はじめは少し不安そうだった光葵くんと影慈くんが、仲間と出会い、少しずつ前に進んでいく姿に胸が温かくなりました。代理戦争という過酷な舞台の中で、ただ力を振るうのではなく、「人を守りたい」「殺したくない」という気持ちが根底にあるのがとても印象的です。頂川くんのまっすぐさや、環さんの支援への意欲も素敵で、チームの絆がしっかり描かれているのが嬉しいですね。一方で、悪魔サイドの面々は個性も戦闘スタイルも強烈で、読んでいてハラハラします。でも、それぞれが信念や欲を抱えていて、一筋縄ではいかないのがまた面白くて。命がかかる中で交わされる心のやりとりや、迷いながらも進もうとする姿に、何度も胸を打たれました。これからの展開も、とても楽しみです。