大戦の影響が色濃く残る地ベスビアス国。幹部からの命令で副官となったダルクだが相手は軍内部で最強と噂される参謀長のスピネルだった。士官なのに戦争に乗り気でなく、ごく小規模な軍隊のみを指揮する、変わり者。だが魔法の天才と言わしめるだけの実力は折り紙付き。反して魔法が一切使えないダルクとは相性が最悪だった。そんなスピネルに振り回される日々は彼の理不尽な事情を知ってしまったことで変化していく。お互いの距離が縮むほどに心はどこかざわつく。ダルクの思いとは反対にベスビアス国は世情に巻き込まれていく。裏を返せば共に戦いの場に向かわねばならない。 　世の憎悪に飲み込まれたはてにダルク達は何を切望するだろうか。孤高の天才軍師×器用貧乏な雑兵が織りなす愛の記録。 　――そして、人に近づいてしまった　カミサマ　は知るのだ。 　※この作品は「カクヨム」、「小説家になろう」にて重複投稿しています。

オレことジョオンはクリス王国ドムトール領で騎士見習い兼軍師様の従者をしている。 その軍師様は見かけは美少女である。ただし中身がとんでもなかった。 彼女、エフィラル＝スタンドーネは誰に対しても物怖じしない、悪知恵も回れば、口も立つ。いつも何かを企んでいそうな表情をしている。 そんな彼女にオレは振り回されっぱなしで寿命が縮みそうです。 え、「貴方、図太そうだから大丈夫よ」？　勘弁してください。 それがある日ドムトール領主子息の部屋で二人して聞いてしまった事実で一変。 クリス王国の王都に攻め込む！？ 何か子息の様子も変だ！！ ここにいても始末されるだけ。こうなったら逃げるしかない。 そうして始まる軍師様との逃避行、そして様々な出会い、反撃。 魔法？パルの残禍？？一体どういう事ですか！？ 思惑の絡み合うクリス王国に戦いの気配。 そして気が付けば軍師様に巻き込まれているオレ。 ……。 オレ、新兵なんですけど！ どうしてこうなった！？ 学生時代に書いた小説の書き直しです。 昔、サークルで公開されたようなされてないような……。 作者は戦略とかさっぱりです。 何とか頑張ります。

　兄妹二人きりで暮らす小山内兄妹。電車の問題で出社できなかった小山内次晴が、二度寝から目覚めるとなぜか、異世界転生。しかもよりによってつい先日大敗北を喫したばかりのナヴァール聖王国の王子になっていた……。 　父親である国王は華々しく戦死。王太子の兄も行方不明、王都の留守を守っていた自分とわずかな兵しか残っていないという状況の中、何とかしようとするもののピンチは続く。王国の危機に、国家を簒奪するべく教会が動いたのだ。教皇の娘で策士と名高いビアンカ教皇代理が現れ、次晴を破滅の罠に陥れる。諦めきった次晴だったが、ビアンカ教皇代理のとあるセリフに耳を止めた。 「こうめいならどう動くか……」 「ちょ、ちょっとビアンカさん？　今なんて言った？」 「なによ？」 「いや、いま孔明って……」 「孔明様は孔明様よ！　まー、知るわけ無いわよね、あの私の心の師匠、あの天才軍師様を……とにかく私はお兄ちゃんの半熟煮卵を食べれないままこちらに来てイライラしてるのよ！　黙っていて！　あんたを保護するかどうか悩んでいるんだから！」 　異世界に転生した兄妹が、強力な力を手にして世界を支配していく、これはそんなお話しです。　

同じクラスの柘植君は、クラスの人から密かに『公家君』なんて呼ばれたりしている。雰囲気も落ち着いていて、クールだ。だからなのか、正直ちょっと近寄りがたいイメージがあって、いつも一人でいる。 私は、そんな柘植君が気になって仕方がない。 最初はその狐のお面みたいな顔が素敵、って気持ちだったけど、最近はそれだけじゃなくて、彼の丸ごとが気になってしまう。ああもうこれは恋に間違いない！ だけど、一体何をどうしたら良いのかさっぱりわからない。 ああもうどうしたら良いのかな。そう思っていると、 「あたしにまっかせなさぁいっ！」 と大親友のトンちゃんが名乗りを上げてくれたのである。 これは私が、柘植君に思いを告げるために、専属の恋愛軍師である富田林千秋ちゃんと二人三脚で奮闘する物語である。

王国軍に所属する最強の盾持ちと名高い俺を新参若手軍師がいきなりのクビ宣告。 ここで俺を失ったら仲間の身は危険に晒されるし、戦いに勝つことすら危うくなると説いても聞く耳を持たれない。こんな奴が俺の進退を決定して残された仲間を指揮していくとか正気か！？信じたくないんだが

国すらない森林に1人の青年が現れる。 青年は戦いを経験し、軍師へと成長していく。 世界は彼を敵視し、その影響は大陸の世界へと波及する。 出身と噂されるところに住まう者たちを揶揄し、こういわれた。 動物の国の軍師様と。 ※全面的に推敲しなおします。それまでは無期限停止します。

乙女ゲームの世界に転生したエルベルト。 ……でもなにこの乙女ゲームらしからぬ超ハードモードな人生は！ ちょっとしかも待ってこの孤児院二年後つぶれない！？ 二人しか生き残らないってなに！？理不尽すぎる！ くそぅ！もう仲間が死ぬのも自分が死ぬのもこりごりだ！ぜっっったい生き残って見せる！ 戦術ゲームの神と呼ばれたエルベルトは、その戦術士としての能力を駆使し、孤児院で平穏無事に生きられるのか！？ 恋の悩みに人間関係、得意不得意を分けて指揮するのだって一苦労！ こらぁ！そこのバーサーカーな人狼野郎！ ちゃんと指示に従ええええ！

突如、ゲームの悪役令嬢として記憶が目覚めてしまった主人公アメリア。 彼女は知っている。 敵となって、最後にはバッドエンドで死んでしまう運命を・・・ 彼女は知識と戦略を武器に自分のバッドエンドを変えようと奮闘する異世界ファンタジー。

お嬢様軍師様！に出てくるキャラクター達の物語です。 ギャグ中心でいこうかと思います。

少女アリサは騎士を志し、田舎から出てきたばかりだ。 騎士見習いにはなったものの、厳しい訓練の日々に疲れ、密かに望郷の念を募らせていた。 そんな彼女の慰めは、故郷から持ち出したフィドルと、それを聴いてくれる軍師リヒトの存在だった。 騎士見習いの少女と、異邦人の軍師様による、音楽と淡い恋のお話。 ※自サイト（https://tg1130.sakura.ne.jp/）にも掲載しています。

　自称普通のオタクの高校生、新田勇輝。 　彼は憧れの戦国武将の墓を巡礼する旅の途中、姿を現した謎のゆるキャラ風生物に異世界に連れ去れてしまう。 　そこは、シミュレーションＲＰＧな世界だった──。

居城を攻め落とされて流浪の身になった『元王女』のミルクマード。王家の血筋を完全に絶とうとする敵国の追っ手から逃れつつ、この窮地から脱するために賢者の力を借りようとした。が、伝説の賢者はすでにこの世を去っていた。一縷の望みすらも消えて途方に暮れるミルクマード。しかし、その賢者には師匠を超えるほど優秀な弟子がいると村人から聞いた。ミルクマードはその弟子に自分の未来と命を掛けて訪問するのだが……噂の弟子は頭に女物のパンツをかぶってハッスルしている変態だった。