VTuber女帝様が「ヴァーチャル宮殿」をガチで建てちゃった世界線――！ 「今日も“やりすぎ”伝説を更新中！」 毒舌なのになぜか憎めない――公式マスコットのアセットくんのツッコミが、配信に火をつける。 SNSの「ルームツアーやって！」という軽いネタに、本気で“数千人同時接続OK”なメタバース宮殿を爆誕させる、 “頭脳チート×経済無双”でぶん回す桁違いVTuber、南野結衣。 企業Vも個人Vも、現実もバーチャルも、 夢と現実がごちゃ混ぜになる新時代を、まるごと作り変えていく。 彼女の“顔”は一つじゃない―― ほんわり癒し系の笑顔に、現実離れした演算能力。 昼は“普通の”会社員、けれど裏の顔は数千億円規模のリアル資産を操る企業オーナー。 そして夜は、青髪ショートボブ＆軍服ワンピで何万人もの視線を集める令和の最強女帝VTuber。 でも、そんな素顔を知るのは家族以外ではごく限られた仲間だけ。 「半分公人、半分匿名」――この危うくも刺激的なバランスの上で、 推し活も資本主義も、全部ゲーム感覚で無双する“新世代のシンデレラストーリー”。 「推し活と数百億単位の投資を、同じノリでやる人なんて聞いたことないよ。――女帝、ホントに規格外すぎる！」 NFTや株でのとんでもない失敗も全部ネタ化、守りも攻めも配信で晒し、 「勝ち続けるだけが正解じゃない。負けても全部、立て直してみせる。」 ――そんな女帝様の言葉に、ファンも、 「次の伝説はなんだ？」と夢中で食らいつく。 リアルもメタバースも、夢も現実も、“全部”賭けて駆け抜ける。 誰にも真似できない、“桁違い”の道を―― 本気で世界を舞台に遊び尽くして夢を現実に――！ ――あなたの“推し”、次の一手は？

彼は普通の高校生として平穏な生活を送っていた、はずだったのだがある日クラスメート全員と一緒に突如無人島へ連れて行かれてしまった。 「お前たちにはこれから最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう」 島にいた妙な軍服姿の男の発言に慌てふためくクラスメート達。そう彼らは今まさにデスゲームの舞台に立たされてしまっていた。生徒が殺しあう瞬間を今か今かと心待ちにするろくでもない大人たち。このゲームでは弱肉強食。弱いものは容赦なく死に強いもののみが勝者となる――筈だったのだが彼らは気がついていなかった。いままさにデスゲームに巻き込まれた生徒の一人が異世界から帰ったばかりの元最強の勇者であることに。 そしてゲームが始まる頃にはデスゲームの運営者の命運が尽きていることに――これは必死にデスゲームを成立させようとさせる運営の思惑を無自覚に潰してしまう、そんな異世界から帰還した元勇者（高校生）の物語である。 ※Eエブリスタでも公開しております。 ※本編完結しました。 ※今後後日談などを載せていく予定です。 ※コミカライズが決定しました。月刊コミックREX2021年9月号より連載中です。

ヘルメット、マスク、そして赤い軍服。 幸か不幸か、偶然この服を手に入れたことにより、波乱な人生が幕を開けた。 これは、異世界で赤い流星の衣装を一生涯着続けることになった男の物語。 ※服は話の流れで比較的序盤に手に入れますが、しばらくは作業着生活です。 ※主人公は凄腕付与魔法使いです。 ※多種多様なヒロインが数多く登場します。 ※戦って内政してガチャしてラッキースケベしてと、バラエティー豊かな作品です。 ☆祝・200万文字達成！皆様に心よりの感謝を！ アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ＋にも投稿しています。

