主人公アデルの正体は、４０歳のおっさん最上紳士《もがみしんじ》。

年齢的にはかなり落ち着いてくる頃です。それが異世界の貴族のやんごとなき家柄の子どもになるわけです。でも、いろいろと不都合が……体系やこの世界ではありふれた異能が発現しないのです！

でも大丈夫。主人公は慌てない。いや、ちょっと焦るけどね……だって、お母さんたちが寝ている間に「どうする？」って話をしているわけですよ。
模試の結果を見て深夜の家族会議を開く夫婦みたいですっごく胸に刺さりました(笑)

もう一つ、この物語で魅力的なのはキャラクターなんです。
いつでもどこでもジェントルマンな主人公に、いろいろとやばい執事リーゼ、王に捧げし必中の弓とかいう明らかなチート武器を扱うエミリア、妹好きなガウェインくん……個性豊か過ぎます。

アナタは誰が推しになるでしょうか？　私はアデル君のような性格のソフィア先生(文字数

注意です。
この作品はファンタジーではありません。
科学的な理論や理屈の整合性と夢と希望が作り出した諸々によって発明された次跳車【ハイエース】に乗る転生稼業の主人公が人を轢いて、その先で人がどうやって【生き直す】のかを見届けるお話です。

では、この作品の特徴である異世界に送る方法の理屈なんですが、次跳車が転生対象者と衝突するときの物理エネルギーが、搭載されているリンカーネーション・バンパーに充填された未知の粒子【ヘカトス粒子】と衝突することによって、対象者を異世界へぶっ飛ばすのです！

やばくないですか？
異世界へぶっ飛ばされる理屈を説明した作品なんてないです。たぶん……これから異世界転生物語を読む前にこの作品を読んでその辺りの理屈も学ぶと面白いかもしれません。

いつかこの設定がテンプレになる日を願って

本の好きな女の子と不老不死のキーワードに惹かれ読み進みました。

龍騎、巨大化、魔法少女風と、確かに何でもありの物語で、時空をさまようようなストーリー展開で不思議な世界観の中に引きずり込まれます。

主人公の語り手？の女の子が、本の世界の中で憧れていたものが現実になったのか、それ自体が虚構なのか。胡蝶の夢のような世界です。

個人的には、特に、「特異点」に興味を引かれました。

魔法が普遍的に存在している世界で魔法力が０というのはいったいどういう状況だろう。

あらすじを読んでこれを考えた。
一人だけスマホを持っていないような状況？いやいやもっとひどいかもしれない。

そんなことを考えて、１ページ目を開いた。２ページ目を開いた。サクサク進んでいくんですよ。人によっては地の文が少ないと思われるかもしれないが、テンポよく進んでいくので指のスクロールが止まりません！


それを支えるのが、魔力０の主人公：努力家アリアに、天才的な魔法の使い手の妹などの多彩なキャラクターです。イベントを通して明かされていく主人公たちの出自や広がっていく世界観。

行き着く先々で出会う人ならざる種族についてもしっかりと神話検証などがなされているのか正確でしっかりと練られていて理解が早かったです！

アリアの視点で、どんどん広がっていくストーリーを追体験してみてください！

　このレビューは若干のネタバレを含みます、嫌な方は今すぐ本編へＧＯ！
　というかレビュー読んでる時間が勿体無いので今すぐ本編へ！自信を持っておすすめいたします。


　良いですね？ではレビュー行きます。


　死ぬはずだったノブトシに憑いていたのはなんと死神！可愛い可愛い死神ちゃん！死神とはいえ神は神。
　この物語は異世界に転位したトブトシと、神と、死神ちゃんの大冒険。

　この世界にもやはり異世界へ行った者へのチート能力がありました。しかしそのアイデアが素晴らしい。

　それはギフト、神からのギフト。

　ただしギフトは三択だったのです。ここが肝でございます。
　能力を得る度に訪れる魅力的な三択。それは物語の主人公であるノブトシだけに留まらず読者も悩んでしまう事でしょう。

　ノブトシの選択が物語を進めます。
　是非ノブトシと一緒に悩んでみませんか？

内容は異世界転移もので、バトル・ラブコメ要素あり
全体の評価としては、なろうでは上位。商業作品としては中の上。という感じです
ちなみに私は書籍を購入しました。理由は後述にて

