この世ならざる異世界で、吸血鬼の女王が人狼の王に求婚しまくる話。古くから国ぐるみで付き合いのある大親友で実質両想いにも関わらず求婚を拒まれる……果たしてそこに隠された理由とは？ 婚約破棄、白い結婚、盗る妹といった王道を踏襲しつつも独自の雰囲気を醸し出す『王侯ラブコメ』堂々開幕！

ロゼリアは、美しいイライアスの姿を初めて見た時、不思議な既視感を覚えていた。前世の悲惨な最期を思い出した彼女は、その元凶になった、前世で自分を冷たく棄てた婚約者の生まれ変わりがイライアスだと気付くことになる。 イライアスを拒絶するロゼリアに対して、彼はなぜか彼女に求婚してきた。その裏側には、ロゼリアが知らなかった前世での婚約破棄の理由があるようで……。

〈第１章〉 魔界に戻ったリルは、不死なる竜の一族の悲願を叶えるべく、行動を開始する。 そして、１８頭の黒竜を全て終わりなき生から解放した後、竜王様とともに再び表の世界にやってくることを決意した。表の世界でリルたちを待っているものとは…。 〈第２章〉 表の世界に来たリルたちは、路地裏の知る人ぞ知る喫茶店、サヴォルで働き始める。定休日にぐうたら寝て過ごしたり、休憩時間に読書をしたり、新しい友達が出来たり、平和な時間が流れた。ただ…。 〈第３章〉 サヴォルで働き始めて１年ほどが経ったころ、リルに弟子入り志願者が現れた。その名はテラ。テラは、デューク・オブ・ザ・ヘルに乗りたいから、カタナの使い方を教えて欲しいという。リルは、親戚の子どもでもあるテラの弟子入りを認め、厳しい訓練を課す。 〈第４章〉 エルマが突然産んだリルの妹、その名はアテラ。リルはアテラに人間社会での生き方をおしえていく。ただ、エルマがアテラを産んだのには、隠された理由があった。 リアルロボット系異世界ダークファンタジー第２幕。

「だるい」「つらい」「めんどくさい」が口癖。 「風呂」「睡眠」「あったかいご飯」が人生の三種の神器。 　怠惰な少年・ケビンは、冒険者育成学園をダントツビリの成績で卒業した。 　在学中は、生徒・教師ともにバカにされ続けるような、全テスト赤点ギリギリ、退学寸前の大問題児だった。 　就職先は一応は、冒険者。だけど、そのメンドくさがりな性格が災いして、全く仕事を頑張ろうと思えなくて……。 　ケビンの成績が悪すぎるのには、とある隠された理由があった。 　冒険者ギルドで一回り年下の美少女・ヒナリアとの出会いをきっかけにして、眠り続けていたケビンの才能が日の目を浴びることになる。 　バカにしていた連中は、全員が目玉が飛び出すような大暴れ！ 　働きたくないけど、働かざるえなくて……、大成果をあげてしまう。 　怠惰すぎる少年の無双な日々が見られる冒険譚である。

「我が国は緩やかな滅亡を選択します」 日本政府、突然の滅亡宣言に隠された理由を探るため、某国からサイトーというスパイが送り込まれた。 諜報活動を行ううち、彼はとある女性と出会い……。

死神と呼ばれた少女、美夜、彼女に関わると必ず死ぬと言われていた。 そんな美夜に一目惚れした少年、和樹。 彼女の周りで人が死ぬのには隠された理由があった。 それはそれは悲しい秘密が。 ＳＦテイストのある悲恋です。 カクヨムでも掲載しています。

日々繰り広げられる、不倫、浮気、男女の悲しい別れ・・・それらには、隠された理由があった。 Ｘ(弁護士)は、自称神から届くお願いを、1ヶ月に1度こなしていた。お願いといっても、石を蹴れだとか、事務所に行く前にコンビニに寄れだとか、そんな内容ばかり。こんなことがなんの役に立つのか・・・Ｘは疑問に思いながら、自称神との約束を守り続けていた。 　ある日、Ｘは、ある女性と出会う。その女性は突然Ｘに話しかけた。バタフライエフェクトって知っていますか？ この一言からＸの日々は少しずつ変わっていく。

　無敵の暗殺者ヒロが、次々に特殊能力を身につけ、極悪人を退治していく冒険小説。しかし、その能力には隠された理由そして宿命があった。その理由を探すべく、新宿から大宮、そして舞台は世界に広がっていく。恋人のかすみ、その娘のレイ、さらに謎の女性の彩。３人の女性に翻弄されるヒロ。彼女らは、敵なのか味方なのか。全ては、ヒロの運命へと繋がっていく。

成田貴之はスクーターに轢かれるという悪夢を見ると、登校中に夢と同じスクーターとその運転手を目撃する。自分の見た夢が予知夢だと知った貴之はその日から毎日悪夢と言える予知夢を見ることになる。そんなある日、最愛の彼女と元カノに関する予知夢を見てしまう。なぜ予知夢なんか見るんだ。その夢に隠された理由とは······。 ミステリテイストの恋愛ものです。

自サイトからもってきました。他サイトにもあげてます。 あらすじ・牢屋番の与太は一人の罪人の世話を任された。その罪人はとても美しい少女で、二人はすぐに打ち解け 仲よくなっていくが、与太には何故少女が牢屋の中にいるのかがわからない。少女に隠された理由とは。切なめ。

　ある求人情報をもとに、メーカー指定運送会社の契約ドライバーになった稲田久志。その日に連絡を受け、業務仕様通りにトラックを運転し、指定の倉庫に家電品を運ぶ、そんな深夜労働である。倉庫の主は清水仲道と言った。久志に気安く接するが、倉庫の中に通すことはなかった。ある夜、巡回中の警官からトラック襲撃事件の話を聞き、久志はあるアイデアを得る。それは業務仕様にある「検閲」の実態を知るために思いついたものだった。折しもその夜、久志は倉庫に入る機会を得、外箱に不自然な凹みがある家電品が置かれているのを見る。思いついた仕掛けは早速三日後に試されることになる。 　三日後、久志はいつもより三十分早い検閲と納品の指示を受けていた。卸売を受け持つ倉庫では買い付けも行われる。この日はその買い付けに立ち会う名目で久志は呼ばれたのだった。豊川勢至と名乗る買付人は曰く付き品の専門。それらを買い叩くように取引を進めていく。不正ではないが、久志の疑問は大きくなる。自身の運転で生じた不具合ではないことを示す必要もあるが、清水が買い叩かれずに済ませるためにも重要だ。しかしながら、仕掛けによって得られた証拠は不十分な結果に終わった。 　久志は再度仕掛けをセットし、業務に臨むが、その日の検閲では不審な動きは確認できず、空振りとなる。だが、収穫はあった。 　先のパトロールで会った女性刑事、森下若葉は襲撃事件の真相を追っていた。久志はそれに乗る形で、証拠の獲得に万全を期す。台風が近づく夜。業務を終えた久志はトラック車庫に戻り、仕掛けを確かめようとするが、何者かによってすでに見破られてしまっていた。すると、記録済みの証拠を取り戻そうと、見覚えのある車とともに男が現れた。事態は一気に緊迫する。 　久志がこの仕事に就いたきっかけ、二年前の台風の夜の事件、そして真の黒幕とその隠された理由などがこの嵐の夜に明らかになっていくのだった。