転生者であり超能力者でもある『超能 力男』は平凡な日々に飽き飽きしていた。そんなある日、魔法少女と思われし少女が転校してきて─── 　この物語は、魔法少女のいざこざに対して主人公が傍観者になったり、首を突っ込んだりする話である。 ※物語中盤辺りまで魔法少女の活躍は基本的に後日談のような形で進みます(その話の中で問題が発生した。描写外で色々あって次の話解決済み。のような形です)。 ※ハーメルン様にて掲載している作品のマルチ掲載となります。 ハーメルン版：https://syosetu.org/novel/342654/

――こんなに大事にされていいんでしょうか？―― マリサは十八歳。 聖女として務めていたが、幼なじみに陥れられ、王太子から婚約破棄された挙げ句、国を追放される。 彼女が新天地として選んだのは、最果ての町、サニーサイド。 ダンジョンがあり、冒険者たちで賑わっている町だ。 いきなり魔物に襲われたマリサを助けてくれたのは、敵国の有名な黒騎士、サイラスだった。 無一文になったマリサに、サイラスは同居を申し出る。 追放された聖女と騎士、秘密を抱えたふたりの新生活が始まる――。

ある月夜に二人は出会う。 日本で暮らすごくごく普通の家庭の少女、湖上有栖。彼女はなぜだか異世界の王に気に入られる。狼にも似た、どこか不器用な青年に。 　目を覚ませば異世界。そこで己以外人ならざる者たちに囲まれて、少女はどう生きていくのか。 少しシリアス、ほんの少しのバトル要素な異世界で異種族恋愛物語。

　気が付くと異世界の不気味な家にいた怖がりな大学生、可知井景（かちいけい）が「心を奪われたら死ぬ」という噂がある幽霊屋敷のお化け達から逃げ出そうとするお話。 　果たして景は生き延びることができるのか・・・

武蔵野欅高校に通う2年生、モブ陰キャ男子の角丸碧人（かくまる　あおと）は、ある日の放課後、同じくモブ陰キャ女子のクラスメイト、音谷萌（おとや　もえ）とクラスの人気者である美馬穂乃果（みま　ほのか）の会話に出会す。 化学部である音谷は、部活動で作ったというアメを美馬に渡すが……音谷の様子がどこかおかしい。 その後、話の流れで音谷から渡されたアメを口にした角丸は、信じられないことに、音谷と体が入れ替わってしまった。 ただの事故、何のメリットも無い、ありえないモブ陰キャ同士の入れ替わり。 だと思われたが、角丸が入れ替わってしまった、目隠れメガネ陰キャ女子は、実はめっちゃ可愛いくて……クラスメイトであるイケメンや陽キャで人気者の女子、性格を使い分ける先輩に、性別と見た目が一致しない先輩などなど、一癖も二癖もあるメンバーに囲まれ、いつしか周りを巻き込むドタバタラブコメな展開に！ はたして2人の入れ替わりの行方は？　絡まる恋模様はWモテ期に突入？！ モブ陰キャ男子とモブ陰キャ女子の入れ替わりから始まる日常・学園ドタバタラブコメ、ここに開幕！ 当作品はカクヨム、Talesにも投稿しております。

　世紀の発見となるはずが、一転、物理実験の失敗によって起こった爆発で、別世界に飛ばされ転生した。自我をもったマジノ粒子により強力な力を授かった主人公カタロは目覚めるとなんと赤ん坊になっていた。 　そこは思いを形にできる―魔法を使える世界。新たな世界でプヨンとして生きることとなる。 　前世の物理知識を使いつつ、どれだけ魔法を使えるようになっていくのか！？ 　この世界で出会ったユコナやサラリス達とともに、知る人ぞ知る魔法の使い手として、人助けをしたり戦ったりと強力な力を活かしていく。 　ちょっとお間抜けなプヨンの新たな冒険が始まる！ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 読んでいただき、ありがとうございます。 もし、差し支えなければコメントいただけたらと思います。今後の参考にさせていただきたいです。

