優しすぎる少年・三月 蓮は、明るく人気者の藤咲 あかりと、普通の高校生活を送っていた。 しかしあの日から、『普通』は壊れ始める。 目覚めた場所は地下室、そして彼の前に現れたのは、嬉しそうに微笑む、狂気。 逃げても、泣いても、許されない日々。 愛に飢えた少女と、壊されていく少年。 これは恋なのか。 それとも狂気なのか。 傷つけ合いながら、確かに触れた心。 歪んだ愛の果てにたどり着くのは、幸せか、それとも破滅か。 〜登場人物紹介〜 三月 蓮 前編の主人公 誰にでも優しく、流されやすい。あかりとは高校入学時からの友達。 藤咲 あかり 後編の主人公 明るくて活発。欲しいと思ったものは手に入れないと気が済まない。蓮のことが大好き。

※この作品は続編となります。 　変えることのできない性質と結末を知りつつも、果てるまでの道は自由と手を繋ぎ直した志乃と芳親。改めて麗部直武の旅路の供をするも、直武の結末もまた近づいていた。 　妖雛二人を含めた若者たちは、互いの関係の増加や変化を受けて影響し合い、戦禍を潜り抜けた者たちは決着を付けるべく、己が定めと再会する。数多の変化が起こる中、灯火もまた、新たに受け継がれていく。 　――進む道を照らす火は、いつ何時も灯されなければならない。 　これは、先を照らす灯火を継承し、傷つけ合いながらも生きようと進む人妖たちの物語。黄昏と灯明の和風ファンタジー成長譚、第二弾。 ※他サイトでも公開しております

ここは星花女子学園。 とある二人の少女がいた。 一人は綺麗な人に釣り合うようになりたい王子様願望のある少女、篠原美人。 両親のスキャンダルから芸能界を引退した元天才子役の宮城翼。 彼女たちは出会い、傷つけ合い、お互いのことを知り、歪な絆は正しく紡がれるのだろうか。

色んな種族、色んな魔法が存在するこの世界で、なおすことのできる少年と壊すことしかできない少女が出会う。 広くどこまでも続く世界で彼らは出会い、傷つけ合い、そして癒し合う。 近すぎても離れすぎてもいけない難しいヒューマンドラマ。

過労死寸前で目覚めたのは、異世界の王宮だった。 冷酷な美貌の王に「お前を王妃にする」と告げられたOLは、厳しい貴族教育に加え、聖女としての力に目覚めてしまう。慣れない礼儀作法や王宮の陰謀、ライバル令嬢たちとの衝突に心が折れそうになりながらも、王や仲間たちと共に魔物との戦いや国の危機に立ち向かうことに。すれ違いや傷つけ合いを乗り越え、冷たい王の孤独な心に触れた時、彼女は愛と運命を手にし、この異世界を救う――！

「――私、記憶喪失しているようです」 少女はある日、突如として記憶を失った。 名前も、境遇も、記憶を失った原因も。何もわからないままの少女、月乃玲明は過去の自分の足跡を辿り、魔術学園での生活を始める。 過去を知る唯一の幼馴染や、生徒会の先輩、友人たちに助けられながら送る平穏で楽しい日常の裏に見えてくるのは環境が織りなす問題や、自身の預かり知らぬ過去。 その全てに向き合った果ての終着点。 ――花かんむりの眠る場所で。 少女は何を選び取り、何を目にするのだろうか。 これは、少女と周りの人たちが悩み、助け合い、時に傷つけ合いながらも、過去を清算し未来へ進む話。 ＊R15レベルかはわかりませんが戦闘描写、血は出ます。 ※ただ今改稿作業のため投稿休止中です。2025春くらいには再開するつもりで作業進めています。

　無二の友人ユリウスと雨玄は生まれた国同士が戦争を始め望まぬ戦いを強いられる。二人は傷つけ合い、そして命を落とした。二人は最期に思う。「やり直せたら。こんな悲しい結末にはならなかったかもしれない。」と。 　そんな二人を神々が利用するために過去へ逆行させる。 　二人は歩み直す。二度目の人生を。もう二度と失わないために。

