この話は伝説である。
「勇敢な少女と白蛇」
それがこの伝説のタイトルだ。
少女が水の都に住む伯母の元に花を届けに行く途中に白い蛇に襲われる。しかし、花を渡すことによって白い蛇とは仲良くなれたというのである。
そのため無事、水の都は魔女によって全てが灰色になってしまったのである。少女が魔女に挑んだがまったく歯が立たない。そこにやって来たので先ほどの白い蛇である。その白い蛇が巨大化し魔女を退治したというのが、この話の結末だ。
この話を伝説だと考えるならば、この白い蛇はおそらく蛇ではない。何らかの者が白い蛇に例えられているのであろうと考えられる。
伝説にはそのようなことを考察する余地があるのが面白いところだ。あなたも是非、自らの説を考えて欲しい。