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作者:羅心@桃姫シリーズ/作品情報/Nコード:N8952IX
連載中 (全171エピソード) |
鬼ヶ島にて──犬、猿、雉の犠牲もありながら、死闘の末に鬼退治を果たした桃太郎。
故郷の村に帰還した英雄は、やがて一人の娘を授かった──その名は桃姫。
桃姫が14歳を迎えた祭りの夜──突如として鬼の軍勢が村を襲撃した。
軍勢を率いるのは、かつて討伐された鬼ヶ島首領の息子──温羅巌鬼(うらがんき)。
村は瞬く間に蹂躙された──家々に火が放たれ、人々は血の海に沈み、桃太郎も巌鬼との戦いでその命を落とした。
「──桃太郎の娘よ、生きて地獄を味わうがよい──」
両親を殺され、燃える村にただ一人残された桃姫に対して巌鬼はそう言い放つと鬼ヶ島へ去っていった。
「──地獄では……生きていけない──」
絶望した桃姫は、涙を流しながら己の喉元に刃を突き立てた──その時、一人の麗人が桃姫の前に姿を現した。
美しい銀髪を月の光に輝かせた彼女は、震える桃姫の手を優しく握って、静かにほほ笑んだ。
「──私の名は、雉猿狗(ちえこ)。御館様の祈りを果たすため、ただいま天界より顕現いたしました──」
呆然とする桃姫に向けて、雉猿狗は天照大御神を思わせる慈悲深くも力強い眼差しで告げた。
「──桃姫様。あなた様が強い女性に育つその日まで、雉猿狗があなた様を必ずや護り抜きます──」
かくして、桃太郎の血を受け継ぐ少女〈桃姫〉と三獣の化身〈雉猿狗〉の日ノ本を巡る鬼退治の旅路が幕を開けるのであった──。
《桃姫シリーズ 全五幕》
【第一幕 乱心】
一夜にしてすべてを失った14歳の桃姫は、故郷の花咲村に別れを告げて、お供の雉猿狗と共に鬼退治の旅に出る。
【第二幕 斬心】
日ノ本を巡る旅路。出会いと別れを繰り返し、奥州・伊達領に辿り着いた桃姫は、16歳の女武者へと華々しい成長を遂げる。
【第三幕 覚心】
己の体に流れる桃太郎の血の力に目覚めた17歳の桃姫は、闇に飲まれる関ヶ原の戦場を救い清めるべく、神仏融合体へと開花する。
【第四幕 伝心】
悪徳陰陽師・道満と晴明、そして明智光秀の千年天下の野望を打ち砕くべく、18歳になった桃姫は神仏融合剣を携えて関ヶ原へと赴く。
【桃姫BLACK】
時は流れ──桃姫様の伝説から500年後の2099年。復讐の黒鬼と化した足立の姉妹が、闇に支配され滅びゆく日本の未来を斬りひらく。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 残酷な描写あり 集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 アイリスIF7大賞 ESN大賞9 女主人公 和風 戦国 伝奇 神様 仏様 桃姫様 桃太郎 陰陽師 最終更新日:2025/07/17 23:16 読了時間:約1,426分(712,666文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 34 pt ブックマーク: 6件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
作者:さわさわ/作品情報/Nコード:N6056HZ
連載中 (全9エピソード) |
アラフィフすら通り越し、年金受給すら目前に迫った老人の粋に近づいた初老の佐脇義弘は、この日も健康を気遣いルーティンとなった朝の散歩に出かけた。
そんなおっさんのアクシデントから始まる冒険譚
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 異世界転移 時代小説 冒険 ほのぼの 男主人公 現代、過去、異世界 魔法 最終更新日:2024/01/28 13:55 読了時間:約14分(6,828文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:葦原観月/作品情報/Nコード:N9649HB
完結済 (全10エピソード) |
平佐田が島を去って五年、神隠し騒ぎも落ち着き、島は平穏を取り戻していた。
神隠しの時子とともに現れた二人の子供も、島の子に交じって道場に通っている。
安仁と言徳ー出自不明の二人の子供を、神隠しの子と、気味悪く思う者もいる。
御館様はこのたび、御館家の氏神様とも言える黒御子様が、島神様に拝謁する祭りを計画した。島人から印象の悪い黒御子様を、子供の神様として島神様に格上げする祭りである。
島野子供たちの中から、島男七人衆と呼ばれる子供が選ばれ、祭りを盛り上げる。その中には、謎の子供、安仁も含まれる。
攫われた平佐田の子供の行方、お館様の計画、那医の苦悶……神様は全てお見通しです。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 伝奇 時代小説 神隠し 孔雀 島神様 祭り 七人衆 最終更新日:2021/08/29 15:51 読了時間:約181分(90,433文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:葦原観月/作品情報/Nコード:N4384HA
連載中 (全1エピソード) |
弔いに行った平佐田は再び、御館様に出くわす。滋子は、御館様から姿を隠そうとして、平佐田の前にしゃがみ込んだ。子供らの話から、滋子は御館様の許婚だと知って平佐田は気落ちする。
ところが、滋子には御館家へと嫁ぐ気持ちはなく、医者の助手になるため、平佐田に薬草の教授を依頼する。
急に道場が始まることになり、平佐田は島の役人、吉野から、守女について教えられる。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 伝奇 時代小説 御館様 許婚 夕刻の隠れん坊 守女 道場 最終更新日:2021/06/12 21:00 読了時間:約22分(10,549文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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