誰もに才能が与えられている世界。 他人と比べて自分の才能はちっぽけで役立たずだと思っていた月詠光。 しかしある日突然、謎の事件がきっかけで、100人分の才能の蕾を譲渡されてしまう。 国は少子化対策の名目で国力を上げるため、秘密裏に様々な種類のエスパーを生み出す活動をしていることを知る。 「エスパー改造開発機関SKJ」によって、この世は4種類の人間に分類されていたのだ。 エスパーの組織は数種類あり、それぞれの目的の違いから互いに対抗し合っている。 この世を平和にすべく、個々の信念があるのだ。 光はその内の1つの組織で100の才能を開花させながら、この理不尽な世界に抗うため謎を解き明かしていき、最強の変革者になると誓った。 様々なエスパー立ちに囲まれ、傷つけ合い、裏切り合い、助け合い、笑い合い、それぞれがそれぞれのトラウマに立ち向かいながらも世界を救っていくストーリーである。 (たくさんの伏線と、個々のキャラクターの過去やセリフに深い意味を持たせ、感動を与えられる作品にしています。物語が進むにつれ、それらが様々な部分と繋がっていきます。ただのローファンタジーではないので読んでいただけたら嬉しいです。)

　ルティリエール・エルトナーは魔法騎士家の落ちこぼれだが、三年前の『竜の顕現』をきっかけに白魔導士を目指す。 　家族の反対を押し切って、十五歳になる年にロシュフォード王立魔法学校に入学したものの、初っ端から念願の友だち第一号に夢を否定されてしまう。 　それでもめげずに前へ突き進んでいると、『竜の顕現』によって英雄となった同級生のレイス・リーデロウェルが魔力封じという呪いにかかっていることに気づく。 「え、どうしてわたしがリーデロウェルさんに触れると魔力が回復するの？」 　不思議なことに、ルティとレイスの魔力の相性がよく、互いに触れ合うことで一時的に呪いを緩和することができたのだが……。 　実はルティ、三年前にもレイスの背中を押していた。 　二人の再会は偶然か、それとも必然か。 　ルティとレイスは偽りの恋愛関係を演じ、呪いをかけた犯人を探る中で、個性豊かな同級生たちの人には言えない秘密にぶちあたる。 　時に傷つけ合い、時に決別しようと、ルティはみんなと寄り添う道を選び、真実に近づいていく。 「何度だって力を貸します。わたしの力はまだ必要⁉」 これは白魔導士志望の少女と、呪いを背負った英雄たちが幸せになるための物語。 ※この作品はカクヨム様でも掲載しております。

　幼い子供が病で息を引き取る直前、神に願い事を叶えてもらうことに。 その子供の願いにより、人々の頭上に数字が現れるようになった。 数字は0になると願い事が叶うことを表すものだったが、 逆にこれは寿命の残りを表すものだという噂が流れ、 噂に動かされた人々はお互いに傷つけ合い争うようになっていく。

生死を彷徨う者が迷い込んだのは 石を集めると生還するという不思議な森―― 独自の秩序を保ちながら果てしなく続く森の中で 石を巡って傷つけ合い、騙し合い、支え合う者たち 超然たる森に、石に、人は何を思い、何を託すのか パラレルワールドを舞台に繰り広げられるローファンタジーヒューマンドラマ ◇第10回日本ラブストーリー&エンターテインメント大賞最終選考ノミネート作品を改稿・改題したものです◇

苦しくて苦しくて迷ってる人、読んでみてください。

日本最後の日がやって来た。 それを救うことが出来る組織と、その中心人物であるヒロイン。 世界のために死地に赴くヒロインは、主人公を心の支えにしていた。 思いはすれ違い、傷つけ合い、それでも最後の日はやってくる……。

