文章そのものは丁寧で読みやすい。ただ、何と言いますか……近年の作品のようにサクサクと進むというのではなく、一つ一つがフォーカスされていて、細かく描かれているというやつです。
主人公のナキリはどこにでもいるごく普通の青年。何の希望も持たない、ありふれた青年だ。そんな彼はプレイヤー(この物語では殺し屋)が集う店にいる。ダンジョンものや近年のラノベで見るランクも存在していた。けれど彼は昇格どころか、その才能すらもなくて……
それでも自分にできるとを探し、たった1つだけのオリジナルな何かを見つけた(ここは比喩ってます)
他の作品と違うのは、よくあるもの(ランク制度など)を上手く利用してオリジナルなものに落としこんでいることだと思います。ある意味で狂喜的な作品が得意な作者様だからこそ、こういった物語がかけるのではないかと思います(⌒‐⌒)
あ、どうしよう……文字数が足らない(;´д`)