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作者:遠野淳一/作品情報/Nコード:N9475JB
完結済 (全7エピソード) |
これは西暦1650年、江戸時代初期の長崎での物語。当時の長崎は鎖国、そして出島の影響により未曾有の好景気に直面しており、ほどなく江戸、大阪に次ぐ三番目の大都市として成長を遂げる。その大成長の少し前の物語、当時の長崎では『でんでらりゅうば』という唄が大いに流行っていたと言われている。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 和風 中華 長崎 鉄砲 丸山 遊郭 海戦 鄭成功 田川マツ 江戸 火縄銃 出島 最終更新日:2024/07/09 20:10 読了時間:約42分(20,906文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:遠野淳一/作品情報/Nコード:N2837IR
完結済 (全22エピソード) |
長崎に伝わる童歌に隠された謎を解く物語。
でんでらりゅうがでてくるばってん。
これは長崎県に伝わる意味不明の童歌です。そしてそれは江戸時代、長崎に現れたデンデラ龍との戦いを残した記録でもありました。現在誰も知らないデンデラ龍とは何なのでしょう? この童歌の正体を知るために、まず御神剣『百錬(びゃくれん)』について語る事から始めましょう。
古代中華、三国の時代、関羽(かんう)の霊を祭る御神剣を造るために、ただ美しいという理由だけで生贄にされた白蓮(びゃくれん)という貧しい村の少女がいました。その儀式は魂混(こんこん)と呼ばれ、生贄の魂と引き換えに願いを叶える事ができたそうです。白蓮は生まれた村と家族を守るために、関羽の魂を鎮める事を願いながら生贄として魂混を全うし、死んでしまいました。
白蓮は生贄として死んだ後も、魂は御神剣に縛り付けられ成仏する事も出来ません。白蓮の魂は何十年と関羽の霊を慰め続けました。次第に魂は御神剣に絡みつき、溶け合いながら金属を細胞に変えていきます。白蓮は新たな生命、御神剣『百錬(びゃくれん)』として生まれ変わりながらも健気(けなげ)に関羽の霊を慰め続けていました。
そして呉の国が滅亡する時、関羽の墓は荒らされ御神剣『百錬』は盗まれてしまいます。盗まれた御神剣はたくさんの人の手を渡り、江戸時代に長崎の出島に持ち込まれました。デンデラ龍のお話はいよいよここから始まる事となります。
ジャンル:童話〔その他〕キーワード: ヒストリカル 古典恋愛 伝奇 時代小説 天災 長崎 でんでらりゅう 崇福寺 関帝廟 三国志 最終更新日:2024/05/27 20:30 読了時間:約200分(99,598文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
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