★７/１７番外編を公開しました★ ★あらすじ★ 　ローマリア王国には大斧を振り回し、多くの武勲を立てたビアンカという女戦士がいる。彼女は百七十八センチの長身で軍服をキリッと着こなし、肩口で真っ直ぐに切り揃えられたサラサラの黒髪をいつも靡かせ、切れ長の目元にはこの国では珍しい紫色の瞳が艶めく。年齢は二十一歳。王国の結婚適齢期は過ぎてしまったが、当の本人に結婚願望が無いのだから仕方ない。 ――――ある日、ビアンカは王太子に呼び出され、国軍から辺境伯領への移動を命じられる。『これはそなたにしか出来ない特別任務である』と王太子は強調し、何故か彼女には花嫁衣裳が用意された。――――最初は花嫁衣裳を見て混乱したビアンカだったが色々考えた末、この特別任務は辺境伯を探るためのスパイ任務だと確信する。 ――――リシュナ領（辺境伯領）へ向かったビアンカを待ち受ける運命とは？ ★この物語はR15です。 ★ブックマーク・評価・ご感想等、どうぞよろしくお願いいたします！！ ★誤字脱字のご報告ありがとうございます。 ★この物語はカクヨムにも掲載しております。

〈更新時間　6:00〉 〈夏休み中は一時的に更新不定期です〉 　異世界へ転移したアウローラ。そこで出会ったのは魔法使いの美少女、ミステリアスな美女、傲慢な幼い双子の姉弟、そして因縁のある商人の娘。 　謎の生き物からは「新たな女神が降臨した」と歓迎をうけるも、交流ができるわけではないらしい。アウローラは残してきた人々を想い心細いまま翌朝を迎える…と思いきや、何故か急に時間が巻き戻り、また空から降り立ってしまった。 　巻き戻った記憶に皆が混乱するなか、今度は次々と空から物が大量に降ってくる。そして最後に降ってきたのは軍服の護衛官レルム。 　恋焦がれるアウローラを口説きつつ、から回りつつ、双子の定めるルールに則り新生活を始める。ふたりの関係が甘さを帯びていくも、ある時また新たに降り立ったノンデリ美青年をきっかけにして、厄介な事態に巻き込まれることになる。 ※前作「当事者の君は蚊帳の外」の続編です。 ヒーローヒロイン以外の前作のメイン登場人物は今作では登場しないので、そっち読まなくてもほぼ問題ないと思います。

（元タイトル、、ただの学生だった私が世界を救う事に） 私の名前は、コスモス。ただの大学生だった者。 最近の私は、とある悩みを抱えていた。 その悩みというのが、眠るたびに高確率で・・いや、ほぼ毎回同じような夢を見る。 そんなことはさておき。 私達はいつもの講座が終わった後に、友達の霧嶺 翔（きりみね　しょう）と天体観測という名目でのキャンプに出かける。 だが、そのキャンプでの事を機に、生活が一変する。 いや、キャンプをせずとも、そうなっていたのかもしれないが。 その日の深夜、またまた夢を見る。 夢の中には、いつも通り、軍服を着た女の人が出てきた。 内容はいつもと違い、私個人への伝言だった。 伝言に従い、指定の場所に行くと。 そこにいた黒い猫によって、別の世界へと転移させられてしまった。 転移先には、夢で見た女性が目の前にいた。 その女性の名は、マリアナ。 マリアナの力によって・・ 私は、空間魔法と無限の知識を身に着けた。そして、翔は、持ち前の弓術の強化に加え、基本属性魔法を全て身につけた。 さらに、3人の仲間も加わり、宇宙に蔓延る害をなすものを倒すために力を尽くす。

二十二になる年、令嬢としてのメリアーヌは死んだ。 捨てられたティアラの代わりに、軍服を与えられて。

バーチャル世界のとある夜。 淡いブルーの髪と軍服ワンピースがトレードマークのVTuber・女帝様は、仲間たちとDiscord上で“夢会議”の真っ最中。 集まったのは事務所も年齢もバラバラな“本気の友達”たち――ワールド自作フェス、衣装デザイン、BGM、そして突然のトラブル（まさかの猫バグ大発生！）まで、みんなで力を合わせて乗り越えようと大奮闘！ お金もコネも使える“伝説の女帝様”は、あえてみんなの夢と情熱を後押しする側に回る。 「自分の“好き”をみんなで叶えるって、こんなに楽しい！」 ちょっとした奇跡も、笑いも、バーチャルもリアルもごちゃまぜにして―― 今夜、世界で一番きらきらした作戦会議が始まる。 夢は、一人じゃなくてみんなで作るもの。 新しい一歩が、きっとあなたを本編の“本物の奇跡”へと連れていく――。

