人類統一国星『ルーン・セイト』その星のどこかにある地下に、１つの研究所があった。そこでは日々、超能力者の研究がされていた。魔法があるこの世界で、マナと呼ばれるエネルギーを使わずに、魔法のような現象を起こすものたちは、超能力者と呼ばれ、畏怖の対象だった。そのことを知って知らずか、今日も研究所では子どもたちの声が響く。超能力『テレパシー』を使う、E－08とナンバーを振られた白髪の少女を中心に物語は始まっていく。これは、8人のただの子どもたちが、この理不尽な世界に抗う、廻りまわる運命の話。

小さな山の麓のとある街、そこには雪うさぎの伝説が残っていた。 だがその伝説については伝説の及ぶ地域を出た瞬間、人々の記憶からすっかりと消えてしまうため、その地域では親から子へ、祖父母から孫へとひっそりと語り継がれるものだった。しかし、時代の流れとともに、そのような伝説を信じる人は減っていった。 これはそんな伝説の及ぶ地域に引っ越してきたとある中学生・悠里(ゆうり)がご近所の同級生・滉哉(こうや)と関わり合う中で、その地域にまつわる伝説の雪うさぎと巡り合い、平凡がどこかつまらない日常を、輝くものに変えてゆく物語。

　雪が降っても、喜べない大人になってしまった。

女子中学生の王珠竜は、日本の堺県立大学に留学する姉から送信されたショートメッセージを見て羨望感を抑えられなかった。 温暖な南近畿地方には珍しく雪が積もり、小振りながらも雪だるまを作る事が出来たらしい。 とはいえ珠竜の住む台南市は台湾島の中でも特に温暖な地域のため、余程の事でも無い限り降雪は望めない。 そこで珠竜は一計を案じるのだが… （本作品は、武　頼庵様御主催の「街中に降る幻想の雪」企画の参加作品で御座います。）

スマホが振動した。 ひとつ目の通知 <<お前の時の印をいただきに向かう。おとなしくしいれば危害は与えない>> 昨日からかへんな通知が入る。誰だろう。アプリを見たが。 アプリからではない。 きょう別の二つ目の通知が入った 　メール？SNS？ 文面はこうだった 【星の者より星の民へ　緊急連絡】 遠きもの時環金哉より星の民の姫君星野留美へ キミに危険が近づいている この危機を乗り越えるため助けの民を向かわせる。 もう一人の助けの民は カッコつけばかりで食欲が旺盛な1つ年下の男子だった 時空と呼ばれる世界をなぜか鉄道を使って途中下車 敵味方の判別のため鍵言葉を用意する 最初の鍵言葉は //////////////////// 鍵言葉は、ヤタガラスの色は何色かと聞いてきたら、雪うさぎのように白いと答えよ 救難できることを願っている //////////////////// 読みきったあとに、いつもと違う感覚の熱風がホームに襲ってきた。 本当は白馬に乗った王子様を待つはず彼女が アイツとめぐる時空超越 闇の者から逃げ隠れ このドタバタはいつ終わる？ いつ私の元の時空に戻れる？

あなたは雪うさぎを知っていますか？ 雪を丸めて、そこに南天の葉っぱと赤い実を付けてつくるうさぎのことです。 これはとある雪の積もった日の出来事…

父からの虐待で心を病んだ少女が、入院中に閉鎖病棟の中で一人の看護師と出会う。数か月にみたない彼女との繋がりが、少女を絶望の底から掬い上げる。 ありま氷炎様『第八回春節企画』参加作品。

雪うさぎは 雪と共に 夢を届ける

あたり一面まっしろな雪の中に まっしろな雪うさぎがぽつんと、うもれていた 公式企画「冬の童話祭2023」参加作品です

仙道アリマサさま主催『仙道企画その４』の参加作品です。 11月の京都に、ふたりで紅葉を観に行ったな……と、ふと思いだして。 次に彼と歩く日が来るのはいつだろう。 10年、20年、50年後？ その時、ふたりで歩く道は――。

野ウサギは雪うさぎを見つけました。。

都会生まれのぼくは、雪や雪国に憧れを持っていました。 でも、雪国生まれのぼくのお父さんは、雪がきらいみたいで……

雪だるまくんと　雪うさぎちゃん　まっしろな野原で　かくれんぼ。 雪だるまくんが　おにで　雪うさぎちゃん　かくれます。 雪だるまくん　雪うさぎちゃんを　みつけられるかな？

一年前の今日。あなたは何をしていましたか？

短編の「雪うさぎの帰還」を大幅に加筆修正し過ぎたので、連載に直してアップしました。 母たちが親友のあーちゃんとようちゃんの、再会のお話です。ほのぼのとしてキュンとなる話の予定でしたが、こうなりました。 雪の降った日に、読み返したいと思われますように。

ミドルさんが婚約やめちゃったら国が大変ねって話。 しかして相手がペットだったら？

これは、おいらが実際に経験したこと70%、フィクション要素30%で構成されたありふれた青春ものです。 ストーリーにできるくらいもりもりな日常だったので、勢いで1つのお話にしました。 青春とは何か？経験したことのなかったおいら、否、主人公望田響（もちだひびき）は、高校入学と同時に、様々な出来事に出逢います。果たしてそれらは、響の望んだ『青春』のかたちをしているのか？ 正直おいらにはよく分からんので、読者様のご意見を伺いたい所存です。 ※この作品はカクヨムで同時連載します。

あまり雪が積もらない地域に住む幼稚園児の女の子、少しだけ積もった雪で雪うさぎを作ったけれど…。

中学時代、初恋の人に「ブス」と言われた私。 悔しくて、悲しくて、高校デビューして……中学卒業してから数年後。 その初恋の人が私の前に現れてしまった。

ときは大正。綾乃島神社の五の宮、仙川初音は、夕霧景雅と出会う。 初音は、胡蝶という、「彼の女」と人違いされてしまう。 ところが夕霧は、初音のことを知っているようだった。 闇の主が島を襲うとき、明かされた胡蝶の正体は―― （エブリスタさんにも投稿しています）