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作者:屯田 水鏡/作品情報/Nコード:N1369FJ
完結済 (全33エピソード) |
「漢委奴国王」の金印が出土したことで知られる志賀島を探索する私は、北部にある勝馬という集落、金印公園、志賀海神社などを調べるうちに、かつて志賀島を拠点として海に雄飛した阿曇族の歴史、後漢の光武帝からもらった金印の謎について、さらに思索の迷路をさ迷うのであった。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 時代小説 志賀島 阿曇族 綿津見三神 金印 漢委奴国王 邪馬台国 伊都国 奴国 後漢書東夷伝 魏志倭人伝 古事記 日本書紀 志賀海神社 万葉集 最終更新日:2019/04/27 03:03 読了時間:約70分(34,575文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 8 pt |
作者:屯田水鏡/作品情報/Nコード:N5859CF
短編 |
悌儁(ていしゅん)は玄関脇に置かれた安楽椅子に深く沈みこんで眼を軽く閉じ、心地良い瞑想に耽っていた。
夢と現の狭間を行き来している悌儁の身体を撫でる仄かな風は年老いた彼を遥かな思い出へと誘うのであった。
ゆったりとした波のうねりと心地よい飛沫を浴びながら群青の海原に漕ぎ出した若き日の旅路の記憶が影絵のように老人の瞼の裏に浮かんでいた。
景初三(二三九)年も暮れようとする頃、魏の東方支配の拠点であった朝鮮の帯方郡で建中校尉(けんちゅうこうい)という職にあった悌儁は、若き日、帯方郡の太守、弓遵(きゅうじゅん)の命令によって倭国の使者、難升米(なんしょうまい)と牛利(ぐり)を遥かな異国、倭国まで送り届けた。その女王国邪馬台国までの旅路とそこで出会った、妖しくも美しい女性のことを、懐かしく語り出すのであった。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 魏志倭人伝 邪馬台国 卑弥呼 奴国 伊都国 阿曇族 最終更新日:2014/08/02 17:57 読了時間:約55分(27,309文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 26 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
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