アリアは、妹の子供（クロノス）を引き取り自身の後継者として育てている。そんな彼女の夫であるエデルは、妹に頼まれて彼女の子供を連れて来てくれたお人好しの青年だった。 エデルは元々、各地を旅する吟遊詩人だったが、アリアと結婚したことで辺境の地に留まり、忙しい中でもエデルとクロノスのことを気にかけてくれるアリアにどんどんと惹かれていき、アリアのために自分が出来ることを精一杯やろうと決意していた。 アリアは最初からエデルに惹かれていたが、エデルがいつか自由になりたいと願ったらその関係性を解消するために、白い結婚のままでいるつもりだったが、結婚式を挙げることになり、二人の関係はどんどんと進んでいくことになるのだった。そしてエデルには、自身も知らない秘密があって……。 温かい目で見守っている周囲の女性陣と、そんな彼女たちの理想が辺境伯（女帝）と知って戦々恐々とする男性陣。王都の皇帝や王子たちの思惑も入り乱れ、エデルはその渦の中心に巻き込まれていくのだが、そんな彼を助けてくれるのは、いつだって格好良い妻だった。 辺境の女帝と呼ばれる男装の麗人と天然の人タラシで女装が似合う吟遊詩人が繰り広げる辺境伯一家の物語です。 夫婦ですが、この二人は清らかな関係です。が、結婚式の後からちょっと怪しくなってまいりました。 短編の「夫と息子が引き取られたら猛獣使いのあだ名が付いた」の続きになりますので、先にそちらをご覧ください。 アリアとエデルが、正式に会う前の一夜を書いた番外編もあります。

世界を巻き込んだ大戦が終わり、それぞれの国が復興に向けて動き出していた。 戦争によって祖国から連れ去られた少女ミオが侍女として配属されたのは、上級貴族の令嬢でありながら軍服を纏ったティリアが指揮する部隊だった。 ※平成中期のライトノベルイメージ ※異世界に転生したり、特殊な能力に目覚めたりはしません ※タイトルは仮です これは祖国に還ることを夢見る少女と貴族たちの物語

　――これは、二十年間復讐を遂げるためだけに生きて来たエルフの娘が、ある喫茶店と出逢い、“美味しい”を知り、幸せを取り戻すまでの物語―― 　＊ 『――生きて。どうか、幸せに』 　大陸屈指の軍事大国、ガルノード連邦。 　その南部に位置する森林高原地帯に自治領を有していた少数民族『エルフ』の少女エルフリーデは、家族や友人達とともに、貧しくも幸せな日々を送っていた。 　しかし、その暮らしは突如襲来した連邦軍による大虐殺によって幕を閉じる。 　それから二十年。 　惨劇から生き延びたエルフリーデは復讐を果たし、同じく生き永らえ各地へ散った同胞達を救うため、仇である筈の連邦軍に入り、若くして頭角を現していく。 　やがて活躍を認められ、首都に栄転を果たした彼女は、志を同じくする仲間達と本格的な復讐計画を練るために、とある古めかしい喫茶店を訪れるのだが……。 「――美味しい！！」 　初めて出逢う料理、懐かしい味、心落ち着く優しい香り。 　穏やかで柔和な老店主の営む喫茶店の虜になってしまったエルフリーデの運命は、どっちだ？ ※ブックマーク、評価ポイント、感想、レビュー等を頂けますと、今後の励みになります！

