イチオシレビュー一覧

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本作は、子だぬきのたぬちゃんの様々な冒険を描いた童話シリーズである。
そして本作においてそのたぬちゃんは、紆余曲折の後に……ある場所へと行く事になります。

それは、まさかの存在達が集まる地。
粗相でもすればどうなるか、分からなくてある意味怖い地です。

果たしてたぬちゃんは、その地から……生きて帰ってこれるのか?

ドキドキワクワクが止まらない童話を読みたい方にオススメの物語です。

ぜひご高覧を。
レビュー作品たぬちゃん、秘密の旅みゃーぽん短編童話[その他]
冤罪で逮捕された主人公が、自分や、冤罪を信じ続けてくれる妹、社会との関わり方を認識していくストーリーです。

冤罪での逮捕というやるせなさや、自分の存在が妹の幸せに悪影響を及ぼすのではないか、など、読んでる私自身が経験しているような没入感がありました。

その他にも様々な感情が描写されています。
比較的、長い文章量ではないと感じましたが、内容は重厚であり、とても満足でした。
というより、この文書量でここまでの感情の揺さぶりをできていることが、素直にすごいと思いました!

読んだら、絶対感動できると思います。
私は読んで良かったです!

リアルな心の動きがお好きな方は、ぜひぜひ読んでみてください!
レビュー作品影法師柳 凪央完結済 / 全19エピソードヒューマンドラマ[文芸]
冒険系の物語は読んでいてワクワクします。
というかホモサピエンスは世界中に広がって今があるので、私達のDNAの記憶と呼ぶべきモノには、冒険を楽しむ要素も存在しているのではないだろうか。

さて、そんな話はともかく(ォィ

本作はたぬきの子供のたぬちゃんを主人公とした童話である。
そして本作においてそのたぬちゃんは……まさかまさかで島の外に出てしまう!?

え、これどうなっちゃうのぉ~!?

ドキドキハラハラの大冒険の始まりです。
かわいい子だぬきのたぬちゃんの事が気になるあなたは是非本編をご高覧ください!
数年前から、難しい物語が増えている気がする。
いや、それ自体に文句はないのですが、読者に、よりハイクオリティな物語を求められているような気がしてならない……そんな事を考えるそこのあなたにこそ読んでいただきたい物語です。

本作は童話です。
たぬきを主人(?)公とした童話です。

そして本作において、その主人公たぬきはいろんな場所に行っていろんな動物と触れ合ったりするのですが――。

それだけでも、充分楽しめるし、癒やされます( ´∀` )

毎日に疲れたそこのあなた、必見ですよ。
勇者パーティを追放された主人公フラムが、奴隷として売られた先で“反転”という異能を得て、理不尽な世界に立ち向かう物語。表面は追放&スローライフ風ながら、中身はダークでシリアス。人間の醜さと絆の深さを描いた展開は重厚で、ただのざまぁ系とは一線を画します。本編では全編を通して主人公が痛い目(物理)に合いますが、苦悩も苦しみもフラストレーションのすべてがエンディング後のためにあります。ハピエンなので是非!!
このセリフが大好き。
理不尽な上に酷すぎる罰を受けたのに、前向きに自分の好きなことを極める姿は職人魂を感じる。
エドワードくんに早く救われてほしいけど、リリアナなら1人でどこまでものし上がれそうな安心感がある…!
元気ない時に見るととても勇気をもらえる作品。
作中では配信も始まり、今後の展開が気になります!
理不尽な断罪の果てに、寿命を代価に時を巻き戻す力を発動するフェリシア(しかも、他人の寿命を使う)
理不尽に断罪された後の反撃が最高にスカッとするし、悪役街道を突っ走る姿にゾクゾクします。
続きが気になりすぎて、ずっと読み続けてました。
激ヤバな能力とともに進むピカレスクな反逆劇、続きが気になって止まりません!
レビュー作品【5/16~ コミカライズ連載開始!】悪役令嬢になりましたが、何か?みなと連載中 / 全62エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
12761字の異世界恋愛です。

ヒロインは伯爵令嬢のシェリル。この国では尊敬されるべき優れた刺繡の技量を持っています。

しかし、実の父、継母、異母姉に冷遇されているシェリル。シェリルの作り上げた人々の賞賛を浴びる衣装は、全て異母姉アイリスが作ったものとされています。

その結果、アイリスは第一王子ルーカスに加え、騎士団長ヴィンセントが常に周囲にいる状態。反面、シェリルは寂しい思いをしています。

だけど、ある出来事からシェリルの運命は動き出します。

やりたい放題にただ耐えることはありません。強かに生きることもハピエンには必要なのです。
レビュー作品あなたの知らないわたし陸路りん短編異世界[恋愛]
戦乱モノなので心にくる描写も多く、読んでいて終始振り回されているような気分だった。
それはこの作品でしか味わえない、何とも言えない爽快感と気持ちの悪さが混じったもの。
しかし主人公なら何とかしてくれるという信頼があり、安心して読み進められる。
これほど引き込まれたのは、ファンタジーとリアルのバランス感覚が非常に高く、
先の読めない展開と緻密な人物描写によって現実と錯覚するような纏まりがあるから。
それでいて小難しい描写や長ったらしい独白がなくスラスラと頭に入ってくる。
この密度と読みやすさを両立した作者の卓越した文章能力は圧巻の一言。
連載中ながら総合的に見て並ぶ作品がパッと思いつかないレベルの傑作。
レビュー作品亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~不手折家連載中 / 全321エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
正直なところ、和風ファンタジーは少し重く、洋風ほど頭を空っぽにして読めない印象があり、これまでは敬遠しがちでした。
しかし本作は、序盤から手に汗を握る展開がありながらも、穏やかさと愛しさをあわせ持ち、最後には心がほっと癒される作品です。

若くして使命を担うカッコいいご当主、影で支える知的系男子、健気で豪胆なヒロイン、たのしい侍女たち、ぷにぷにほっぺのお子さま、小物な悪役、ミステリアスな黒子、迫力あるラスボス、愛くるしい小動物、じれじれな恋愛要素まで盛りだくさんです。

炬燵と蜜柑は家族が集まる場所として印象的。
登場人物たちが背負うものは過酷ですが、その中でも緊張がほぐれる穏やかな団らんが心に残りました。
和風ファンタジーの魅力を、この作品で味わってみてください。