冷静で理論派だけど、どこかズレた憎めない看護師・三上真澄（40）と、ネイル命、推し事に全振りのギャル営業・小日向ひまり（20）。 真逆のふたりが週に一度、感染対策室で繰り広げるゆるくてちょっと不思議なミーティング。 「しつちょー！　ちわーっす！」の元気な挨拶から始まるのは、営業資料そっちのけでタピオカ片手の雑談大会。 ときにぶつかり合いながらも、少しずつお互いの足りない部分を補い合うふたりの関係に、思わずクスッ。 読後は心がほっこり軽くなる、そんな週一回の癒やしの時間をあなたにも。 一話完結の掌編なので、気軽にサクッとどうぞ。

(コインを入れてつまみを回したら出てきた丸いカプセルの中に入っていた物語) 　ガチャチャチャ、ガチャチャチャ。ゴトッ。 　ジャンルも文字数もまちまちで、話の内容も質もバラバラ。ガチガチャで出てくる景品に例えるのが適当といえるような、そんなレベルの短い物語集です。 　ガチャチャなので、いくら願っても希望する品だけは出て来なかったりしますし、コインの枚数に見合っているとは思えない物も中にはあったりもするものです。悪しからず御了承下さい。

幼い頃に読んだ本。自分を形作る本。本に導かれるように、少年は医師を目指した。

いらっしゃいませ！ 『花も積もれば華となる』は『お菓子のアソート』みたいな、味わいいろいろの掌・短編集！ 「感動？　微ホラー？　切なげな異類婚姻譚・ちょいエロなダークファンタジー？　純文学にSFまで、何でもそろっておりますよ。ご主人様のお好みを見つけ出してまいります……」（読書大好き主人に仕えるメイド風） 前作『ちりも積もれば花となる』に引き続き、ジャンルは様々。 楽しんで書かせてもらっております。お楽しみいただければ幸いです！

30秒で読めるＱ&Ａ 簡単なミステリ、あるいはクイズ、そんな掌編 日常の謎、多め ※カクヨムでも連載

お城の舞踏会に招かれたシンデレラ。 けれど王子はセクハラ全開の最悪な相手だった！ 夢破れた彼女は今宵、ガラスの靴を脱ぎ捨てて走り出す―― 1分で読めるシンデレラ改変コメディ。

掌編小説という銘打ってはいますが、二割が掌編小説で、八割がた文章の長さが短編に属するのではないかと思っていたのだけれど気のせいだったかもしれないと表示されている文字数を見て思う今日この頃。ジャンルは分別なく多種多様で、季節に沿った話が多いです。 数字が付いている話＋「苔生す狼」以外は一話完結しているので、気になった題名を覘いてみてください。 起承転結している話よりも、日常非日常の一場面を切り取った物語が多いと思います。 『カクヨム』の自主企画に参加した作品も投稿しています。 長編全編が行き詰ってしまったのですが、物語、文章は書きたいので、ここに記しています。 『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているＨＰ『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。 2025.9.9.「草露白し」「冷たい水が心身にしみわたった」を掲載。

　海で見つけた桜貝を、僕はそっと拾い上げた。 　妻が桜貝をそっとつつく。彼女の爪に似ている。 「また来ようね」 ◆ 海の情景を静かに書いた掌編小説です。 一話完結・約600字。

タキオン粒子が見付かった。これにより地球人の行動範囲は格段に広がり、遂に宇宙の果てまで到達した。

　人間の皮膚細胞は、およそ28日で入れ替わるらしい。 　私はお風呂に入りながら、終わった恋のことを思い出していた──。 ◆ 純文学風の掌編作品です。 一話完結・約400字。 2025.7.21執筆

　前世で読んだ小説の悪役令嬢フランソワーズに転生したと気づいた時には、禁断の薬を作り終えた後だった。 　フランソワーズが作ったのは、相手を隷属させ、ゾンビ化させる惚れ薬。 　断罪と処刑を恐れたフランソワーズは、薬を窓から投げ捨てた。 　これで一安心……と思ったのだが、窓の下には林檎の木があり、惚れ薬の成分を吸収していた……。 　そうとは知らず、フランソワーズの義弟がその林檎を皆に食べさせてしまい……屋敷はゾンビに取り囲まれてしまう。 　ほんのりギャグ、ちょっぴりホラーな掌編。 「Copyright（C）2025-まほりろ」 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断配信も禁止します。 ※他サイトにも投稿予定です。

　現代ダークファンタジー小説『フェアリーリング・フェアリーテイル - 術界伝綺 -』のSS集です。本編に組み込むまなくても影響のない掌編や閑話を主に投稿いたします。 　本編を読まなくても理解できる話もありますが、基本的にはどのSSも本編既読者向けの内容です。 ※ 更新は不定期です。 ※ 本作は以下の投稿サイト様にて、重複投稿をしております。 「カクヨム」様 https://kakuyomu.jp/works/16818622170319447687 ※ 用語集・解説ブログ https://fairyring-fairytale.blog.jp/

越久夜町の寂れた商店街にある『小林骨董店』なる骨董屋を営む女性。小林 緑。 彼女はイヅナまたは伊豆那という精霊を使役する「イヅナ使い」の家系に生まれ、イヅナに憑かれている──そんな彼女の日常。 長編小説「開闢のミーディアム ～人ならざる者が見える辰美の視点～」に登場する小林 緑の短い話を集めた何かです。 基本緑さんが主人公です。「開闢のミーディアム」を読まないと分からない事が多いですが、さらっと受け流してください…。 時間軸は開闢完結後の世界です。また開闢完結世界とは微妙にずれた世界緑さんの話も書きます。 ショートショートと言いつつ掌編小説かもしれません。 たまにショートショートだけに出てくるキャラクターがいます。 基本的に一話完結だったり、連続する話だったり。 ホラー要素はたまにありますが、よく分からない感じになっています。

2025年8月、高校最後の夏、部活動の引退を迎えたばかりの高校三年生・三浦和輝の日常と内面を、一週間ごとに切り取っていく連作掌編である。 夏のすべてを懸けた吹奏楽コンクールが終わり、部長という役割を終えた和輝。燃え尽きたような虚無感と、ぽっかりと空いた時間の中で、彼の新しい日常が始まる。

いじめっ子となるか、いじめられっ子になるか、それはちょっとした分岐の差で、一度分かれると実際には交わる事はない。何かが起きなければ。

その気配を感じる人も、感じない人も――誰もが毎日、必ず会っている「魔」がいます。それは、睡魔。 桐人の前に現れるのは、「夜」という名前をもつ睡魔、ノッテでした。 会えたと思ったら眠ってしまう。 それは睡魔と人間との、避けられない運命なのでしょうか。 ※この作品は次のサイトでも公開しています⇒pixiv、アルファポリス、エブリスタ、カクヨム

短い話をそのつどアップするには不便なので、ちょっと試しに、短編などをまとめて見られるようにします。 お題ものや試作なども入れる予定。

「推し活」が世の中で話題になって久しいですが、決していい面だけじゃあございません。 キャッキャと同じ趣味を楽しむかと思いきや、修羅場になることもありますようで……。 人の心というのは、なんとも難儀なものです。 ◆ 落語や講談を模した語り口で、同好の士の軋轢を描いた掌編です。 一話完結・約1600字。 2025.8.14執筆。

奇妙な味の掌編。 路地裏に大きな魚がいます。

空からトイレットペーパーの円盤が降りてきて、不思議なことが起こる掌編のコメディです。