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作者:東雲 比呂志/作品情報/Nコード:N5887KL
短編 |
ぼくの肩書きは「臨床工学技士(Clinical Engineer)」──
医者でも看護師でもない、“命と機械のあいだ”で働く、ちょっと地味な裏方職だ。
ICUで聞き慣れたピーピー音。
あれは、機械が命の不調を訴えてる音だ。
ぼくらは、その音の意味を理解して、調整し、命を守る。
でもその仕事は、誰にも気づかれず、名前も呼ばれない。
「それ、AIでよくない?」
ある日、言われたそのひと言がきっかけだった。
──なら、こっちからAIと組んで、新しい医療を作ってやろう。
そうして始めたのが、AIMEDというプロジェクト。
病院の外から、在宅医療を支えるサービス。
AIとセンサーを使って機器の異常を予測し、不安を抱える家族の声に応える。
誰にも任されてなかった“隙間の医療”に、ぼくたちは手を伸ばした。
初めは誰にも見向きされなかった。
でも、感謝の言葉が届くたびに気づく。
「ありがとう」って、こんなふうにもらえるんだ。
この仕事、やっぱりやっててよかったって思えた。
これは、ぼくが“すみっこ”から抜け出して、
ちょっとだけ前に出て、自分で選んだウインウインな未来の話。
目立たないけど、確かに命を支えてる。
そんな誰かの背中に、そっと手を置くような物語です。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: ネトコン13 現代 職業もの 臨床工学技士 医療 在宅医療 AI 成長 サクセスストーリー ヒューマンドラマ 裏方ヒーロー 静かな感動 病院 ピーピー音 起業 最終更新日:2025/05/10 08:00 読了時間:約42分(20,988文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:汪海妹/作品情報/Nコード:N2595GU
完結済 (全15エピソード) |
8年も片思いしていた年上の人。気持ちを告げずに別れを告げて、二人は離れ離れになるはずだった。スクールカウンセラーとして派遣された先で知り合った、静香さんと高校生の春樹君。友達とも恋人とも言えない曖昧な関係のまま、いつしか時は流れて春樹君は社会人に。ふとしたことをきっかけに、春樹君は静香さんの前から消えることを決意しますが……。
短編では語られることのなかった静香さんの背景に触れる作品です。
気がつけば俺は駆け出して、そして、定期も切符も持っていないから当然改札に阻まれて、ピーピー音が鳴っている改札を……、跳び越えた。
そう、彼女と俺との間の境界線を、この時、跳び越えた。
本文より抜粋 by上条春樹 26歳
2021年2月14日 魔法のiランド、小説家になろう同時掲載
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 年の差 オフィスラブ ネット小説大賞九感想 最終更新日:2021/03/01 08:11 読了時間:約201分(100,155文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 30 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
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