまった……。 入院と言う名の監獄生活、そして、入院患者が恐れる、『会員制、健康の小道』とは……？

足ツボマッサージしてほしい。

あの子は屋上でヤンキー達にちょっかい出されたら、思わず蹴りを放った。しかし足首をつかまれて靴まで脱がされてしまった。今度。彼女は本気で怒る。

上履き忘れ、制服裸足、靴脱ぎ…。日常の中にあるちょっとしたフェティッシュな場面。そこに気づいた人たちの視点から描いたお話をまとめていきます。 足フェチさんたち向けの連載（オムニバス）小説です。

高校生のつくしちゃんは付き合っている男の子から変わったお願いをされちゃいます。その子のことが大好きなつくしちゃん。体を張って頑張ります。そのほか、いろいろな女の子の日常に焦点を当ててみました。足フェチさん向けの連載（オムニバス）小説です。

高校生のアカネは、ある日いきなり異世界へやってきてしまいました。 森で魔物と出会いピンチのとき、助けてくれたのは裸足の小さな魔女でした。 元の世界へ戻るため、魔女とともに手がかりを探す冒険を始めます。 リクエストにより執筆した、初めての異世界モノです

第一幕。 いつからか、ずっと追われている。 灼けついた砂浜を歩き続けている。 赤い怪人と青い怪人が、太い鉄棒で自分を殴るためにあとをつけてくるからだ。 森は茂みが濃く、波打ちぎわにはウミヘビがいて、逃げ場はない。 全裸なので体も足裏もヤケドを負っている。 ひたすらに苦しい。 なぜ、こんなことになっているのだろうか。 わからない。 自分が何者であるかすらわからない。 ただ逃げる。 だが、力尽きて追いつかれ、鉄棒に腕をへし折られる。 第二幕。 目が覚めると馬に引かれる荷車に乗っていた。 見たことがあるような、ないような山あいの道を進んでいる。 馬の手綱を握っているのは祖父だ。 頭がはっきりせず、自分の事さえまともに思い出せない。 しかし。 雲が異常な速さで飛び去り、入った田園地帯で見た異様な光景に、だんだん理解が追いつき始めたのだった。

私を、踏んでください。

僕の妹は、兄である僕から見ても、とてもかわいい。 ある月曜日、そんな妹が、急に僕の部屋にやってきた。聞くと、上履きを忘れてしまい、一日中靴下のまま過ごしたというではないか。僕と妹の、秘密の時間が始まった。 ※アメーバブログで投稿していた作品を、加筆修正して投稿しています。

5/10はメイドの日らしいです。親戚の人に、家のお掃除を頼まれた東戸さん。お小遣いのために頑張ります。 ※アメーバブログとの重複投稿です

多くのツボが集中する箇所のひとつ、足裏。 あなたはそこに、何を感じますか？

独り暮らしの俺は、アパートで年始を過ごしていた。 突如、炬燵の中に大勢の足が現れる。俺はパニックのあまり…… ♜エブリスタで公開している小説の改訂版です。

4月から高校2年生のつぐみは、素足が大好きな女の子。新学期早々、ハプニングに見舞われてしまいます。そんな彼女の日常を追いました。

死に臨む。 足裏に棲む。 世を知る。 他人を知る。 知人を知る。 自分を知る。 死後の全てを今ここに。

お葬式、初めて出会う親戚の中に、同い年くらいの女の子がいた。黒タイツが似合う彼女に、僕はすっかり引き込まれてしまった。

季節は秋にかわり、小学生時代の東戸さんも靴下を履くようになりました。けれどある日、東戸さんのうっかりが発生してしまいます。 ※アメブロと同じ内容です

夏休みが明けたころ、油断して寝ていた東戸さんは虫に刺されてしまいます。刺された場所が不運な東戸さんは学校の一日をどのように過ごすのでしょうか。

終業式の日、東戸さんたちは夏祭りへ出かけます。楽しいことあり、アクシデントありの夏祭り。今年はあちこちで自粛ですが、小説の中だけでも、楽しんでいってください。

7月の週末、東戸さんからお願いされた西野さんは、一緒に放課後の学校へ向かいます。誰もいない学校、いつもよりちょっと大胆な西野さんにご注目