神様も大変よね。 祭りで賑わう境内から逃げ、拝殿裏手の岬に向かう私。 石段の脇に立てられた幟には、萌えキャラ化したご祭神が描かれている。 こんなの、神様だってサボりたくなるわよ。 人間だってサボりたくなるんだもの。 巫女衣装を翻して石段を上り切り、ようやく辿り着いた祠には、祭りの日だけに作られる特別な柏餅が——ない？　もしかして盗られた？ ちょっと待って、これ、マズいんじゃないの？ ※このお話は、巫女衣装を着た女の子と、カラスから柏餅を取り戻した幼女が、激おこ神様の異界から逃げるお話です。

柏餅に舌鼓を打ちつつ、まったりしていました。 猫の店長さんを撫でながら。

崩壊した世界に取り残された1人の少年。言葉も知らない愛も知らない、そんな彼が世を作る話。

勉強はできるがあまりパッとしない高校生の藤島。灰色のような春を送っていたが彼の視界が鮮やかに彩られることになる。そう、恋に落ちたのだ。サブカル系女子の不思議系美少女の小林に惹かれ、彼の高校生活は大きく変わる。そんな甘酸っぱい青春の舞台に登った彼を見届ける話。

治癒師をめざすユーリは、ダンジョンでの実習中、自分のいる世界が、ゲームの世界なのではないかと、考え始める。

　月の裏側には兎族の暮らすウサキングダムがある。 　兎族は、地球上の人間と似たような見た目をしているし食べる物も生態も同じだ。唯一違うのは、体を構成する主成分がタンパク質では無くMOCHI-M00Nという未知の物質でできている事だ。 　今日は五月五日、こどもの日。ウサキングダムは特産品の柏餅作りに大忙し。 　そんな中、ウサキングダムの幼き姫「ラビ・ハーツ・ウサキング」は昔ながらの柏餅に飽きてしまい、最先端の柏餅を探しに地球へ向かう——!! 　2024/5/5に書いてそのままだったので、二ヶ月以上遅れていて季節外れ感がすごいです。すみません。 2024/07/31　追記 カクヨムとエブリスタにも載せました

最初は普通の高校生活を送っていた主人公だがある日をさかいにクラスからいじめられてしまう。いじめはエスカレートし、主人公はいじめに耐えれずに...

五月五日は端午の節句です

──もしもイメージカラーが現実になったら。 人々が色を示す遺伝子〈色〉を宿して生まれてくる。これはそんなもしもの物語。

深夜のラジオ放送を楽しみにしている私が、ある夜から怪音に悩まされるお話。

特に何の特徴もない普通の会社員、烏丸 玲は夜勤続きの帰り道にアパートの階段から足を滑らせて死亡してしまう。意識を失い、目が覚めると見知らぬ森の中に！ 玲は転生時に手に入れたスキルを駆使して異世界を巡っていく。勇者？魔王？そんな物はどこ吹く風。ひたすらに自分の目的のために突き進む異世界冒険譚！

風薫る五月。ハルさんの家に幼なじみのコハルさんが遊びに来ました。 数十年ぶりの再会に盛り上がっていた二人でしたが、手帳に書かれたコハルさんのある言葉を読んで、とつぜんハルさんが泣きだしてしまいました。

三語いただいて書くということで、柏餅、傘、虎から生み出したお話です。三語中二語は、身内から貰ったものですが…。 迷走しましたが、よろしければ楽しんでください、

柏餅が美味しかった。やはり、こし餡が良い。

アネキの命令でコンビニへ出掛けたオレは、怪しげな黒服の男達に銃口を向けられた。とあるゲームのバグを修正する為にゲームの世界へ転生しろという。冗談じゃないと逃げるオレに容赦なく銃口が火を噴く。意識を取り戻したオレは、どこかで見たことのあるプロローグを耳にするのだった。

そう、始まりは一通の手紙からだった 主人公、佐久間 優羽の元に届けられた差出人不明の封筒。その封筒は普通の白い封筒とは異なり、全てを呑み込むような黒い色をしていた。最初は不審に思っていた優羽だが……

ありふれた剣と魔法の世界で勇者が恋に落ちる、かもしれない物語。

柏餅食う？っていうのが、最近のお気に入り。

私皇時雨(すめらぎしぐれ)は中学生。 そしていじめを受けて自殺した少女。 ーのはずだったんだけど…

平凡な男子大学生である。八雲 悠磨(やぐもゆうま)はとある休日祖父である八雲 梅五郎(やぐもうめごろう)に用事があるから来いっと言われ半ば強制的に祖父が管理してる神社まで訪れた。そこで起こる数奇な運命に誰が予想したことか…