あたし、日下部 ひまわりはグルメオタクの中学三年生の女の子。 幼い頃に不思議な夢で軍服を着た三人のシェフと出会うんだけど、実は夢じゃない事が発覚！？。 そのシェフ達の正体は異世界の三銃士で、料理で戦争を無くそうとしていて、その為に女神実(めがみ)という伝説の木の実を手に入れたのに、どうやら幼い頃のあたしが食べちゃったみたいで！？。 その実を食べたあたしには、人の心を動かす愛のスパイスが出せるらしいんだけど……料理にトラウマを抱えてるから、ちょっと無理っぽくて絶体絶命。 体内の女神実(めがみ)を取り出す方法があるらしいんだけど、それがなんと……キス！？───── 一体どうなっちゃうの！？

「ジルベール様っ！腰に手を当てて紅茶をグビグビ飲まないっ！ここは軍ではないのですっ！あーっ！手の甲で口元を拭かないでっ！」 「そんなに怒らないでよ…」 「怒りますよ！ジルベール様…旦那様がいらっしゃるとはいえ、ジルベール様が入軍なさった時から、ジルベール様が、ガルシア家をお継ぎになった様なものなのです。………」 　代々ガルシア男爵家は、王命により、嫡男を従軍させられていた。嫡男であった兄の死後、王命により軍人となった若きガルシア男爵令嬢ジルベールは、自分と家族を取り巻く不遇な環境を脱するために奔走する。 　その最中、ジルベールに、軍人家系として名門のアイゼン家の三男、ノアとの婚約話が持ち上がる。 　酒代欲しさに自分の軍服を売り捌く、たくましい貧乏貴族令嬢ジルベールは、王命を撤廃するために、ノアは自分でもよく分かっていない残念な恋心を実らせるために、周囲を巻き込んで行くが───⁈

1話1000文字程度のラブコメ小説。 絶対にフリック許さない。覚悟しておきなさい。 目覚めたら――私は伯爵になっていた！？ 家出してメイドをしていたはずのリベラが、朝起きると伯爵になっていた！ しかも執事のフリックは何故か「当然のこと」と言い張る。 王との謁見、任命式、豪華なドレス……。 逃げたいのに、気づけば軍服姿で城に連行されるリベラの運命は！？ ほんのりラブコメ、コメディ短編開幕！ 続きが気になる方はブックマーク、評価をお願いします。数次第で続けるかを決めます。

──「軍服を救え」なんて、わけのわからない神様の声のせい。 この世界に来て、はじめて愛を教えてくれた人に……愛した人に……殺された。 またこの世界に戻ってきて、もう二度と関わらないと決めたのに。 出会ってしまった。 あのときと、同じ声、同じ腕、同じぬくもりを持つ人に。 そう、私が進む道には──必ず、彼がいる。 運命を壊すのは、私か、彼か。それとも、神様か。 異世界戦国恋愛ファンタジー、開幕。

暉暦の二五〇〇年。文明開化の瓦斯燈は、澱と吐泥の影を産む。夜路を往くは黒羽織、昼行燈の三男坊―― --- 剣はあるけど魔法はない、大正浪漫風異世界ファンタジー。ぷらいべったーで完結まで書き切ってから投稿を始める予定でしたが、twitterの不具合や利用者減少に対応するため、泣く泣く投稿を始めることにしました。ぷらいべったーでは読みづらいため、まとめ読み用にハーメルンにも投稿してあります。 最新話までは週1回（できれば火曜日）投稿、最新話まで書いたら月1回投稿（確実ではありません）を目指します。 イラスト描画・キャラクタービジュアルデザインはすべて作者（跳魚誘）が行っています。 二次創作可　二次創作キーワード：帝國書庫未収

