この作品は、一つの花火大会を通して、人それぞれの感情を描いた短編集です。 同じ花火を見ていても、その色は人によって違って見えるかもしれない、、、 一章 花火師 更科優の作る打ち上げ花火 大柳 ニ章 仕事帰りのサラリーマンが見る大柳 三章 別れたカップルが見る大柳 四章

　天使は、存在する―――。 　ここは、地球、三千年前、一対の天使の堕天によって地上の住人である人間と天界の住人である天使の立場が逆転した世界。 　天使側では「打倒人間」のスローガンが掲げられ、大天使率いる天使政府が人間撲滅を推し進めている。 　天使と人間の間の溝は深まるばかり―――。 　 　天界に最も近い場所で、人間と天使の間で恋の花を咲かせた天使・ラミリルは憂いを含んだ表情で空を見上げる。 　そこに、声を掛けてくる少女天使、そして紡がれる『決行日』という合言葉。 　巡らされるは計画、天を駆けるは策謀―――。 　少女天使は自らの作戦書に、最後の言葉を書き込む。 〝全ては、ラミリルの為―――〟 　既に別れたカップルを描く、苦いローファンタジー作品。 　※「みくらむ」にも一部を掲載しています 　※旧題「ヘブンアンドアース」より改題しております 【全章完結】

小島聡子には好きな男子がいた。その恋を成就するために、ある時耳にした「恋愛の神様」の住む古びたアパートへと赴く。ほうほうの体で辿り着いた八階いたのは、神様と自称する男。ドアを挟んで対面する聡子は、男が呼んだ風俗嬢と間違えられる。追い返される間際、自称・神の男から、話だけは聞いてやると時と場所をしていしたメモを聡子は渡された。 数日後、聡子と男はカレー屋で対面する。自称・神様こと、文多傳蔵（フミタ デンゾウ）は代筆業を生業にしている男。最近は対象の特徴から思考を割り出し、恋愛を成就させる恋文代筆も請け負っている。どうにも胡散臭さの抜けない説明に警戒している聡子に対し、傳蔵は目の前で別れたカップルを恋文で復縁させる。その一部始終を見た聡子は、傳蔵に恋文代行を依頼することに決めた。 更に別の日、友人・由梨の協力もあり、代筆された恋文を男子生徒に渡す時がやってきた。 なかなか切り出せない聡子。 その時、突風が彼女を煽り、恋文は飛ばされる。便箋が落ちたのは聡子の後輩・藍那の足元。 拾った藍那は中身を見てしまった。 目の色が変わる藍那。釈明をするのに必死な聡子。目の前の出来事に呆然とする男子生徒。 奇妙なタイミングで、すべてが台無しになった聡子は、それらをすべて放り出し、遠くへ駆け出すのだった。

俺の名前は「月見里 玲」（20）。現在大学３年生。 中高と男子校で育った俺は女の子とは縁が全くなく、ついに大学で彼女をGETしリア充の仲間入りをしていた。 そうつい最近まで。 ある乙女ゲームが原因で俺はリア充で無くなったのである。 ある乙女ゲームとは今世間で流行っている大人気作乙女ゲームの「Four season」のことで、そのゲームはガチ恋製造機と言われている。このゲームが原因で別れたカップルは多いという。 俺もそのゲームの被害者である。 大学で初めて付き合った彼女もこの乙女ゲームに熱中し、ある日別れを告げられた。 フラれたショックで寝込んでいた俺は、気が付いたら元凶ともいえる乙女ゲームの世界にいた。 しかもヒロインのポジションで！？ 性別は当然女に変わり名前は「四季 玲華」（16）になっていて、今日から父親が社長である最大手芸能事務所（Four season）の養成所に父親の指示で身元を偽り「月見里 玲華」（16）として入所することに。 こうなったら腹いせにゲームに出てくるイケメン達を全員自分の虜にしてゲームのクライマックスでフって復讐してやる！！！ 同作品をpixivに掲載しています。

別れたカップルを題材にした詩です

クリスマスの前に別れたカップルの歌です

冬晴れの日、海辺にドライブ。吹き荒れる海風を浴びて思い出したのは、出ていった彼、古い海辺のアパート、石油ストーブの臭い。２月の散文詩です。

喧嘩して別れたカップルが地獄に堕ちました。 ※２０１２年の１月頃、他サイトに投稿歴あり。

「合言葉」をテーマに短い話を３つ書きました。 一つ目は別れたカップルの話 二つ目は家族の話 三つめは門番の話です。

一度別れたカップル。またやり直すことになったがオマケが付いてきた?