まず、登場人物の描写が丁寧
この作品の最も素晴らしい点です
それぞれの思考に共感出来るかどうかは読み手によりますが、どう考え何故そうなったか。というキャラ達の心がしっかりとあります

逆に情景描写はイマイチ
作者さんが意識してのことかもしれませんが、風景などの描写が少な目で景色が浮かぶ場面はあまりありません
戦闘も文章として読む感じで臨場感は少ないです

伏線の回収は上手い時と微妙な時があります

バトルものとしてはオススメしづらいですが、ラブコメとしてはとても楽しめます
そちらの要素が好きな私としてはとても面白い内容でした

なろうの質が低下している最近では、飛び込みで久しぶりの当たりです
これからも頑張って下さい

皆さんは、一度はニュースで見て思った事があるはずです。

くだらない理由で、殺人を犯した者が死刑になるのを。

日本では、まず複数殺さなければ死刑にならない。

しかし、そんな死刑囚の命と殺された人達の命が果たして同じなのかと？

ある意味で禁忌、しかし、誰しもが一度は考える命の天秤、そしてその天秤を平等にしようと行った医者の行動は、果たして、正義か？それとも、獣か？

この作品は、命の重さを量る天秤。出てはいけない答えの一つかもしれません。

死体漁りという新しいジャンル。
作者様が自信を持ってダークファンタジーと宣伝しておられますが、本当に濃いダーク感を演出している！
原型を留めないほど食われた子供の死体。
ゴブリンに孕まされた女たちの悲惨な未来。
血が血を呼び、死体が死体を生む。
まさにダークファンタジーといえよう。

主人公はアルマーニというおっさんだが、歳相応な物の考え方や武器の扱い、はたまた女の扱いまで手慣れている。気怠い雰囲気に、死体漁りをして日銭を稼ぐという汚いことをしている反面、格好良さは群を抜いていた。
他のキャラクターも登場する回数は少ないものの、どれも個性が強くインパクトがある。

戦闘はテンポは早いが時折立ち位置が分からん。
だが、それも気になることはない。一戦一戦が短い戦闘ではあるが、息をつく暇もないほどハイテンポだ。

長くなってしまったが是非とも読んでほしい！文字数が足りん！

物語
ダンジョンアタック物、と一口に言い表せないストーリーです
町中に突如現れた謎のビル
周りの友人や人々は気にする様子も見せない、そんな薄気味悪いビルに興味を持った主人公

そんなところから、お話が始まります

突入時から用意された武器やスキルシステム、敵など「よくあるダンジョン」の要素から在り来たりなストーリーが始まると思いきや、話が進むにつれて少しずつ舞台の全容が明かされていき、主人公や先にビルに侵入していた人達、ビルを作った謎の存在！


陳腐な表現ですが、謎が謎を呼ぶ現代ファンタジー！



因みに、私は主人公とヒロインの関係性がとても好きです！
よく有りがちな、一方だけが高い能力を持つような関係でなく、お互いによく理解しあい、強固な信頼関係を持つ二人の事が凄く好きです。

良ければそこにも注目して見てください！

※タイトルからは想像がつきにくいですが、戦隊ものです。

異世界からの侵略者「だぢづで人」から地球を守れ！
だが特殊な事情で『ファイバーズ』の５人以外は戦えない……！

主人公（ブルー）のおじさんは元傭兵。最年長にして唯一の大人。
オジサンには大人として彼らを守る責任があります。

上司から支給された武器は『ファイバーブラスター』と『ファイバーソード』――んな変な武器なんて使ってられるか！
と、元傭兵は信頼のおけるリアル兵器を使いまくり、他４人のメンバーと共に戦います。


――と、戦隊側はガチですが、実は異世界ＴＶの収録で。
スポンサーのために、頼む、ブラスターとソード使ってくれ！
果たして『ファイバーズ』プロデューサーは超現実主義のブルーにブラスターとソードを使わせることができるのか。

これは、男と男の、少しズレたガチンコ勝負の物語。

完結済み且つサクサク楽しく読めました。