学校の活動で風光明媚な地を訪れた生徒たち。農業体験を終え、明日はグループ活動である。世間話で土地の方に行き先を告げると、困惑しきりな顔をされた。行き先は『みかがみ池』。ストリートビューで見つけた、少しミステリアスな場所だったけれど⋯。

　この小話は、"まほろばの鬼媛"の外伝作品である。 　時間軸としては、まだ２章目にあたる"春と夏の狭間にて"より少し前。 　初期の登場人物の何人かが関わる、とある一日の農業体験(！？)を垣間見たモノである。 　※なお、この物語はフィクションです。実在する組織、国家、個人などとは一切関係ございません。 　

僕が楽しみにしていた農業体験は、血に染まった。 繰り返される殺人に、僕らの心は壊されていく。 そして、僕らが辿り着くのは───

家出少女は養鶏場もある野菜直売所の家に引き取られて一ヶ月近くになる。直売所経営者は警察を騙して少女を匿い、隣家の留守中の烏骨鶏飼育を体験させる事になる。 それから何年か経ち、早くも成長した少女は、直売所の養鶏の世話補助して店に貢献した。

大小十六の国々を有する大大陸にてその頂点に君臨する首長国、ハルヴァリ皇国――。 その皇城内には、特別な子供たちを住まわせるための寮があった。 エリート一家の末っ子として育つも、大学受験に失敗。とたんに一家の恥として勘当された美花（みか）。 失意の彼女を助けてくれた祖父母の田舎で、農業体験をしたり幼い従兄弟達の面倒みたりと癒されていた。 そんな中、勝手に結婚を決めてきた母に反抗するため手に取ったハエ叩きが何故か母ではなく、異世界の帝王にクリーンヒット！ 気づけばそこは生まれ育った世界ではなくなっていた。 呆然とするミカを保護してくれた親切な老婦人たっての願いで、彼女の仕事＝寮母さんの後任として異世界で暮らすことに。 残念なイケメンの皇帝陛下と一緒に、子供たちに寄り添うものの一筋縄ではいかないようで…!?

高校三年生の最後の思い出作りと、岐阜県の農村に修学旅行で農業体験に行った雄大。遊び半分でかごめかごめをすると… おミヤさんの謎、かごめかごめに込められた真意。 貴方は友達が化け物になり変わられて居たら、見抜ける自信がありますか？ 友情と保身どちらを取りますか？ そして… 完璧な嘘を付けますか？

世界中に、魔界への穴が開いてしまった、現代に近い近未来。魔界でバイトの魔法使いを続ける鯖丸は、ある日所長から呼び出された。「きみ、農作業は好きかね」一泊二日の農業体験豪華食事付きのはずが、何だか変な物と戦うはめに…。 大体三匹ぐらいが斬る!!シリーズの番外編です。