【死を恋う神に花束を　白百合を携える純黒なる死の天使】をスマホ向けに修正した作品です。大幅な加筆修正も加えており、少し違った作品となっております。 兵士の罪を、背負うことを定められた青年カイム。そして、最強の幼き人外である、無性別のヘルレイア。愛なき契りを求められ、思惑で結ばれる二人は、本当の愛を見つけられるのか。 兵士達をまとめる最高主権者、カイム・ノヴェクは、純黒の軍服まとい白百合を携える。その姿の彼を、誰もが天使と呼んだ。 死の具現、ヨルムンガンド・ヘルレイア。神話の大蛇を号して、世界最強の力を誇り、人界に災厄をもたらす死の神。 だが、この二人は生と死を違えた。 守るために殺め続ける人間。 過去の愛に不殺を誓う死神。 気紛れな糸に引き合わされた二人が、戦いの末に下す、決断とは――。 世界へ災いを喚ぶ、双生児ヨルムンガンド。人間が認知しうる究極の美を誇り、黒い髪に白い肌、その瞳は青く蛍火のように灯る。双生児は人間と愛を交わすが為に美を具えた。自身は性を持たず、番として交わった人間と、相反する性別へと自在に変化する。性別を得て幼蛇は大人になり、番となった人間の地位に寄生し、己の巣として支配下に置くのだった。そして、双生児はただ互いを殺し合う為に存在する。双子は社会に死と苦痛を蔓延させ、紛争を裏から手引きし、終わりのない災禍を招くのだった。 ヨルムンガンド・ヘルレイア――ヘルレア 王であるヘルレアは、十代半ばを迎えており、既に死期も間近に迫る。世界蛇は、番を持たなければ、十代半ばまでしか命がない。そんなおり、民間軍事会社〈ステルスハウンド〉の代表カイム・ノヴェクが、ヘルレアの番として名乗りを上げる。ヘルレアと交渉した彼なのだが、その風貌で突っぱねられてしまうのだった。番の話しは破談。だが、些細なきっかけでヘルレアと再開。今度は、舞い込んできた紛争で、双方の思惑が一致し、共闘することに。カイムの兵士は、自らを猟犬と呼んだ。猟犬の一人ジェイドは、雪深い東占領区へと、ヘルレアと協力して潜入していくのだが、猟犬達と王は仇敵。猟犬はヘルレアへ憎しみを抱いている。ただ主人であるカイムの言葉を胸にして、王と歩む道を選んだだけにしかすぎない。 王と猟犬。 相容れない二者は、苦難の道行きに希望を見い出せるのか。双生児、その相対する二王の壮絶な戦いが始まる――。

死体をつなぎ合わせて作るゴーレム、ネクロイドとして第二の人生を歩む、ジョージ•ベッカーは、製作者の魔女共々、帝国の襲撃を受ける。 ー登場人物ー ベッカー　新型のネクロイド。ジョージ•ベッカー 　　　　　40代後半、目は細く、鼻筋は通っている。 　　　　　右目の下から顔を縦断する縫い目が特徴。 　　　　　リボルバー、ボルトアクションライフルを、 　　　　　使う。一応、魔法剣士。 エレミア　旧式のネクロイド。エレミア•アルカデルト 　　　　　ピンク髪をおさげにしている。 　　　　　オレンジのメイド服。 　　　　　首と右腕に包帯がされている。 　　　　　指のでる皮の手袋をしている。 　　　　　見た目は10代の童顔の美少女。合法○リ。 　　　　　武器は主にモーニングスターのついた、 　　　　　ロンパイア。 　　　　　他にも妹分のネクロイドのメイドは、 　　　　　たくさんいる。 リュプケ　ネクロマンサーの魔女。ネクロイドを、 　　　　　他の魔女たち売り込もうとしている。 　　　　　目が大きいがその下にクマがある。 　　　　　銀髪のセミロングで前髪も伸ばしっぱなし。 　　　　　実験の失敗で怪我をして以来、 　　　　　片目、車椅子で移動する。 　　　　　見た目は不健康そうだが、快活。 　　　　　戦略魔法、時空割断魔法を使う。 レオナール　50代前半。ヒゲメガネのおっさん。独身。 　　　　　　後方勤務だが優秀さが疎まれ、 　　　　　　南部の前線指揮に回された。 　　　　　　頭痛が悩みのタネ。喫煙家。 　　　　　　一応、魔法剣士。（防御系） カーラ　国お抱えの魔女。魔法剣の師匠。独身。 　　　　優しい反面嫉妬深い。 　　　　戦略魔法、対消滅の泡を使う。 ー帝国側ー 特務部隊　黒い軍服、ガスマスクに帽子を深々と被った フクロウ　いでたちの部隊。対魔女、対幽世を主な任務 　　　　　としている。 エウレカ　帝国軍、四天王の一人。刃のつむじ風の異名 　　　　　を持つ。サディスト。 　

