3人のハリウッド美人女優が、マリア・テレジアの魂の依頼で18世紀にタイムスリップし、 悪役貴族夫人ポリニャック夫人の言うなりで、浪費三昧のマリー・アントワネットの目を覚まさせるお話。

ベルサイユのばらは半世紀以上も前に書かれた池田理代子先生の少女まんが。 私なりに考察をした考えを綴っていきます。

一七七〇年五月十四日、コンピエーニュの森にて。 　アントワネットは自分の夫となる少年をすぐに見つけた。それは道行きに女官長から「ベルサイユ人らしからぬ王太子」と聞いていたからだった。 　ずらりと整列した青年貴族は、みな派手な格好をしていた。 　白い髪粉をふりかけた鬘《かつら》、大げさな飾りのついた帽子、白粉を塗りたくった化粧。その誰もが軽薄な笑いを浮かべている。その中に、静かな眼差しがひとつ。 　金糸でふちどられた青の上着をさらりと着こなし、アントワネットを無表情で見つめる少年がいた。彼は髪粉もかけず化粧もしていなかった。 　花嫁と花婿の目が合ったことに気付いて、ルイ十五世は機嫌良くこう言った。 「王太子、王太子妃に挨拶を」 　アントワネットも女官長に促され、歩みをすすめる。アントワネットは目をまるくした。 　────マリー・アントワネットとルイ・オーギュストの出逢いとはじまりの物語。 ★この作品はカクヨムにも掲載しています。（R15と残酷な表現ありは保険として入れました）

ウィーン包囲、オーストリア継承戦争など マリア・テレジアに拾われたサラマンダーマシロはハプスブルク家の子供たちの良き友となる 可愛さ無双 フランス革命、ナポレオン戦争、ウィーン会議開催時あたりまで

＜大人の女性向けのお話です＞　※　不定期掲載ですのでよかったら読者登録ください。 末娘のマリー・アントワネットを心配する母、マリア・テレジアの依頼を受けて 18世紀にタイムスリップする3人の大人女性！ ＜悪役令嬢＞ならぬ、＜悪役伯爵夫人＞　お金に強欲なポリニャック伯爵夫人の甘言から フランス王妃マリー・アントワネットを救いに行くのは――――― ハリウッドきっての美人女優！アン(Anne)アイリス(Iris)フィービー(Phoebe) マリア・テレジアはなぜ彼女たちを選んだのか？それはアントワネットの気質を知っていたから。 実はアントワネットは、今で言う女子会好きで、男性よりも綺麗な先輩の言うことを聞く、そんな性格。（事実ですよ）だからこそ。 ▼　美貌にものを言わせて勝ち気にガンガン攻め込むアン（Anne）、 ▼　理性的で優雅な美貌、アンのお守りができるアイリス(Iris)、 ▼　男性ならば必ずとりこにするセクシー＆キュートなフィービー(Phoebe)、 「30代だけど、18世紀のちょっと美人程度に私が負けるはずないでしょ、伯爵夫人が何よ！」 「美人でもいいことばかりじゃないわ。でもご存知？私の美貌を世界中がほめそやしたのよ」 「私は可愛いともセクシーとも言われるの。こんなアンビバレントな美しさはほかにないわ」 3人声をそろえて――― 『私達、ハリウッドきっての美人女優だもの！！伯爵夫人ですって？偉そうに何よ、18世紀の美貌なんて「紫外線」浴び放題でしょ？21世紀の私たちが負けるはずないわ！』 スタートは、映画オーディションに落ちた、傷心のアン。 彼女はウィーンのシュテファン大聖堂美術館で、マリア・テレジアが使っていた扇から 不思議な声を聞く。 「そなた、娘の目を覚ましてくださらぬか？」 ――参考文献のごく一部―― マリー・アントワネット　上　マリー・アントワネット　下　ツヴァイク　アントニア・フレイザー共に 王妃マリーアントワネット　知の再発見／アントワネットとマリアテレジアの書簡 マリーアントワネット華麗な遺産が語る王妃の生涯／ヴェルサイユ宮殿に暮らす マリー・アントワネット 華麗なる激動の人生 (別冊宝島 2500) デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット―ロココの落日

神聖ローマ帝国女帝マリア・テレジアには、子供を偏愛する傾向があった。 大学院政治学修士卒の美琴は、事故により乙女ゲーム「ハプスブルクの夢」の世界に転移し、マリア・テレジアの娘のマリア・アマーリアとなった。 アマーリアは女帝から「厄介者」扱いされる嫌われ令嬢で、手をこまねいていては意に添わぬうつけ者と政略結婚させられる運命だ。 アマーリアは知識チートを駆使して女帝との関係を修復し、平穏な日々を送ることができるのか……？ ※ この作品は「エブリスタ」、「カクヨム」でも掲載しています。

ドアマット姉妹であった実在した二人の姫君の小さな会話のお話です。 国主としては立派でも親、特に母親としては……ってあるよなぁと。 ※　ノベルデイズ、ノベルアップ＋にも掲載しております。

史上最強の令嬢『マリア・テレジア』 しかも史上最高の悪役令嬢の母。 一時は婚約者候補としてあがったフリードリヒ大王との因縁と戦い。 ありそうで少ないヨーロッパ宮廷物。 ※時系列の前後と脚色はありますが、架空戦記要素はありません。

ロレーヌ公国公爵の庶子ジェルメーヌとステファーヌは双子の公女だ。 一七二三年六月。公国の嫡男だったレオポール公子が病死する。 レオポールの弟であるフランソワが嫡男となるはずだったが、フランス王家の血を引くフランソワが家督を継ぐことに反対している家臣がいた。彼らは庶子であるステファーヌが男であるという秘密をジェルメーヌたちの母親から聞き出しており、フランソワとステファーヌのすり替えを目論んでいた――。 のちにハプスブルク家の全盛期を築くマリア・テレジアの夫となるフランツ・シュテファンを巡る、歴史の裏で繰り広げられるロレーヌ公国の跡継ぎ争いと、暗躍するプロイセン王国の物語。

オーストリアのハプスブルク家　女帝マリア・テレジアの空想歴史小説にするつもりです。 時代背景など変な点が出ると思いますが宜しくお願いします。