宝石に関する特殊能力をずっと秘密にしていたアリシア。 形だけの夫婦関係を解消し、自由になったのも束の間、王子の婚約者になってしまう！ 王子と共に仕事をこなすうち、アリシアはその鑑定眼を生かし始めるが彼女には更なる秘密があった。 宝石の記憶が読めるのだ。 孤独だった令嬢が王子と出会い、宝石を通じて人々と心を通わせ、幸せをつかむ話。 他投稿サイトにも掲載中。

「100の巡り」。それは100年という周期で復活する魔王を、女神に選ばれし勇者が戦い、繰り返し世界を救う物語のこと。 歴代最強と称されたリウル・クォーツレイは、しかし魔王を倒す前に自殺したことでそれは狂い始める。 真実を隠蔽する帝国。 平穏を疑わない人々。 主人公の青年アルニもまた、傭兵団の仲間たちと共に平穏の中に身を置いていた。 しかし突然傭兵団は解散し、行き場を失くした彼が出会ったのは――勇者一行だった。 「人工勇者」の少女ティフィアと、8年前より以前の記憶がない「勇者嫌い」のアルニ。 それぞれの目的や想いを抱えて、彼らは世界を巡る。 そうして明らかになっていく「謎」と「真実」に、最後にはどんな答えを見いだすのか。 ――これは王道であり王道ではない、絶望から足掻いて世界を救う物語。 この世界には本当に“神様”はいるのだろうか……？ ※最近はもっぱら月1ペースの更新です、ごめんなさい。

きらめく金平糖が散らばる夜空に、一本のロケットが。 世界初となる、銀河探査ロケット「サクシム」が発射される。 打ち上げは成功し、皆が歓喜する中、あるものは火星に行くことを心配するものもいれば、地球へと生きて帰ることを望む者もいる。 乗組員は、合計８人。 その中でも、家族を持つものは５人と多かった。 だが皆それぞれ、人類の進歩のために、そして帰り待つ、地球に残された、大切な人を置いて。宇宙へと向かったのであった。

　村で静かに暮らしていたクロエは、妹の代わりに辺境伯のもとへ花嫁として献上される。 　実は花嫁とは名ばかりで、辺境伯は領地から生贄に使える若い娘を差し出させていた。 　殺されるのを覚悟して辺境に着くと、待っていたのは年老いた領主ではなく金髪の美青年だった！！ 　急死した領主に代わり、第8王子のエイデンが辺境伯を継いでいたのだ。 　自由になったクロエは、エイデンのそばで新生活を始めることを決意する。 　家族に捨てられた健気な少女と、優しく頼りになる王子の恋物語。

　次にくるマンガ大賞（Web部門）に日本国召喚がノミネートされました。 　私の力不足で上位には入れませんでしたが、投票して下さった皆様、本当にありがとうございました 日本国召喚第1巻～6巻、コミック５巻発売中！！(第4回ネット小説大賞受賞作品) （書籍はWeb版に比べて全巻大幅加筆及び文章修正してます。読みにくいと感じる方は、書籍版をお勧めします） 　日本はある日、異世界へと転移してしまった。 　食料自給率が低く、諸外国からの輸入に頼っていた日本は、食糧難の危機に直面する。国民を飢えさせないために、日本政府はただちに非常事態宣言を発令。航空自衛隊は付近を探索し、南西約1,000km先に『ロデニウス大陸』を発見する。 　大陸に存在する『クワ・トイネ公国』『クイラ王国』との国交締結により、日本は窮地を脱した。 　それも束の間、大陸にもう一つ存在する覇権国家『ロウリア王国』が、『クワ・トイネ公国』『クイラ王国』に対し宣戦布告。再び訪れる危機に対し、日本はどう動くのか？ 生き残りをかけた、国家サバイバルの行方は――