【改行を挟んだスマホ版あり】 兵士の罪を、背負うことを定められた青年カイム。そして、最強の幼き人外である、無性別のヘルレイア。 愛なき契りを求められ、思惑で結ばれる二人は、本当の愛を見つけられるのか――。 兵士達をまとめる最高主権者、カイム・ノヴェクは、純黒の軍服まとい白百合を携える。その姿の彼を、誰もが天使と呼んだ。 死の具現、ヨルムンガンド・ヘルレイア。神話の大蛇を号して、世界最強の力を誇り、人界に災厄をもたらす死の神。 だが、この二人は生と死を違えた。 守るために殺め続ける人間。 過去の愛に不殺を誓う死神。 気紛れな糸に引き合わされた二人が、戦いの末に下す、決断とは――。 世界へ災いを喚ぶ、双生児ヨルムンガンド。人間が認知しうる究極の美を誇り、黒い髪に白い肌、その瞳は青く蛍火のように灯る。双生児は人間と愛を交わすが為に美を具えた。自身は性を持たず、番として交わった人間と、相反する性別へと自在に変化する。性別を得て初めて幼蛇は大人になり、番となった人間の地位に寄生し、己の巣として支配下に置くのだった。そして、双生児はただ互いを殺し合う為に存在する。双子は人間社会に死と苦痛を蔓延させ、紛争を裏から手引きして、終わりのない災禍を招くのだった。 ヨルムンガンド・ヘルレイア――ヘルレア。 王であるヘルレアは、十代半ばを迎えており、既に死期も間近に迫っていた。世界蛇は、番を得て性別を持たなければ、十代半ばくらいまでしか命がない。 そんなおり、民間軍事会社〈ステルスハウンド〉の代表――カイム・ノヴェクがヘルレアの番として名乗りを上げる。ヘルレアと交渉したカイムなのだが、彼の風貌で『お人形さん』と突っぱねられてしまうのだった。番の話しは破談。だが、些細なきっかけでヘルレアと再開。今度は、舞い込んできた紛争で、双方の思惑が一致し、共闘することとなる。 カイムの兵士――彼らは、自らを猟犬と呼ぶ。 猟犬の一人ジェイド・マーロンは、雪深い東占領区へと、ヘルレアと協力して潜入していくのだった。だが、猟犬達と王は仇敵。ジェイドはヘルレアへ憎しみを抱いている。ただ主人であるカイムの言葉を胸にして、王と歩む道を選んだだけにしかすぎない。 ――王と猟犬。 相容れない二者は、苦難の道行きに希望を見い出せるのか。 双生児、その相対する二王の壮絶な戦いが始まる――。

世界三大国の一国を担う機械の国、スクレットウォーリアの激戦区である国境ノーズフェリには目も眩むほど美しい漆黒の軍服を着た冷酷な女神がいる。国を手に入れようとする魔法の国カッフェルタから女神は敵の血を纏い、同じく国を守る美しい４人の側近たちと共に戦いを続けている。 ―――過剰な期待と、私と周囲との温度差、近場の人間がコワくて取り合えず胃が痛い。 外見のせいで人生踏み外した普通の人間、リュミナス・フォーラット。美しい外見が誤解を招き、本人は置いてけぼり。側近たちにブッ叩かれ、本来の自分とは似ても似つかない性格を演じさせられ胃の痛む日々。 そんな毎日を送る彼女が、諸事情でカッフェルタの王子との会談に臨む事になってしまい―――。 ※短編から長編へとなりました。一話目は同じ内容となっております。