イチオシレビュー一覧

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テーブルの上に置いておいたら、ついつい手が止まらなくなってしまう魔性の果物。みんなが大好き、冬の果物と言ったらみかんですよね。そんなみかんをついつい食べたくなってしまうのがこちらの絵本です。

ページをスクロールすると出てくるのは、ビタミンカラーの素敵なイラストたち。みかんのことを大好きな気持ちがぎゅぎゅっと詰まっていて、見た瞬間にみかんの甘酸っぱい味が口の中に広がっていきます。きっと読者の皆さんもすっかりみかんのお口。みかんが恋しくてたまらなくなっているに違いありません。

こちらの絵本、子どもたちに読んであげるのもよし、子どもたちに読んでもらうのもよし。可愛らしい挿絵と声に出して読みたくなるリズム感のある文章がとても素敵な作品です。
まず現在の最新話まで読んで感じたことが、あらすじでかなり損してるんじゃないかなーということです。私は以前あらすじだけ読んで、この作品をスルーしてしまったのですが、レビューを読んで気になって読んでみた結果…もうあらすじが意味をなさない程、あらすじでは全く、この作品は測れないと思いました。
検索結果画面でレビューが見れれば良いんですが、歯がゆいことにそんな仕様にはなっていません。
内容は白銀さんのやらかしと、イベントと、モンスちゃんたちとの触れ合い、プレイヤーとの交流、とてもバランス良く、中弛みすることなく構成されていて、実力は疑いようがありません。
全くの余談ですが。出遅れテイマーの目次画面に出遅れテイマーコミックスの広告が表示されるという奇跡が起きたので、思わずスクショしました。
文字数の関係でこれ以上書けないのが悔やまれますが、忙しい中それでも更新してくれる作者さんに感謝を。
レビュー作品出遅れテイマーのその日ぐらし棚架ユウ連載中 / 全851エピソードVRゲーム[SF]
最初の数行でこの世界は入り込んでいった
それほど精密に積み上げられた密度で刺してくる。
世界の描写が五感全てに訴えてくる。沈黙や静けさの描写も巧みで引き込まれていく。
語彙力がなくて申し訳ないがこれは上手い作品だと感じた。
単なる悲惨な過去を背負った少年がただ無双する話ではない。
おそらく細部まで意味が張り巡らされている。
小さな伏線まで気づかぬうちに回収されており違和感を感じで最初から読み直し気づいた時は鳥肌がたった。
まだ気づいてない伏線もあるかもしれない。考察好きにはたまらないと思う。
なろうでは珍しいタイプで万人受けはしないかも知れないが刺さる人には深く刺さる。そんな作品。
レビュー作品誰にも名を呼ばれなかった少年が、世界を踏み越えるまでスザキトウ連載中 / 全36エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
8445字のハイファンタジーです。バトル系ではなくどちらかというほのぼのとした世界です。

ヒロインはフローレンス・アリスドール子爵令嬢。もう一人の主要登場人物はランディール公爵令息。物語はランディールの視点で展開します。

フローレンスは、いえ、アリスドール子爵家の兄弟はみな優秀です。そして、浮世離れしています。子爵位を奪い合いどころか、押し付け合い、王命があっても従わず、斬首すればよいでしょうと開き直る始末。

それでも優秀で危険な野望を持たない子爵家は貴重な存在。押し付け合いの末、継承するのはフローレンスになりそう。誰か良い婿養子はいないか。そこで白羽の矢が立ったのは……

斬新なハイファンです。バトルもざまぁも婚約破棄もないですが、読んでいて楽しい。こういう作品もいかがでしょうか。
レビュー作品権利あげますひかめさん短編ハイファンタジー[ファンタジー]
生きていると、時に、光が見えなくなってしまうときもあるものですよね。

ただ、そんなときでも、星は輝いていて。
その輝きが消えることはない。

……と、そんなことを教えてくれるような詩作品でした。

多くの方に、共感できる部分があるのではないでしょうか。

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらの作品を読んでみてください!
おすすめいたします!m(_ _)m
レビュー作品願い星亞司音はるの短編詩[その他]
 webサイト『小説家になっちゃおう』では、現在『菊池祭り』という、菊池が主人公なら何でもありの企画が開催されており、何と気になる彼女がその企画に書き手として参加していることが、彼女達の会話から聞こえてきた。
 自分の名前は菊池であることから、どんなお話なのか気になって、彼女っぽいユーザーネームの作品をクリックすると……。

 この作品を読み終えた時に叫んだ言葉は、「なんてお互いにピュアなんだ!!」でした。
 本当にその純真さが眩しすぎて、大変尊いですね。
 最後のオチには笑わせられましたが、全体的にホッコリする物語であり、読んでいて心地の良い作品でした。
 素敵な作品なので、是非今1度ご覧ください。
 
タイトルにもある通り、栃木旅1日目について書かれているエッセイ作品です。

さくっと読めて楽しめる。
そんなところが魅力の一つであると感じました。

読み終えた後、旅行したかのような気分になれていました。(^ー^)♪♪

みなさま、よければぜひ、今夜こちらのエッセイを読んでみてください!
おすすめいたします!m(_ _)m
レビュー作品栃木旅(1日目)スタジオ めぐみ短編エッセイ[その他]
いうなれば、エクストリーム・カーテシーとでもいうべきか。
つぎつぎに繰りひろげられる、カーテシーの奥義の数々。
そして、王子のハートをとらえるのは、いったい誰なのか.......ッ?

記録、それはいつも儚い。
一つの記録は一瞬ののちに破られる運命を自ら持っている。
それでも人々は記録に挑む。
限りない可能性とロマンをいつも追い続ける。
それが人間なのである。次の記録を作るのは、あなたかも知れない

というナレーションを思い出したのでした(年齢がバレますね)
「夜語り甘味抄」は、単なる甘味処の物語を超え、現代社会における心の拠り所の重要性を示唆しているように感じました。声、故郷、悪夢という、それぞれの客が抱える「失われたもの」や「縛られた心」を、甘味という普遍的な慰めが静かに解き放つ描写が印象的です。
 店主の匿名性と深い慈しみは、現代のカウンセリングや癒しのプロフェッショナルに通じるものを感じさせます。言葉ではなく、行動(甘味の提供)と「在り方」で人々を導く姿は、情報過多な現代において、本質的なコミュニケーションの価値を問いかけているようでした。
 人々の癒しが連鎖していく展開は、個人の問題が社会全体に良い影響を及ぼす可能性を示しており、希望を感じさせます。都会の片隅にひっそりと存在するこの甘味処は、現代を生きる私たちにとっての「心のオアシス」のようですね。
レビュー作品四都物語異聞:夜語り甘味抄いわたとおる短編ハイファンタジー[ファンタジー]
 この優しく、ほっこりとした世界に癒されます。

 ある写真館を営むおじいさん。その写真館に、とある「お客さん」がやってきます。
 それはタヌキ。
 タヌキは、「宝物を撮影して欲しい」と依頼します。子供が生まれたので記念写真を撮りたいと言う。

 もしかして化かされて葉っぱのお金を渡されるかもしれない。そう思いつつも、「面白そう」と思って依頼を受けることに。

 タヌキだから、後で車に轢かれないかと心配するおじいさん。そして、おじいさんに心からの感謝をするタヌキ。

 優しい人間と、純真なタヌキたち。その交流がとてもあたたかく、読んでいて優しい気持ちになれます。

 とてもいいものを読んだなあ、と思わせてくれる、素敵な作品でした。
レビュー作品記念写真時輪めぐる短編ローファンタジー[ファンタジー]