明日花【あすか】は上京して3ヶ月目。ようやく新生活に慣れてきたときに、隣の部屋に長身でイケメンの蓮【れん】が引っ越してくる。 蓮は明日花が夢中になっている少年漫画の推しキャラにそっくりだった。 部屋だけでなく職場まで隣で、やたら蓮に声をかけられてしまう明日花。 推し活がバレたくない明日花は戸惑うが、親切で優しい蓮と少しずつ距離を縮めていく。 蓮もこれまで会った女性たちとまるで違う明日花に惹かれていく。 だが、二人はそれぞれ秘密を抱えていて――。 トラウマを乗り越えて再出発しようとするふたりのラブストーリーです。 ※カクヨムにも掲載しています。

　傭兵の男ルタレは魔女を殺したことで呪いを受け、あるものを奪われてしまう。魔女の呪いを解くには、魔女と契約し、彼女の取引に応じなければならなかった。

僕にとっての「死」は、薄っぺらくて理不尽なモノだったから。 だから平等であるべきだと思った。

　種族的にめちゃくちゃ魅力的（笑）に生まれた少女が、ものすごいイケメンに頑張ってアプローチ……していたはずが途中から反対にイケメンからアプローチされ始めて戸惑う話。 　あるいは、ものすごいイケメンなのに種族的に全くモテない美形が魅力的な女の子（笑）からのアプローチに翻弄されて戸惑……ったけど、途中から振り切って落としにかかっていく話。 もしくは、年上のセクシーイケメンに恋をしたピュアガールがイケメンに振り回されているようで、振りまわしまくっている話。 山なし谷なし。ただ両片思いの二人がいちゃつくだけの話。 ※予約投稿済です。 男女両視点で書いていきます。

才色兼備な公爵令嬢×眉目秀麗な王太子の話 この作品はpixivにも掲載しています。

　ある日お腹から最も遠い右サイド虫垂は、異物を携え独立を宣言した。 　僕らの7日間盲腸。 　ある程度虫垂炎で入院した実体験も絡めた主観的な話です。 　医療ドキュメントではないので、誤記や勘違いなどもありますが、厳密にそのあたりを修正してはいません。

　獣化。 　世界に突如現れたその病は、人が理性を失った獣と化し、人を喰らう異質な存在へと変貌してしまう症状である。 　そんな闇が潜む世界に生きる、普通の男子高校生である裁情（さばき じょう）は、奇妙な夢を見る。 　それは幼馴染の弦野弓月（つるのゆづき）が獣に変わり果て、情の頭に喰らいつくという恐ろしい悪夢だった。 　 　そして、情が夢から覚めた後も、既視感のある出来事がいくつも起きる。 　まるで、弓月が獣に成り果てた夢は正夢であり、これからの惨状を予知していたかのように。 　これは、大切な人のためならば己の運命さえも厭わず、自らの感情を武器として、獣と戦う者の物語。

ぺトとイエスのお話。ひょんな事から出会ったペトとイエスは当てのない旅に出かける。いつもユッタリとした手出しできない空気を持つイエスと、その弟子ペトが色々な出来事に出くわし、そして大切なモノを学んでいくお話。時折イエスに振り回される事があったりするが、ペトはそれでも今日も頑張るのである。読んで損は無いはず。

「俺は相棒の飛竜と一緒に飛ぶのが好きだったんだ。――でも、戦争で仲間や飛竜たちがたくさん落ちていくのを見て、俺自身も相棒を失って……そこで初めて気付いたんだ。いつか翼は、堕ちるものだって」 職業斡旋所に務めるシーウィの元に依頼が届き、やってきた場所は何故か王国軍の北域駐屯基地。しかも依頼人のディックは竜騎士長で、元英雄で、貴族様で――だけど高所恐怖症で飛べなくなった、不潔な変質者だった……？ 彼のために転職先を探すがうまくいかない。それもこれも、彼の立場やトラウマが原因だった。 5年前の戦争。他国の謀略。裏切り。喪失。依存。 それらが大きな火種となり、やがて世界を巻き込む戦火となる。 ――――これは過去（トラウマ）を乗り越え、人生と向き合う者たちの物語。 「俺はもう空は飛べないけど、だけどもう、誰も飛竜も堕ちない“空”になればいいと思うんだ」 ただ願うは、平穏だけだというのに。