『天丼』
お笑いで同じネタを繰り返すこと。個人的にはお約束と解釈。

三年間学費無料といういかにも怪しい話に食いついて私立武田学園に入学してしまった山田（貧）。
学費無料の代わりに入らされた特殊奉仕活動同好会には、タイトルから想像される通り、風、林、火の文字を名前に含む生徒がいた！

ネタバレし過ぎだろって？
いえいえ、こんな誰でも想像のつくベタ展開なんてばれてもいいのです。
おかしいのは彼らの人となりと展開だから！
こんな展開思いつく作者さんちょっと頭おかしい（褒め言葉）

刮目せよ、山田（貧）の激動の日々を！
感じよ、山田（貧）の嘆きを！

ごめん嘘です。いい感じにお約束を交えつつ軽くサクっと読めるので、ちょっと疲れたなーという時に元気分の補給にどうぞ。

え？　さっきからしつこく出てきてる（貧）って何だって？
もちろん絶ぺ（自主規制）

日常における感情の機微。
大切なひとや時間を感じる瞬間。
時に高揚し、時に沈静する気持ち。

そうした心の声が、
素直な言葉で紡がれているところ。
それが、この作品における最大にして
最高のオススメポイントです♪

詩集ゆえ、すべてが独立した作品。
(なかには繋がりが意識されるものも
ありますが……)

なかでも私は、
『遠距離恋愛』が好きです♪
『理由なんてない』も捨てがたい……

前者は、
澄乃さんの『ただそれだけなの』
にも通じるところがあったりします。
(情景に違いはありますが……)

多くは女性の視点から描かれた作品。

四季のように
感情の移り変わりは鮮明かつ繊細。
そこに情景描写が見事に加わり、
非常に絵画的な世界が生まれる。

澄乃さんの才能と
優しさがうかがえます♪

ぜひ一度、読んでみてください♪

生産系タグで冒険したりバトルしたりする作品が多いですがこの話はかなり生産系のストーリーを順守しています。
冒険者や魔物に合わせていろいろなゴーレムを作るので次の話が楽しみになりました。また各ゴーレムのイラストも独創的で面白いです。
やや主人公が淡々とした感情のように見えますがチャラい感じのキャラが苦手な人には好印象では無いでしょうか。
ロボット好きな人にもおすすめです。

（……ま……か……聴こえますか……）
（もしも……この声が誰かに届いているのならば……）
（『蒼き蝶に赤き花』を見るのです……）
（これは……とても良いものです……）
（年頃の男女の心理を上手く描写しており……絶妙な距離感からのドキマギを読者に与えてくれるのです……）
（一話だけでも見てみるのです……一話だけでも……さすれ……其方……には……必……や……）
（……）

▼ あたり は しずけさ に つつまれて いる
▼ ここには だれも いない ようだ

　受験生にとっては追い込みの季節。
　この時期、「すべる」「ころぶ」は禁句かもしれない。
　けれどこの作品のタイトルは、まさに「ダルマサンガコロンダ」
　ダルマ界では落ちこぼれのダルマさんの話である。

　ある晩、受験生のオレは道でばったりダルマさんに出会う。このダルマさん、ダルマ界で必須の「ダルマサンガコロンダ」を教えてほしいとたのみこんでくる。そこでオレはダルマさんを連れ帰り、朝まで「ダルマサンガコロンダ」の猛特訓をするのだ。

　何しろ、メタボで手足の短いダルマさんである。
　すぐにバランスを壊してころんでしまう。しだいに芽生えてくるオレとダルマさんの友情の絆。果たして、ダルマさんはこの難関を無事にクリアできるのだろうか？

　新鮮で楽しい作品である。
　七転び八起きもなんのその。ダルマさんだってがんばるのだ。何度ころんでも負けないタフな精神を、受験生諸君にも捧げたい。

かつて勇者として召喚され、その使命を果たした男の魂は輪廻の果てに同じ時へと遡り少女の魂へとなる。共に戦った仲間の死を目の当たりにした勇者には、少女となっても『死』への恐怖が刻まれていた。少女は仮想世界で何を見、何を感じるのか。かつての仲間の死を十字架として背負い『死』を冠する名で何を成すのか。
ハーメルンにて連載されていた作品のリメイクとなっているこの作品。リメイク作品の多くは完結しないままになってしまうことが多いが、しっかりと書き上げて貰いたい作品だ。

ぜひ1度読んでいただきたい!!

　世界の崩壊がきっかけで、この世界の生きざまを描いた作品で描写が力強い印象を受けました。

　そんな描写力に飢えている僕でも、この作品は脈ありまたは絶対売れると確信しています(´・ω・｀)僕にも描写力があったら異世界救えたのに・・・。(そうほざくな！！(´・ω・｀))とか思いつつも精進していきます。)

　最後に微力ではございますが更新待ってます(´・ω・｀)

　久遠来栖(レビューありがとうございます。僕は似非関西人だと自負しています(´・ω・｀))

日常ある平凡な瞬間、スマホやPC、簡単にネットが繋がる社会。
そんな日常を一瞬で失った何て話なんです。

夢のような世界に男は目覚めると時に可愛い女の子に膝枕されたり、モンスターに追われたりと多忙な日々を過ごす、しかし男は決めていた。

強くなりたい！　いや、強くなると！

今だに覚めぬ男のロマンがギッシリの殺るか殺られるかの世界を生きる物語。

約束の果てに見える景色を誰とみるのか、結末はいかに？

読めばハマる。読んだら浸かるそんなワクワク作品。

勢いじゃなく努力ッ！

一緒に旅した気分になれる楽しい嬉しい逞しい！

さあ貴方の読書タイムに摘まんでかじって、味わってみてください！

カボチャのオススメです！

聖夜に結ばれたふたり。
樋野可南の姿はホテルにあった。
同級生・御影 稜に誘われた可南は、
そこから彼とふたり、ともに過ごし、
同じ時間を刻みながら「恋」を知り、
やがて「愛」を育む。

しかし、彼女は知ってしまった。
恋愛の甘味とほろ苦さを……

この物語は、
そんな彼らが紡いできた恋の最終回。
三部作中のラストを飾るエピソード。

私は敢えてラストを紹介します。
それは言わずもがな……

子どもではないけれど、
オトナにはなりきれない……

その狭間に揺れは男女の機微が、
繊細かつ丁寧に描かれています。

オトナの階段を登ろうとするが、
そこで様々な感情が動揺を誘うあたり、
とてもリアルだなぁと感心しました♪

心に灯るような温かさ。
ほのかに甘いけれど、
ほろ苦さも残るテイストは、
オトナになりきれずにいる恋人たちを
表しているように思われます。

ぜひ読んでみてください。

お風呂のお湯は暖かい、お布団は暖かい、ストーブは温かい。
使い捨てカイロも温かいし、エアコンも温かい。
でもそれらの暖かさはいつもあるものじゃない。

人のぬくもりはもっともっと暖かい。
作者さんの家庭はいつも温かいのだろうなーと思うと更にほっこりできますよ。

しかしながらあったかい輪の中にいないおとーさんはお仕事中だろうか？

きっとおとーさんが家に帰ってきたらこんなことが有ったよーと家族と話して、おとーさんも暖かいさんに加わるのだろーなとそこまで想像してしまいます。