医師から「重度の鬱病」と診断され、毎日が下らないと感じる僕、高橋大輔は、なんかよくわらない女子の、高杉町が、キーとなってくる。そんな鬱病の死にたいコメディ。

　地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈－それが、銀河戦国史です。 　その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。 　さあ！あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の１ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか！ 　今回エリス少年のもとに舞い込む物語は、銀河史中世初頭を舞台とするものです。銀河連邦と一定の交流はありながらも、その本部と遠く隔たり往来が困難である事から、連邦による支援や規制が行き届かず、不公正で不安定な統治状態にある星団帝国「グレイガルディア」における、内乱の模様が描かれます。 　皇帝親政を望む勢力と、皇帝から統治の実権を奪った軍事政権を取り巻く勢力が、「グレイガルディア」の覇権を懸けて争います。更に、両者から締め出されてしまった人々、「アウトサイダー」も絡み、内乱は複雑化し、混迷化します。 　戦乱の中で人々は辛苦に喘ぎますが、特に、帝政にも軍政にも見放された「アウトサイダー」の境遇は、悲惨なものです。そんな彼等の中に、「ファング」と呼ばれる最強の戦闘艇団が現れます。盗賊兼傭兵を標榜する彼等は勝手気ままに、襲って殺して奪って犯して、といった活動を自任しています。 　そんな「ファング」が帝国の内乱に、どのように関わって行くのか。そして内乱は、どのように展開し、どのような結末を迎えるのか。内乱の中で、戦い、傷つけ合い、奪い合い、殺し合う一方で、助け合ったり、慰め合ったり、愛し合ったりする人々の姿も交え、「ファング」の戦いは描かれます。 　「ファング」のかしら、カイクハルド、軍政打倒に挙兵した名将、プラタープ・カフウッド、辺境への蟄居を余儀なくされた「グレイガルディア」皇帝、ムーザッファール、統治の廃退に憂慮する軍事政権総帥ラフィー・ノースライン、「ファング」に捕らわれカイクハルドの妾とされた貴族令嬢、ラーニー・ハロフィルド。彼等の織り成す物語を、是非、ご覧あれ！

自殺願望がある僕は、ある冬の深夜、屋上に立っていた。そして、どこかの病院では余命宣告に抗うことを決めた少女がいた。 そんな二人にある日突然、不思議な力が目覚めた。 『生きたい』と『死にたい』交わるはずのない思いは、その力を通して互いに傷つけ合い、成長していく。 これはそんな物語だ。

この世界では、朝が来ない！ そして、この国では、いがみ合いや傷つけ合い騙し合い 自分の事しか考えない世の中になってしまった！　 私の名前は、　『リリー.フランク』 私のお爺さまは、【この国の王様なのです。】 この国を変えることが出来るのか、、、？

『似てない双子』企画さまに寄稿した作品です。 URL https://inimeg.jimdo.com/ 顔のつくり以外似ていない双子、零(れい)と周(しゅう)。 成長していく中で、不器用に傷つけ合いながら繋がりを求めるふたりのお話。 兄弟ならではの葛藤、切なさを詰め込んだBLです。 ※カクヨムさんとの同時掲載となっております。

竜の死によって世界は生まれ、争いを悔いた神々が以後、世界を守護している。 主人公の少女、アナスタシア・ヌァザレイは、並々ならぬ事情を抱えた、薬の神に仕える美しい神官。けれどやることなすことは大胆不敵。清楚な外見で拳を振るう。いつも持っている銀竜の杖は凄く重い。有名な騎士様だって彼女には驚かされる。 長旅から数年ぶりに神殿へ帰ってきた彼女。しかし、しばらく経ってから、神殿付近の伯爵領で起こった不穏な出来事に頭を突っ込む。 彼女には秘密がある。そして、まだ誰にも言えない使命がある。 神々がいることは当たり前で、神と並び立つ存在である竜が大空を飛ぶ。人は地上で暮らし、その営みを続けている。時に笑い合い、傷つけ合いながら。 そんな世界に、危機が迫っていた。どうやら、アナスタシアはそこのところの諸事情を知っているようで。 アナスタシアは世界を救えるのか？　きっと彼女ならこう答える。「当たり前でしょう」と。 竜の聖女の英雄譚、よろしければ一読どうぞ。

特権階級とそこに入れない庶民が壁に遮断されて暮らす近未来。 『城』と呼ばれる場所から逃げ出した姫君と軍人であることを辞め、庶民にまぎれたかつての「英雄」が出会う――――。 それは、出会わなくてもよい人間同士が邂逅し傷つけ合い、別れなくてもいい人間同士が別の道へ歩いて行く……そんな新しい運命が廻り出す瞬間でもあった。